IS-大地を駆る死神-   作:レイ・アリス

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いいサブタイトルが思いつかなかったんですッ!

ほわほわほわ~となんとなくわかるようなわからないタイトルですね。
ハイッ!


姉という存在、妹という存在

 

―数分後。

 

 

独特ネーミングズの盛り上がりも一旦終わったので通信を着るべくレイは口を開いた。

 

 

「束、そろそろ切るぞ。

コアは予定通り送ってくれ。」

 

 

『うん、わかったよー、束ちんに任せんさい!』

 

 

どうやら束に本音がつけた渾名は『束ちん(たばちん)』らしい。

やはり独特だが、それを自ら名乗っているあたり気に入ったようだ。

 

 

「…あとは、そうだ、一つ確認がある。束、私の『紅姫』は特にいじってないよな?」

 

 

『あ、うん、ダイジョウブダヨー』

 

 

あからさまに目線をそらす束。嘘をつこうと思えばつけるのに、つかないのは

多分束がレイに嘘をつきたくない事からそんな態度になったのだろう。

 

 

 

「はぁ、明らかに目が泳いでいるな。

何度も言っているが、アレは通常の人間には使用できないし、

束でもブラックボックスをいじれないようになっている。

勝手に調整して人間を乗せたりしないように頼むぞ。」

 

 

『わ、わかってるよー、や、やだなー、私がそんなことするわけないじゃないー(棒』

 

 

すさまじい棒読みでは信じろというのが無理である。

 

 

「演技力のなさも本音とよく似ている。

…実は篠ノ乃箒じゃなくて本音の姉なんじゃないのか?」

 

 

『私も一瞬そう思ったけど一応箒ちゃんが私の妹だからねー』

 

 

しみじみと語る束。多分普段のIS学園での箒とかも観察しているのだろう。

当然、箒の【あの人とは関係ない】台詞や【私は篠ノ乃束の妹】発言も見ている事だろう。

 

 

普段は関係ないといいつつ、都合のいい時、悪いときに限り、姉の名前を盾にするその行動を。

 

 

「正直二人の前だから私はいいたくなかったが…

束。悪いが私は篠ノ乃箒は人間性から好きになれないタイプの人間だ。」

 

 

そう告げるレイ。

本来の束であれば最愛の妹を好きになれないと他人に言われたら激怒するだろう。

だがここ最近のその妹の行動やレイとの交友関係から、激怒はせず、それどころか頷いて口を開いた。

 

 

『最近の箒ちゃんの言動はちょっとアレだと私も思ってるよ。

どう考えても都合よすぎだからね。レッ君が嫌うのも分かるよ。』

 

 

などと言ったのだ。

多分束も見えないながらにストレスでも抱えているのだろうか。

 

 

「織斑一夏を私は強化特訓する。それにあたって箒が特訓にいても無意味…

邪魔になったら私は迷わず彼女を特訓のメンバーから外す事も視野に入れているが…

束、そんな私をキミはどう思う?」

 

 

今後の予定を告げるレイ。

まだきちんと見ていないが、箒の特訓が一夏に利とするものであるのならいいのだが、

普段の二人をみるかぎり、現時点では少々ずれている可能性がある。

そう思ったがゆえのレイの言葉であった。

 

対してそんなレイの問いかけを受けた束は珍しく眉間にしわを寄せながら数秒ほど考え込むと

真剣な表情でもって口を開いた。

 

 

『昔の私ならレイを切り捨てて二人を私の力で強くしようと思う。

でも、今の私の中での優先順位は僅差でレイが上だから。

だから、私はその判断を下したレイに思う事は何も無いよ。』

 

 

「…そういってもらえてうれしい限りだ、束。

あと関係ないけど、束もそんなシリアスな口調できるんだな。」

 

 

そんなレイの何気ない一言で張り詰めていた緊張が解き放たれると同時に、束の口が膨らんだ。

 

 

『むぅー。せっかく束さんがレッ君の言葉に真剣に返答したっていうのにー。

その反応はないよー、束さん今とってもぷんすかだよ!』

 

 

まるで子供みたいにわめく束、その様子が微笑ましかったのだろう。

レイが吹き、そんなレイの反応に耐え切れなかった簪と本音も吹き出し、

 

そんな中心人物となっている事に気が付いた束はさらにぷんすかして一方的に通信を切るのであった。

 

 




そして再び本文が短くなるという。
そしてストックもごりごり削られていく。

今回の話までは日時予約による投稿だからまだいいけど
次はストックにいたるだけの長さがないので

今回の話が投稿された後しばらくかかるかもしれないです。

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