もしも誤字とかあったら感想で連絡くれると助かりますです。
ハイッ!
本音と簪の部屋を目指していると、正面より織斑先生がやってきた。
「レイ、何をしている?」
「話せば長くなりますが、簡単にいうと
私が原因で本音が捻挫したから運んでいる、って事ですね。」
「成る程な。…ところで一つお前に聞きたい。
――レイ、お前一体何をした。」
どうでもいいが、どうして…こう、IS学園の人はちょいちょい唐突な質問をするのだろう。
「何の事ですか?」
「――その様子だと、とぼけているわけではなさそうだな。すると…あいつの仕業か。」
「織斑先生?」
レイが返答をすると真偽を観察しつつ独自の推理をする千冬。
その行動に問いを投げ返したレイだった。
「あぁ、すまないな。
突然だがレイ。部屋の移動だ。
本来ならば一人部屋に移動する予定だったが、
急遽変わったようでな。特例ということで、そこにいる更識 簪、布仏 本音、
以上二名の部屋に三人目として移動する事となった。
だが、これは強制ではない。丁度いるから聞くが、二人はどうする?更識、布仏。」
どうやら「しばらく」が早速解除されそうな流れ
「私はレッ君と同じ部屋でもいいのだ~」
むしろバッチこいみたいな雰囲気をだす本音。
最後の砦は、傍らの簪だが…
「私も構いません。何より本音が心から信頼している人だから。
私も信頼できます。」
まっすぐ前をみて織斑先生にそう告げる簪。
だが、念のため織斑先生は問いを投げる。
「(見た目は兎も角、性別は男の)レイと同室でいいのか?」
「(女の子である)レイを拒絶する理由はありません」
やはりこの学園の人は重要なところだけ省く癖があるのだろう。
本音やレイも気付いていないことだが、二人の会話は表面上は噛み合っているが
実情は全く噛み合っていない。
ともあれ、そこまで言い切る簪に織斑先生も納得したのか、レイに二人と同じ部屋のルームキーを渡した。
「では、荷物の方をレイは後ほど移動するように。」
連絡事項はそれだけだ。
そう言うと織斑先生はその場を離れていった。
方向が寮長室でないあたり、まだ用事があるようだ。
残されたレイ達はとりあえず、本音を運ぶ事とレイが部屋を覚える事、
その為に歩き始めるのであった。
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≪1030号室≫
移動というほどの距離ではないが二人の部屋に到着した。
レイは本音をベッドへ下ろすと、二人に向かって頭を下げた。
「改めて、本音、簪。これからよろしくねっ!」
「よろしくなのだ~」
「こちらこそ、よろしく」
簡単な会話の後レイは少ない荷物を取りに戻るのであった。
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まぁ3~4部屋程度しか離れていない為、引越しはスムーズに終わった。
「さてと、じゃあまずルールを決めましょう。」
そう言いだしたのはレイである。
「?どういう意味?」
するとレイの言葉に頭の上に大量のクエスチョンを出し始める簪。
そんな反応の簪にレイは苦笑と溜息を織り交ぜながら言葉を発した。
「簪、私を信頼してくれるのはうれしいけど、流石に無防備すぎるよ。
仮にも私は男なのだから、少しは「え?」…え?」
レイの台詞にさりげなく現れた言葉に簪は耳を疑ってしまう。
その反応にレイもまた素っ頓狂な反応をかえしてしまった。
「え、えっと…レイは女の子…だよね?」
「…………」
恐る恐る再確認をする簪に対しレイは無言かつジト目を簪…ではなく本音に向けていた。
そんな視線をうけている本音は全力で視線をそらしている。
当然レイの返答が無い上、レイは本音を見ているのだから簪はそちらを見てしまう。
そんな二人の視線を受けた本音は程なくして降参を宣言した。
そしてそれぞれの言い分をまとめると…
「男には見えない」という簪
「レッ君といっていたから男だと理解していると思っていた」というレイ
「ちょっとした悪戯だったけど、それが定着して伝えていないことを忘れていた」という本音
その結果、6割は本音が悪いという事になった。
さてあと4割は誰かといえばレイである。
簪も本音もレイは悪くないという確かに、状況だけみればそうだろう。
だが、本人いわく、
『自分の容姿を考えたら相手が分かってるとしても理解しているか把握する事も必要だった。』
だから再確認していなかった自分の落ち度もある。
つまりそういうことである。
つまりそういうことである。
本格的にストックがなくなりました。
これが投稿されて次の日更新されなければ、
作者がせっせと次の話を書いていることでしょう。
そのときはしばしお待ち下され。