ポケモン不思議のダンジョン─星の調査隊─   作:朱薙

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今回はダンジョン2階層からです。
今回ボス戦があるのでボスの情報を後書きに載せてます。
次回以降もダンジョン挑戦開始の話の前書きで出撃パーティーのステータスを、ダンジョン攻略中はダンジョンの情報を、ダンジョンのボス攻略回ではボスのステータスを後書きで載せます。

試練の森
敵Lv.5
全5階層
(5階層目はボスエリア)
推奨Lv.5
現在 2階層




試練の森②

2階層に登っても何も変わることは無く、アイテムを拾いながら敵ポケモンを倒してどんどん登って行く。

階層を重ねる毎にイーブイとの連携もしっかりしてきた。

そのお陰か、スムーズに4階層を突破でき、ついに最終層である5階層へ続く階段の前まで来た。

 

「この先が・・・」

 

「あぁ、この先は俺も手出ししねぇ。

お前らだけで頑張れ。

試験官は手強いからな。

考えて立ち回れよ。」

 

アーケオスがそう言って微笑む。

俺達は階段を登り、次の階層へ向かった。

少し小さめの1部屋でそこにはガブリアスがいた。

 

「おう、早かったな。

お疲れさん。

アーケオスも悪かったな。」

 

「良いって事よ。お互い様だろ。」

 

ガブリアスはそう言って微笑んだ。

 

「さてと、こっから最終試験だ。

ここにいる試験官を倒せ。

アイテムの縛りはねぇ。

どんなアイテムを使っても構わねぇぜ。

それに、2対1で数も有利とれてる。

まぁ、相手は1人でもお前ら2人よりつえぇけどな。

俺からヒントとかは一切言えねぇ。

相手と対峙して、戦闘の中でヒントを得て戦うんだ。

そんじゃ、頼んだぜズルック!」

 

「はいっす!

ちっす!ズルックって言うっす!

まだまだ駆け出しっすけど試験官任されたっす!

任されたからには全力で行くんで、覚悟して下さいっす!

そんじゃ、準備は良いっすか?

行くっすよ!!」

 

ズルックがそう言って俺達の前に対峙する。

 

「先制はそちらにあげるっす!

そちらが動き出したらそれをスタートの合図にするっす!」

 

ズルックがそう言ってこっちをじぃっと見つめる。

 

「イーブイ、スピードスターで遠距離攻撃。

俺は間合いをとりながらみずでっぽうで援護するからズルックが近付いてきたらにどげりして。

あくタイプ入ってるから効果抜群だよ。

だけど、相手のかくとう技もイーブイには効果抜群だから気を付けてね。」

 

「うん!じゃあ、私の攻撃スタートで良い?」

 

「あぁ、それで頼む!」

 

ズルックに聞こえない様に話す。

俺は今回、とあることを試そうと思っている。

それは、図鑑説明の生態が本当かだ。

メッソンは透明になる能力を持っている。

これは、アニメでも発揮されていた。

しかし、とくせいや技でそんな物は無い。

そう言う場合、発揮されるのか試したいのだ。

俺とイーブイが目配せするとイーブイがスピードスターを放つ。

それと同時に俺は真上にみずでっぽうを放って自身に水を被る。

すると、俺の姿が消えていく。

どうやら、生態通り透明になれるらしい。

 

「遠距離攻撃っすか!中々やるっすね!でも、交わしながら近付けば問題無いっすよ!」

 

ズルックは素早く攻撃を交わしながらイーブイに接近してくる。

 

「にどげ・・・ぐっ!」

 

イーブイのにどげりよりもはやく、ズルックのにどげりがイーブイのお腹にヒットする。

 

「効果は抜群っす!」

 

「みずでっぽう!」

 

俺がズルックの背後から狙い打つ。

しかし、ズルックは頭を低くしてそれをかわした。

嘘だろっ!?

あれをかわせるのかよ!

 

「そこっすね!いしのつぶて!」

 

ズルックは咄嗟に俺に向けて石を投げてきた。

固定20ダメージはかわさないと!

俺も咄嗟に避ける。

まだ透明のままだから動けばまた気配も消せると思う。

 

「そこっすね!もう気配は追えてるっすよ!」

 

そう言っていしのつぶてを投げてくる。

しかも、偏差射撃で放たれ、俺の避けた先にも石が振ってきた。

 

「ぐっ!」

 

石が直撃する。

体力の半分近く持っていかれた。

イーブイもにどげりでかなりダメージを負っている。

ズルック、こんなに強いなんて。

 

「うぅ・・・」

 

イーブイが何とか立ち上がりながら呻く。

 

「なんとか、しなきゃ。

メッソンは私を信じて私にこの役目を任してくれたんだもん!」

 

イーブイがそう言うとイーブイの体がピンク色のオーラで包まれる。

 

「な、なんすか!?」

 

「これは・・・

良し!マジカルシャイン!!」

 

イーブイの放ったそれは紛れもなくフェアリータイプ技のマジカルシャインだった。

それは、イーブイが覚えることの無い技のはずだ。

しかし、イーブイはそれを使って見せた。

 

「なっ!?」

 

ズルックが直撃して倒れる。

俺も何とかしないと。

確実に当たるみずでっぽうでも放てれば良いんだが。

良く狙いを定めて口の中で水を溜め込み圧縮する。

それを一気に放つ!

俺の放ったみずでっぽうはかなり高い威力でズルックを直撃した。

 

「そこまで!勝負ありだな。」

 

ガブリアスが言った。

勝った。

俺達勝てたのか!

 

「へとへとだよぉ・・・」

 

「だな・・・」

 

俺達がそう言いながら座り込む。

本当に疲れた。

ズルックとのバトルはかなり神経を使ったと思う。

 

「2人ともおつかれさん。

さてと、2人とも疲れてるだろうし基地に帰るか。

ズルック、起きろ。行くぞ。」

 

「はいっす!」

 

寝転んでいたズルックがぴょんと飛び起きると俺達はダンジョンを後にしたのだった。




今回戦ったボスである試験官ズルックのステータスを載せます。
次回以降もボスのステータスは後書きに載せていきます。

*ボス情報*
ズルック Lv.10 ♂
タイプ 悪 格闘
とくせい じしんかじょう いかく
わざ
にどげり
ずつき
かみつく
にらみつける
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