Assault Lily 守るための戦い   作:seguraru

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こんにちは。
今回も読んでいただきありがとうございます。
なかなか原作キャラでてこないと思った方はすみません
書いていくとなかなか思ったように進まなくて先に進めないです
今回は主人公の回想で甲州撤退戦になります


第三話

 ひと月前、のちに甲州撤退戦と言われる事になる戦場に任官したての少尉はいた。

 人々を守るために戦うと決め15で士官学校に入学し3年間の激しい訓練を耐えた斗真にとってこれが初めての出動だった。

 部隊に配属されいつかは訪れる事態を知らせるアラームは明け方の早い時間だった。

「緊急招集、緊急招集、甲州地区にヒュージ出現、総員戦闘配置、繰り返す、甲州地区にヒュージ出現、総員戦闘配置」

 突如鳴り響いたアラームに基地内は、あわただしくも訓練の成果か決して混乱することなく戦闘配置に移行していく

トウマアスカも例外ではなく訓練通りに準備を整え中隊の所定の位置に集合する。

「すでに甲州の半分はヒュージの手に落ちた。防衛軍は甲州地区の放棄を決定し撤退作戦に移行している。現在防衛線を三重に形成し防御、避難が完了するまでの対ヒュージ地帯戦闘を実施中である。われわれは、機甲大隊とともに第二防衛ラインに展開し、ヒュージを迎撃する。第一防衛ラインではすでに多くの防衛軍部隊とリリィが戦っているが厳しい状況が続いている。我々が防衛ラインの構築が完了次第全軍が第二防衛ラインまで後退、第三防衛ラインに展開した砲兵隊の火力支援の下全力でこれを死守する。民間人の避難までの時間を稼ぎ一人でも多くの命を守るのだ。」

 山本少佐の訓示が終わり各人が車両やヘリに乗り込んでいくなか斗真だけが呼び止められる。

「工藤小尉、初陣のとこ悪いが別任務を任せたい。」

「自分にできることであれば。」

「三名部下をつける、第一防衛ラインと第二防衛ラインの中間地点で避難民及び撤退する部隊の誘導と状況把握を任せたい。」

「了解しました。」

 初陣には厳しい任務なのは明らかだったが度重なる防衛線で人員が不足しておりなりふり構って入れないのが現状だった。

「中隊長、私も志願します。何が起こるか分かりません。部隊を指揮できる士官が複数いたほうがいいと思います。」

 近くで装備の点検をしていたアスカがすかさず名乗りを上げた。

「いいだろう、赤城軍曹、新島伍長、城之内伍長の三名をつける。出発は、一時間後だ。集合場所は第三格納庫。そこにあるガンシップを使え。パイロットとともに発信準備中だ。装備の点検と顔合わせを済ませておくように。」

「了解しました。45分以内に準備をを完了させます。」

 二人は敬礼し第三格納庫へ急ぐ。

  

 

 格納庫の扉を開けると格納庫では、整備員があわただしく動いていた。

「アンタらが今回のお客さんかい?」

 後ろ彼話しかけられ振り返ると程よく日に焼けたいかにも姉御肌な女性が品定めをするような目で二人を見ていた。

「アタシはアンタらを乗せて飛ぶことになった小林ミズキ曹長」

「「よろしくお願いします」」

「敬語はよしてくれ。アンタらのほうが上官だ。お望みならば敬語にかえましょうか?」

 普通ならば上官に向ける態度ではないのだろうがトウマもアスカもまだ18であり経験も足りていないのだ。

「では敬語はなしで、お互いに命を託しあう仲だ今回限りかもしれなくとも、壁は少ないほうがいい。」

 トウマの回答が気に入ったのか小林は大声で笑った

「いいね。アンタみたいに話の分かるやつがアタシは好きだよ。改めてよろしく。」

「こちらこそ。ところで準備状況は?見たところまだ途中のようだが。」

「見た目ほど遅れちゃいないよ。あと十分ってとこだね。」

「了解した。引き続き頼む。」

「まかしときな、何処へなりと運んでやるよ。」

 

 

 

 二人が小林と話していると他のメンバーも合流してきた。

「赤城マコト軍曹他2名、命令により合流します。」

 いかにも軍人っぽい見た目の30代前半の男の挨拶に合わせ三人が敬礼する。

「新島アカネです。通信、狙撃を担当します」

 小柄で銀髪ショートの少女が名乗るとそれに倣い大柄な男も名乗った。

「城之内シンゴと言います。主に支援火器を担当します」

 三人の挨拶に対し二人も敬礼で答える

「今回この班の指揮を任された工藤トウマ少尉だ。新米で不安に思うところもあるだろうがよろしく頼む。」

「サブリーダーの高松アスカです。よろしくお願いします。」

 

 こうして六人は出会った。

 これから長い付き合いとなり、かけがえのない戦友となること、そして過酷な任務となることを彼らはまだ知らない。

 




キャラ紹介

小林ミズキ(こばやしみずき) 25歳
ガンシップのパイロット  防衛軍曹長
サバサバ系で姉御肌 操縦技術は防衛軍でもトップクラス
 
赤城マコト(あかぎまこと)  34歳
歩兵分隊長 防衛軍軍曹
入隊以来数々の戦闘を経験してきた実力者  料理が得意

新島アカネ(にいじまあかね) 18歳
通信、情報処理担当 防衛軍伍長
後方で支援をしながら狙撃にあたることが多い 本人は隠しているがハッキングが得意

城之内シンゴ(じょうのうちしんご) 20歳
分隊支援火器担当 防衛軍伍長
軽機関銃と携帯対ヒュージロケットを同時に運べるほどの体力の持ち主
意外と足が速い




いつまでも原作キャラ出せずすみません。
一応これからのストーリーをある程度考えてあるのですが鶴紗の登場までもう少しかかりそうです。
私の一押しは鶴紗なので早く登場させてガンガン絡ませていきたいです。
読んでいただきありがとうございました。
これからも「守るための戦い」をよろしくお願いします。
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