誤字脱字があればお教えください。
介護の辛い所は何かわかるか?
排便処理?コミュニケーション?食事介助?そんなのは慣れてしまえば楽なもんだ、一番つらいのは職員との人間関係だ、下手に女社会だから変な噂はすぐに広がるし派閥争いなんかもある、男で耐えれる人は少ないだろう。
何が言いたいかって言うと、突然お嬢様学校に放り込まれるのはつらいものがある。
事の始まりはひと月前に遡る
仕事にも慣れ、マナーなども教わりつつ仕事をしていると
「そう言えば、明日から大崎さんには私の学校に着いて来てください」
「はい?」
「屋敷内の介助をしてもらいましたが、屋敷の事は慣れたでしょうし、これからは学校にも来てもらいます」
「あのそれって共学の?」
「いえ、女子高です」
「は?」
「口の利き方」
「すみません、それでですねいきなり男の人がきたらダメじゃないですか?」
「普通にいますよ?」
「それは教師とか事務員さんであって、付き人ってのは」
「いますよ」
「......はい」
彼女の圧に負けたのであった、こういうところは父親譲りなのだろうか?
そんなこんなで俺は付き人として学校に行くことになったのだ
「あの、雪様?質問よろしいですか?」
「はい?」
「私はなぜこうも囲まれているのですか?」
「それは私の付き人だからです」
そう、俺は囲まれている、女子高生にしかも五十人ほどに
「雪お姉様?そちらの男性は?」
「私の付き人です」
「雪様、この方がもしかして」
「はい、そうですよ」
黄色い歓声があがる、うん耳キーンなったわ、そんなこと考えてると数人がこっちを向いた、何か言いたげな顔だ
「雪様を誑かすな!」
「私と雪様はその様な関係ではありません」
「いいや!貴様のような男はそう言って裏ではニヤニヤとしているに違いない!!」
「あのですね?私はその様な事は考えておりませんのでご安心ください」
「そもそも、私は雪様に男の付き人が付く事は反対だったんだ!!」
これには俺も少し頭にきた、彼女とは正式に契約をし労働者と雇い主と言う関係だ、それを一個人の好き嫌いで否定されては雇われた側としてはたまってたもんじゃない。
「やめなさい、東雲さん」
「雪様......」
「この方は私と契約し働いています、それを否定するならば雇った私を否定する事にはなりませんか?」
あーこのシーンとして糸が張り詰めたような空気嫌いだ、自分が居ていいのか分からなくなる、この年齢になっても中々慣れない、つかさっきまでいた娘達いなくなっている
「そう......ですね、はい」
「簡単には信用ができないでしょう」
「はい......」
「なら、東雲さんは今日この人、大崎雄一と共に行動したらきっと彼の良さというものが見えますよ」
「はい?」
途中までは分かるよ、何で俺と行動させようとすんだよ、さっきまでピリピリしてたでしょ、分かってするってイジメじゃね?もしかしてパワハラか?
「何か問題でも?」
「問題しかないのでは?」
「口の利き方」
「えっと、そのですね、私は今日が初なのですが」
「はい」
「こう、何か教える事があるんじゃないですか?」
「それなら問題ありません、東雲さんは元々私の学校での付き人でしたから」
「ん?」
つまり先輩なのか?この東雲って少女が?
「私の事は他の方にまかせて、あなたは東雲さんに教わりなさい、いいですね?」
「はい」
これが労働の嫌なところだ、どんなに仲が悪くても一緒に仕事をする、上司や先輩ならそれを我慢しながら教わる仕方ない事とは言えやはり耐えられない、それでも我慢してやらなければ生活や仕事でミスをする、そうしてまた職場の空気が悪くなる、ここは社会経験がある身として耐えなければいけないだろう。
「東雲さんもそれでいいですね?」
「分かりました、雪様」
「では、決まりましたね」
なんだその笑顔は俺をイジメてそんなに嬉しいのか?
「お前、名前はなんだ」
「大崎雄一です」
「私は東雲鳴だこれから使い走りの様に使ってやる」
やっぱ、お前嫌いだ。