神様は死神No269の成績が思わしく無い事に頭を抱えていた。生まれてから一度も死亡フラグを回収出来ていないのは些か問題のある事だった。他の死神からは落ちこぼれや役立たずと罵倒されたりしている。
「これはなんとかしないとね・・・」
神様は無精髭を触りながらつぶやくように言った。
「あの・・・何か用でしょうか神様」
死亡フラグは神様がいる部屋に入ってくると神様は毅然とした態度で死神No269を見つめた。
「死神No269、君の最近の成績には目を当てられない程だよ。どうして君は死亡フラグが立った人間の命を助けているのかね?」
「そ・・・それはその分かっているんです、本当は死亡フラグを立った人の命を責任を持って回収しないといけないのに何故かいつも相手の事を助けてしまうのです「言い訳なんて聞きたくないよ!!」ッヒ!!す、すいません」
声を荒上げた神様に死亡フラグは怯えてしまう、確かに自分が情けなくて神様に迷惑をかけてしまっているのは事実だどうにかしないと考えていた死亡フラグに神様は続けて口を開いた。
「分かっているとは思うけど次失敗したらどうなるか分かっているよね?」
失敗したらと言う言葉に死亡フラグは顔を真っ青になった。失敗をしたら神様に消されてしまうそれだけはどうして避けたかった死亡フラグ小さく分かりましたと言って神様のいる部屋から出て行った。
死亡フラグは現世に出て死亡フラグを回収しようとするもまたしても相手の命を助けてしまったので顔を真っ青にさせながら神様の部屋に再び戻ってきた。神様の顔は先ほどと同じ毅然とした顔つきでいて死亡フラグを見つめていた。
「死神No269、僕がさっき言った事を覚えているよね」
「はい・・・覚えています」
小さくいった言葉に神様はそうかと言って死神No269の前に立った。
「それじゃあ消させてもらうよ」
そう言った神様にこれから消されるそう思った死亡フラグは勢いのまま土下座をした。
「何をしているんだい?」
「神様お願いです。消さないでくださいお願いしますお願いします」
「それはダメだよいくら僕でも使えない死神をいつまでも置いておくわけにはいかないんだから」
額を地面に擦り続けたまま死亡フラグは神様に自分を消さないでほしいとお願いをするも神様が聞き入れてくれる筈も無く指をパッチンと鳴らすと死亡フラグの体が粒となって消えていくのが彼女にも分かった。
「い、嫌だ消えたく無い消えたく無いですよ神様!!お願いです助けてください」
死亡フラグは必死に手を伸ばすも手先が消えて行き彼女はそのまま消えて行ってしまった。
「うわぁぁぁーーー!!!!」
死亡フラグはベットから飛び上がると自分の体を見つめた。手はあり体も消えていない事に安堵の表情を浮かべた。
「良かった、夢だったんだね」
死亡フラグは落ち着くと着替えて神様のいる部屋までやって来て扉を開けるとそこには神様が床で寝そべっていてスマホでYouTubeを見ていた。朝からYouTubeとはどれだけ暇なのだろうかと死亡フラグは心の中で思ったがそれは口に出さないでおいた。
「ん?やぁおはよう死神No269」
「おはようございます神様」
神様は入ってきた死亡フラグに気づくとと挨拶をして死亡フラグも挨拶を返した。
「どうしたんだい?そんな顔をして」
「いえ・・・実はその怖い夢を見てしまったのです、神様が君は使えない死神だと言って私を消してしまう夢を」
神様は死亡フラグがみた夢の話を聞いてしんみりとした顔となったがすぐにいつもの笑顔になって死亡フラグの顔を見つめた。
「君は僕の大切な子供だよ。たとえ君がどんなに落ちこぼれの死神であったとしても僕は君を見捨てたりしないから」
「本当ですか」
「あぁ本当だよ」
見捨てたりはしないと言う言葉に死亡フラグは安心したのか涙を浮かべて大泣きをした。神様は落ち着いた風貌でよしよしと死亡フラグを抱き締めて彼女の頭を撫ぜた。
「なぁ穀潰し、今日カレコレ屋に呼ばれているかr・・・何しー泣かしているんだよテメェは!!」
扉を開けて入ってきた死神No11は泣いている死亡フラグの姿を見るとグロック17を構えて神様に銃口を向けた。
「ま、待ってよ死神No11、僕は彼女が怖い夢を見たと言って話を聞いただけで」
「なるほど話は分かった、だったらとっととしーから離れろ!!」
その後死神No11は神様に銃弾を浴びせようとするも死亡フラグに止められてしまったか不機嫌となってしまったとか
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