フラグちゃん達の恋人は死神である   作:ジェームズ・ヨシダ

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長編2 被害

No11は病室に入るとそこには酸素マスクを付けて意識の無いフィーアがそこにはいた。

 

「状況は?・・・」

「何とかギリギリ命は助かった。だけそれでも予断は許さないそうだ」

「そうか」

 

とりあえず命が助かっただけでもよかったとNo11は心の中で安堵をした。

 

「それで俺に似ている奴はどうした?」

「そいつは逃しちまってなすまない」

 

No11は逃してしまった事を言うとカゲチヨはそうかとだけ言った。ヒサメは拳を握りしめたまま顔を俯かせていた。

 

「私があの時近づかなければ」

「ヒサメちゃんは悪くないよ」

「あぁ、あの男はたとえ近付いていなくてもお前らを襲っていただろ」

 

カンナはヒサメに対して悪くは無いと言う、No11の言う通り近づかなくても襲っていた可能性が高かった。

 

「・・・・・・」

「カゲチヨ、どこに行く気だ」

 

カゲチヨは病室を出ていくのをシディは指摘をするとNo11はカゲチヨの後を追いかけていき廊下に出るとNo11は声をかける。

 

「復讐とか考えているのか?」

「まさか、あんたが昔言っていただろ?復讐は何も生まないってね」

「初めて会った時の事なんてよく覚えているな」

 

彼の指摘にカゲチヨはNo11が昔言っていた言葉を言うとその様子を見たNo 11はため息をしつつも自分が持っている拳銃のP226をカゲチヨに渡そうとした。

 

「何だ?」

「持っておけ一応な」

 

カゲチヨは断ろうとしたのだがNo11は受け取れのオーラーを出しており仕方なく彼は受け取るとホルスターも受け取り上着を脱いで左胸にP226を押し込んだ。

 

「言っておくけど壊さない限り何も言わないから」

「壊したら射撃相手の的になりそうな気がする」

「・・・よく分かったな」

 

カゲチヨはジョークっぽく言うもNo11は何故当てれたのか不思議でいた。当たるとは思っていなかったのかカゲチヨは顔を真っ青にさせると頑張れよと言って歩き出した、すると奥の方からSCP068の兵士が数名やってきて何やら指示を行っていた。

 

 

 

「一応病室にも警備を付かせておけ何かあったら困るから」

「了解しました」

「それとカゲチヨを見張っておけあのクソ陰キャは下手したら何しでかすか分からないから」

「了解しました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある公園では悪魔系YouTuberのブラックと小学生YouTuberのさとしがいつもの様に動画の撮影を行っていた。

 

「今日はどんな動画撮ろうかな?」

「カカカー!!何も決めていないんですか、おバカですねさとし君は」

「うるさいな」

 

ブラックは今日の企画が決まっていない事を嘲笑うと彼の助手のカメラちゃんも笑ってさとしをバカにするとさとしは怒り出した。

 

「それで今日の企画は・・・」

「どうしたのブラック?」

 

今日の企画は何をするのかと言う前にブラックは何故か動きを止めてしまうそれを不思議に思ったさとしはどうしたのかと声をかけるもブラックはさとしの後ろを見てみるとそこにはカゲチヨがいた。

 

「あれ?カゲチヨ兄ちゃんじゃん、あそこで何をやっているんだろ」

 

さとしは気になったのかカゲチヨに声をかけようとすると何故かさとしに攻撃を仕掛けてこようとしてきた。しかしその攻撃を予測していたブラックは翼を生やすとさとしを上空に退避をさせた。

 

「さとし君、大丈夫ですか?」

「ブ、ブラック。ありがとう」

「いえいえそれよりも、カゲチヨさんの様子がおかしい様ですね」

 

ブラックはカゲチヨの様子がおかしい事に疑問を持っており何故なのかと考えようにも理由が分からなかった。少なくとも攻撃的であると言うのだけは理解が出来た。

 

「何で俺らを攻撃してくるんだよ!!」

「カカカー!面白そうですね」

「どこがだよー!!」

 

ブラックはこの状況を笑っていてさとしは呆れた。これでは動画の撮影どころでは無い今は逃げるのが一番だった。そう思ったさとしはブラックに逃げる様に言うと彼は空高く飛んで逃げ出した。

 

「ブラックこれからどうしよう」

「取り敢えずどこかに隠れて他の皆さんに連絡を取りましょう」

 

ブラックは他の皆に連絡を何処かで取ろうといい速度を上げようとしたその時カゲチヨの攻撃がブラックの羽に当たり彼はよろめいてしまった。

 

「ブラック!大丈夫!?」

「大丈夫ですよこれくらい」

 

さとしは心配するもブラックは大丈夫だと言った。攻撃を受けてもさとしは落とさないでいるのでまだ大丈夫ではあったブラックだがこのままではマズイだろうと思っていた。

 

(このままではまずいですねぇ、どうにかしてさとし君だけでも逃してあげないと)

 

路地裏に逃げ込むとさとしを降ろして対策を考えようとしたが意外にもカゲチヨの動きは早く追いつかれてしまい絶体絶命となってしまった。

 

「ど、どうしようブラック」

 

さとしは慌てておりブラックはある事を考えるとそれをさとしに伝えた。

 

「さとし君・・・逃げてください」

「えぇ!何でだよ!!」

 

ブラックの急な提案にさとしは驚いてブラックの顔を見ようとしたが彼はカゲチヨの姿を見ているだけでさとしの方を見なかった。

 

「だって〜さとし君の力では一瞬でやられてしまうではありませんか」

「う、それもそうだけど」

 

さとしがいても一瞬でやられてしまう事にさとしは何も言えなかった。

 

「カメラちゃん、さとし君の事をお願いしますね」

「ジ、ジーー!!」

 

カメラちゃんはブラックにさとしの事を頼まれる、カメラちゃんは何かを言いたそうだったがさとしの腕を掴むとそのまま連れて行こうとした。

 

「あぁ!!カメラちゃん離してよ!!ブラック!ブラックーー!!」

 

さとしはカメラちゃんから離れようとするも小さい割に力は強くそのまま引きずられる形で路地裏を離れていった。

 

 

 

「さてとカゲチヨさんでは無い貴方の力、特と見せてくださいね」

 

ブラックは笑みを浮かべながらどこから取り出したのか鎌を持つとカゲチヨに向かって走り出していった。

 

 




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