フラグちゃん達の恋人は死神である   作:ジェームズ・ヨシダ

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デート

「No11さん、デートしてくれませんか」

 

突然死亡フラグから放たれた一言にNo11は頭の中で考えた。

 

(何でだ、何で急にしーはデートしてくれって言ったんだ。これは理由があるのか)

 

No11は考えるも死亡フラグはいつもの笑顔でNo11さんと抱きついてくるので彼はこのままデートに行くのか迷った。

 

「あぁ〜、しー悪いけど今日俺この後カレコレ屋に行って依頼してこないと行けないんだ、デートはまたの機会に」

「大丈夫ですよ、ヒサメさんにNo11さんを借りますって許可を取りましたよ、そしたら楽しんできてねと言われました」

 

死亡フラグは証拠としてヒサメとの無料チャットアプリを開くと内容を見せると確かにヒサメから楽しんで来てと書かれたチャットがありNo11はマジかと思い込んだ。

 

「と言う訳ですのでNo11さん今日は宜しくお願いいたしますね」

 

 

 

 

 

「No11さんここですよ。ここのパフェが凄く美味しいって評判なんですから」

 

死亡フラグは雑誌を片手に持ってお店を指さしておりNo11を連れて店内に入った、店員に案内をされると死亡フラグはメニュー表を見てどれがいいのか悩んだ。色々なパフェがありあまりにも美味しそうで死亡フラグは涎を垂らした。

 

「しー、決めたのか?」

「まだです。もう少しだけ待ってください」

 

決めかねているしーを見てNo11は難しく考えなくてもいいんじゃないのかと思ったが真剣に悩んでいる死亡フラグを見て何も言わなかった。

 

「決めました、いちごパフェにします」

 

死亡フラグはメニューを決めるとNo11は店員を呼んで注文をした。

 

「ご注文はお決まりでしょうか?」

「いちごパフェにコーヒのブラックで」

「畏まりました。少々お待ちください」

 

店員は下がっていくと暫くして頼まれた物がやってきた、いちごパフェをみた死亡フラグは美味しそうと言って一口食べた。

 

「んん〜〜!!美味しいです」

「そうか良かったな」

 

No11はコーヒーを一口飲むとパフェを食べるしーを見て微笑んだ。

 

(可愛い所もあるな)

 

微笑んで死亡フラグを見ていると彼女はスプーンで一口分をNo11の前に差し出した。

 

「はいどうぞNo11さん」

「ん、俺はいらねぇよ。しーが食え」

「いいえ、私が上げるんですから受け取ってください」

「だからいらねぇっての」

 

一悶着ありそうだったがここはNo11が折れてスプーンで取られたクリームを食べると甘いクリームの味が口の中に広がり思わず美味いと彼はつぶやいた。

 

「うまいぞありがとうな」

「えへへ」

 

死亡フラグはありがとうと言われて笑顔になり最終的に彼女がパフェを平らげてしまった。そして店を出るとまだ幸せそうな死亡フラグをよそにNo11はどこに行くのか問いかけた。

 

「それで次はどこに行くんだ?」

「次はケーキバイキングのお店です」

「さっきパフェ食ってまだ食うのかよ」

 

先程パフェを食べたというのに次はケーキを食べると言うのだ死亡フラグのお腹はまだ甘い物を求めているようでNo11は呆れた。

しかし死亡フラグはウキウキで歩いているので何を言っても聞かなさそうだったので諦めた彼はケーキバイキングのお店に向かって行った。

 

 

 

 

店に着くと早速死亡フラグは早速小皿にモンブランやショートケーキにチーズケーキと様々なケーキを皿に乗せて席に戻ってきた。

 

「よくもまぁ、そんなに持ってきたな」

「前に生存フラグさんと一緒に行った時もNo11さんと同じ反応をされましたよ」

 

No11は呆れながら持ってきたケーキを見つめると死亡フラグは前に生存フラグとケーキバイキングのお店に行った時も同じような反応をされたようで説明をするとNo11は容易に想像が出来たのか苦笑いを浮かべた。

 

「んん〜!!美味しいです」

 

死亡フラグはパフェを食べた時と同じ顔で幸せそうな顔つきとなった。No11もケーキバイキングに来たのだから何も食べないのは勿体無いと言われて彼女が持ってきたケーキを食べた。実際No11は甘い物は苦手だが断るのも悪かったので口にチーズケーキを入れると再び笑みを浮かべてうまいといった。その後も死亡フラグは色々なケーキを持ってきたのだがその殆どが彼女のお腹に入っていったのでどこにその量が入るのかNo11は不思議でしかならなかった。

 

「はぅぅ〜最高です」

「よく入るな、一体どこにそんな量が入るんだよ」

「乙女の体には甘い物はよく入るんですよ」

「何だよそれ」

 

死亡フラグの言葉にNo11はため息をつくも何を言っても聞かなさそうだったので何も言わない事にして時間ギリギリまで2人はケーキバイキングを楽しんだ。店員や周りの客達が死亡フラグの食べる量を見て明らかに引いているのを見てNo11はそりゃ驚くだろうなと感じ取った。

 

 

 

店を出ると夜になっておりもうそろそろ天界に戻らないといけなかった。

 

「もう帰らないとな」

「そうですね」

 

2人は手を繋いで歩いておりふと死亡フラグは気になったのかある事を聞いてみた。

 

「No11さんは私の事をどう思っているのですか?」

「ん?しーの事か?俺からしてみれば可愛い妹のような存在だな」

「か、可愛い妹って。私はNo11さんの妹じゃないですよ」

「何言ってやがる。あの穀潰しから生まれれば必然的に妹になるだろ」

 

確かにNo11のいう通りでもあった。神様が生み出した天使や死神はNoの順番で姉か妹かが決まるのだ死神No269として生まれた死亡フラグは必然的にNo11の妹となるのだ。

 

「それに私はそんなのが聞きたい訳じゃあありません!!」

「だったら何を聞きたいっていうんだ?」

 

No11は死亡フラグの方を向くと目と目を合わせた。

 

「わ、私のことが好きなのかってことですよ」

「そんなの決まっているだろ」

 

死亡フラグは顔を赤くして聞くとNo11は決まっていると言って彼女を抱きしめた。

 

「No11さん///」

 

突然の出来事に死亡フラグは真っ赤になるも彼は彼女を離さなかった。

 

「どうした、しー、俺の事が好きじゃないのか」

「だ・・・大好きですNo11さんの事が」

 

死亡フラグはNo11の事が好きだと言って頬にキスをしようとしたが身長差があってか彼女の身長ではNo11の頬には届かなかった。

 

「お前にキスはまだ早いんだよ」

 

とNo11は言うとデコピンをして帰るぞと言って彼女の手を握って天界に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

「ヤッホー!!しーちゃんどうだった?しー君とのデートは」

「た、楽しかったですよ」

 

恋愛フラグはニコニコ笑顔で死亡フラグにNo11とのデートについて聞いてきた。

 

「それでぇ〜その後はどうしたの〜キスとかしたの?」

「キ、キスとかはしてないですよ///お前にはまだ早いって言われちゃいました」

「なぁ〜んだつまんないな」

 

死亡フラグは顔を赤くすると恋愛フラグはつまらないと言って自分の部屋に戻っていった。それを見届けた死亡フラグは何ですかそれと言って恋愛フラグを追いかけていった。

 




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