「No11さん温泉行きませんか?」
天界で仕事も終えてのんびりしようとしていたNo11に死亡フラグがそんな事を言ってきた。
「温泉?へぇー珍しいないいぞ楽しそうだし」
「やったー!!生存フラグさん恋愛フラグさんも誘っているんですよ。楽しみです」
断る理由もなかった彼はすぐにOKを出すと死亡フラグはやったーと言って喜んだ。そして行く日になると仮想世界に皆で降り立った。
「それにしても珍しいなあの穀潰しが温泉のチケットをくれるなんて」
「そうだよねー、いつも僕たちが頑張っているからプレゼントでもくれたのかな?」
「まぁワシからしてみれば要らないものだったじゃがな」
「そう言って生存フラグさんウキウキで準備していたじゃないですか」
死亡フラグは生存フラグがウキウキで準備をしていたと話すと何を言っておると言って生存フラグは死亡フラグの頬をつねった。
痛いですよと涙目で訴える死亡フラグにNo11はやめろと言って止めた。
「そういえば後一枚チケットあったけど誰がくるんだ?」
「もうすぐ来ますよ。っあ、来たみたいです」
「ごめんお待たせー」
そこに現れたのはモブ男だった一枚だけチケットが残っていたのでどうやら彼も死亡フラグによって誘われたようだ。
「何だモブ男も来たのか」
「まぁねフラグちゃんに誘われてね。温泉なんて久しぶりだから楽しみだよ」
「よーし皆揃ったみたいだから早く行こうよ」
恋愛フラグは皆揃ったと言う事で早く行こうと言ったのでNo11達は移動をするために電車に乗った。
その温泉は俗にいう秘境にあるとされている温泉で最近はTVなどで取り上げられた事もあってか人が大勢いた。
「うわぁ、すごい人だね」
「そうだなとにかくさっさと宿に行って部屋取らないとな」
人の多さに恋愛フラグは驚いたがNo11は特に驚いてはおらず早く宿に行って部屋を取らないと思ったのかそそくさに宿に向かって行き幸いな事に部屋は無事に取れた。
「うわぁーいいお部屋ですねー!!」
死亡フラグは窓から見える景色に感激をした。そこは窓から街並みを見下ろせる部屋でかなりの運が無いと取れない部屋だったのだ。
「どうやら俺の日頃の行いが良かったから部屋が取れたんだよ」
「そんなわけないと思いますよ」
「それもそうじゃな」
「言えてる」
モブ男は自分の日頃の行いが良かったと言うも死亡フラグ達はそれは無いと言うとモブ男は傷ついたのか膝をガクッと落としてショックを受けた。
「何やっているんだよ。ほらさっさと温泉入りに行くぞ」
No11は呆れたまま温泉に入りに行くと死亡フラグ達は着いて行きモブ男も項垂れたまま着いていった。そして脱衣所まで行くとそこに見知った顔の奴らがいた。
「あれ?キリンさん達じゃないですか」
「ん?って!ロリッ娘!何でここにいるんだ」
「あれ?No11さん達じゃないっすか」
「ギャパパ!!オメェらも温泉入りに来たのか」
そこにいたのは秘密結社ヤルミナティのキリンにハックとタブーがいた。
「お前らも温泉に来たのか?」
「そうだぜ!!温泉地帯に来て美人なお姉さんと一緒に入るって思っていてな」
「何言っているんすか?ここは混浴がないっすから意味ないっすよ」
「最低だねキリン君」
「全くじゃ」
キリンの欲望に恋愛フラグと生存フラグは呆れるもNo11は男湯に入って行ったのでキリン達やモブ男も一緒に男湯に入っていき死亡フラグ達も女湯に入っていった。
「あれ?No11さん入らないんっすか?」
ハックはNo11が入らないのかと思っているとふとハックの方を振り向いた。
「あぁ入るけど先に入っていてくれ」
と言われたのでモブ男達は先に温泉に浸かることにした。
「ハァ〜生き返るな〜」
「そうっすね」
「ギャパパ〜」
「これで美女がいれば何も言う事無いんだけどな」
「まだそれ言っているんっすか」
キリンは美女と入りたい欲望がまだあったらしくそれを聞いたハックはため息をついた。
「そういえばグランドマスター達はどうしてここに来たのさ?俺はフラグちゃんに誘われてきたんだけど」
「俺たちは美女と混浴の出来る温泉があるって聞いたんだ!それなのにきてみれば混浴は無かったんだよチクショー!!最悪だ!!」
モブ男はキリン達が聞いた理由を聞くとキリン達は理由を話した。そもそもこの辺りに混浴の温泉なんて無いしキリン達は来るだけ無駄だったのだ。
「せっかく来たんだから一泊して帰ろうって俺が言ったんっすよ」
「ギャパパパ、何もバラせなくなるのはキツいけどな」
「そ、そうだったんだ」
モブ男は苦笑いをしていると脱衣所に通じる扉が開いて皆は見てみるとそこにはNo11が立っていた、しかし皆の顔は驚愕していた何故ならNo11の体は年季の入った傷がたくさんあり特に目を引いたのが腹にある弾痕の跡が生々しく残っていた。No11は特に気にする様子も無く立っていた。
「え?No11君その傷って・・・」
モブ男は恐る恐る聞いてみるとNo11は気づいたのか話し始めた。
「ん?この傷か?これはな中東に行った時に弾丸もろに食らったんだよ。いやぁーあの時防弾チョッキ着けていなくて体の中に入っちまってな緊急手術でどうにか取り出したんだよ。あの時はガチで死にかけたわ死神だけど」
No11は笑っているがそれを聞いたモブ男達の顔は青ざめていた。
(え?何言ったの?中東?そんな所まで行って何しに行ったの)
(と言うか普段は絶対安全面に気を遣っているアイツが付けていなかったのって)
(どんな理由だったんっすか)
(ギャパパ、気になるぜ)
皆は心の中で思っているとNo11はどうしたと聞いて来たのでキリン達は息ぴったりそろえて何でもないと答えた。
「んだよ、まぁいいや俺サウナ入ってくるから」
No11はサウナに向かって中に入るとモブ男とキリンだけは何故か不敵な笑みを浮かべていた。
「モブ男、分かっているよな?」
「えぇ分かっていますよ。混浴がダメでしたけどせめて女湯だけは覗いてやりましょうよ」
考えている事は変態なのだがこの2人はいつもの事なので皆は気にしてはいないのだが今回ばかりは状況が違った。何故なら男湯と女湯を隔てているのはたった一枚の壁だったのだ。2人は風呂桶を使い肩車をして女湯を覗こうとした。
「何やっているんっすか、フラグちゃん達にバレても知らないっすよ」
「うるせぇー!!女湯を覗くのは男の嵯峨なんだよ!!」
「そうだぞ!!女湯を覗けてこそ一人前の男だ!!」
「ぜってーちげーだろー」
ハックとタブーは呆れるもキリンとモブ男はついに壁の上にまで辿り着いた。そして目に全てを焼き付けようとしたキリンは興奮した様子で顔を覗かせた。
「いよいよだ!!・・・・・・ってなんじゃこりゃーー!!」
「っ!!ど、どうしたグランドマスター!?一体何を見たんだ・・・・・・って!!ガハァ!!」
キリンは顔を女湯に覗かせたのだが何故か急に気を失って白目を剥いてそのまま地面に体をぶつけてしまった。それに驚いたモブ男だったが彼も女湯を覗いてみると彼も気を失って白目を剥いて地面に倒れた。彼らが見たのは女性は女性でもおばあさんだったのだ。若くて綺麗な美人に興味のあるモブ男とキリンだったが視界に映ったのがおばあさん達だったら彼らも気を失ってしまうだろう。
「まったく何やってるんっすか」
「ギャパパ、運んでやろうぜ」
「さてとそろそろ湯船に・・・何があった?」
ハックとタブーは呆れて物も言えなかったが取り敢えず脱衣所まで運んであげることにした。サウナから出てきたNo11は何があったのか状況が分からなかった。
感想お待ちしております。