某企画のオフィスではペンギンにパンダにシャチと手伝いに来ているNo11にカゲチヨと零士がいて彼らは不眠不休で仕事に当たっており既に体力の峠は超えていた。
「まだあるのかよ」
「ペンギン、これ終わったから上司に投げつけてきてよ」
「自分で行けパンダ」
パンダはペンギンに仕事が終わったからと言って上司に仕事を持っていてと言うもペンギンは自分で持って行けと言って相手にしなかった。
「おーい!!お前ら仕事は捗っているか?」
「この仕事の量を押し付けてくる上司に俺は怒りが出そうなんだが」
ペンギンは怒りを上司に向けるも上司はいつもの様に追加の仕事を出そうとしたのだが突然顔つきを変えた。
「ん?どうしたんだ?」
「全員会議室に集合しろ、仕事は他のやつにやらせておけ」
上司の言葉にペンギン達は不信感を覚えるも会議室に移動をしようとするもカゲチヨと零士は既に意識が落ちかけておりNo11が運んであげて会議室に入ると上司は理由を説明した。
「明日政府の外務大臣と異宙の要人が会合をするのを知っているな?」
「あぁ知っているぜ」
「そんなのがあったのか知らなかった」
「自分達いつも仕事に没頭していましたからね」
「それで日本政府からの依頼でテロ防止のために某企画から人員を出す事が決まってな」
「そう言うのは普通警察とかの仕事だろ」
いつの間にか復活をしていたカゲチヨと零士も会議に加わっており話を聞いていた。
「まぁそんなこと言うなこの仕事をこなせば特別ボーナスを支給してやるぞ」
「本当ですか!?上司ー!!僕行きまーす!!」
「安定のやりとりで笑いすら起きないんだが」
上司は特別ボーナスを出すというとそれにパンダは喜んで飛びついたのでペンギンはため息を出した。
「それにしても対テロ防止何てどうやってすれば良いんでしょうか?」
「それは安心しろ、事前に某企画のハッキングで公安からテロをしそうな要注意人物をマークしておいた」
「やっている事がハッキングという犯罪だぞ」
「バレなきゃ犯罪じゃ無いんだよ!!ナーハッハッハー!!」
「違法労働をさせている時点で犯罪だぞ」
零士はハッキングは犯罪だというも上司は聞く耳を持たずバレなきゃ犯罪じゃ無いという。それにペンギンは違法労働自体が犯罪だと言った。
「それで一体誰がその要注意人物をマークしておくんだ?」
No11の言葉に上司は彼の肩をポンと叩いてNo11の顔を見た。
「任せたぞNo11」
上司の言葉に断ろうかとも思ったがテロを起こす可能性のある人物を見過ごす訳にもいかなかったNo11は分かりましたと言ってSCP068に連絡を入れてリストの人物を監視してもらおうとした。
「それで分かった事だがどうやら今回の件について公安も把握していて動いている事が分かった。しかも要注意人物のリストに載っている何人かの人間は協力関係であって今回のテロを計画しているようだ、俺らは今回のテロを阻止してイベントが何も無い様にする」
「規模からして俺らのやる事じゃねぇーぞ」
「安心してよ零士君、僕らにとっちゃ日常だからさ」
零士は規模からして自分たちのする事じゃ無いというもパンダは日常的だよと言ったのでカゲチヨはマジかという顔つきとなった。
その時068の兵士が入ってきてNo11に耳打ちをした。
「そうか分かった、引き続き情報秋収集を」
「何かあったのか?」
カゲチヨは聞くとNo11は真剣な顔をした。カゲチヨは知っていたこの顔を彼がする時は何か面倒ごとを超える何かが起こった時だというのを・・・
「奴らの暗殺方法がわかった。
犬を使って暗殺をするらしい」
「っ!!犬だと!?犬を使って暗殺をするなんて」
「それができるんだよ第二次世界大戦でもソ連が軍用犬を使ってドイツ軍の戦車部隊を蹴散らそうとしていたが実際はソ連軍の戦車を相手に訓練していたから実戦でも敵陣地に放った犬達も大多数が自分達の陣地に戻ってきて甚大な被害を出した事からソ連軍はすぐにこの計画を打ち切った。今回の件も同様に犬に爆薬を積ませて目標に突っ込ませるんだよ」
「そんなのがあるなんて」
No11は軍用犬について説明をすると皆は困惑をした。しかしそれでもテロは阻止をしないといけなかったので移動をしてシャチと零士にパンダは068の兵士と合流をして構成員の確保に乗り出していきペンギンとカゲチヨに上司とNo11は指揮通信を行なっている仮本部に足を運んだ。
仮本部に行くとどうやら構成員の1人を捕まえていた様子で尋問を行なっていた様子でNo11達はマジックミラーを使い尋問の様子を監視していた。
「今の所他の構成員の人数やアジトの場所を吐いただけですがそれでも収穫は大きいです」
No11は話を聞くと犬の居場所をまだ破れていない事に多少の不満を覚えた。構成員と共に行動をしている可能性もあるのでそこを襲撃すれば問題は無いのだろうがもしも犬に爆弾を持たされて起爆でもされたら被害が出てしまうのはいうまでも無かった。
「No11さん、タレコミがありました。駅の近くでテロリストの目撃情報がありまして今尋問しているやつの言っていた特徴も一致します」
「ん?随分と早く動き出したんだな。まぁいい近くの部隊を向かわせて確保させろ、爆薬には気をつけろ慎重に当たれ」
「こちらアルファチーム、車を抑えました。構成員4名と犬を3匹確保して爆薬の箱も抑えました引き渡しに行きます」
「ふぅどうにか爆薬も一緒に確保できてよかったな」
シャチは無線で車を押さえた事と構成員を確保したことを伝える。幸いにも爆薬も確保出来たので零士はホッとしてこれでテロを起こされる可能性はほぼ無くなっただろう。そして構成員達を仮本部に連れていくとパンダが尋問を行なった。
「オラオラオラ!!さっさと他の構成員の居場所を吐けよパァーン!!」
「誰が喋るかこのずんぐりむっくり!!」
パンダは尋問をしても喋らない構成員に苛立っていた、その時上司とカゲチヨにNo11が入ってきて上司は構成員達の顔を見つめた。
「何でこんな事をするんだ?」
「何でって戦争をするためだ!!異宙人に人類の力を思い知らせるためnフガァ!!」
構成員は喋っている間に上司は自分の靴を目の前の奴の顔に押し付けて喋り出した。
「お前ら人を殺した事はあるか?」
「あ?」
「人に殺されたことはあるか?」
「ある訳ねぇだろそんなの!!」
「見ず知らずの誰かの親や兄弟が家が崩れてその家族が泣いているのを見た事は?爆風で恋人が吹き飛ばされてその恋人が泣き叫ぶのを見た事は?砲撃で手足がちぎれているのを見た事は?敵の存在そのものを否定して何も考えずにお互い殺し続けて戦争が終わった後も心が病んでしまい自殺してしまった人が身近にいたか?お前らは学校で戦争というのを学んだか?」
上司はサイレンサーを付けた拳銃を構成員の額に当てて言葉を言う姿に零士とカゲチヨは何も言えなかった。普通なら止めるであろうペンギンにパンダにNo11は冷徹な目を見つめていてシャチは微かに震えていた。
「あの・・・ペンパイ」
「どうしたシャチ?」
「上司さんの言っていた戦争って何なのですか?」
「・・・異宙戦争、今から10年以上前に始まりかつて地球を自分達の物にしようとした異宙人に対して人類との間に起こった戦争で初戦は人類側が不利だったが味方をする異宙人の協力の元不利だった状況を押し返して最終的に人類が勝利をした戦争で5年前に終戦をしている」
ペンギンの説明にシャチは真剣な様子で聞いていた。
「各班はポイントB1からB4を捜索に当たれ、No11お前は最も脅威の高いであろうB1に急行をして必ず阻止をしろよ」
「分かっているよ上司、俺も同じ気持ちだ
戦争はもううんざりだ」
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