フラグちゃんは駅前にいてNo11を待っていた。某企画の仕事が終わったら遊びに行こうと誘われており連絡すると言ったのだがその連絡が来る気配が一向になく彼女は待ち侘びていた。
「もう〜No11さんは遅いですね、まだ仕事が続いているのでしょうか?っは!!死亡フラグの気配が」
フラグちゃんは死亡フラグの気配を感じ取ると一瞬で死亡フラグを出した相手のそばまでやって来る事が可能で基本彼女が死亡フラグを感じ取るとそのフラグを出す相手は決まっていた。
「俺の名前はモブ男、俺は今とある組織に所属をしていた」
「立ちました!!モブ男さん!悪の組織に所属をするのは死亡フラグですよ」
といつもの様にフラグちゃんがやってきたのをモブ男は感じ取ると説明をした。
「何言っているのフラグちゃん?この組織は爆弾とかは使わないんだよ」
「じゃあ何をするっていうんですか?」
「フフフ聞いて驚くなかれこの組織の目的それはエッチな本を世界中に広める事なんだ!!」
モブ男の放った一言にフラグちゃんは引いた目でモブ男を見つめた。
「モブ男さん、そんな理由でこんな組織に入ったんですか最低ですね」
「何を言っているんだよフラグちゃん!!エッチな本を広める事こそ男のロマンなんだ!!」
モブ男の理由にフラグちゃんは汚物を見る様な目でモブ男を見つめた。そして彼はフラグちゃんをエッチな本がある部屋に連れていくとそこには天井までぎっしりと詰まった大量のエッチな本が積まれておりそれを見た彼女は更に冷めた目でモブ男を見つめた。
「まったく呆れましたよモブ男さん、それにどうやってこの本を世界中に広めるって言うんですか?」
「そんなの決まっているじゃん、ネット通販を使って世界中にばら撒くんだよ」
「思っていたよりも方法が現代的でした!!」
モブ男はネット通販を使って本をばら撒くというとフラグちゃんは思ったよりも現代的な方法で彼女はもっと道端に本をばら撒くとかそう言うのを考えていたのだが予想よりも違っていた。
「さぁ!!通販サイトでエッチな本を売り捌くぞ!!」
それからと言うものモブ男の所属している組織は続々と通販サイトでエッチな本を売り捌いていった。本は続々と売れていき大量にあったエッチな本は数を減らしていった。そして組織は本を売った収入で大規模な宴会を開いていた。
「なーはっはっはー!!本当にエッチな本の力は偉大だなこんなにも儲けが出るなんて」
モブ男はワイングラスを片手に何枚かのお札で扇子の様に仰いでおりも儲けを見てニヤニヤしていた。
「モブ男さん欲に目を眩ませないでくださいよ。これ以上やったらまずいことになる可能性だってあり得るんですよ」
「何を言っているんだよフラグちゃん、これ以上やったら何が起こるって言うんだよ」
モブ男はそう言った瞬間部屋の扉が勢いよく破壊をされて警察が乗り込んできた。
「警察だー!!お前ら通販サイトでエロ本を売り捌いていた事により逮捕をするぞ」
「うわぁーー!!何で警察が!!」
モブ男達は警察が来た事により驚いたがそれでも必死に抵抗をしようとしたが普段から犯人確保を得意としている警察官に敵う筈も無く次々と捕まっていくのだがモブ男は窓から抜け出すとフラグちゃんも後ろからついていった。
「モブ男さん一体どこに行くんですか?」
「まだお宝を別の場所に隠してあるからそこまで逃げようと思ってね」
モブ男はそのお宝のある場所まで向かうとそこは普通のアパートで警察からはどうやら逃げ切ったようだモブ男はそのアパートの一室を開けるとそこにはまだエッチな本が大量にありそれを見たフラグちゃんは冷めた目で再びモブ男を見つめた。
「モブ男さん貴方って人は」
「何を言っているんだよフラグちゃん。さっきは警察に邪魔をされたけど俺はここで再び大金持ちになってやるんだ」
「組織も壊滅したって言うのにどうやってやるんですか」
「何ってフラグちゃんも手伝って貰うに決まっているじゃん」
「嫌ですよ、私は手伝いませんからね」
とフラグちゃんは言うもモブ男はフラグちゃんも手伝ってねと言うとフラグちゃん自身は嫌ですよと言って拒否をした。しかしモブ男の得意技土下座にされた事により渋々手伝う事となった。
しかしふと手伝おうとした時どこからかチクチクチクと音が聞こえたきたのでモブ男とフラグちゃんの手は止まった。
「一体何の音でしょう?」
「隣から聞こえてくるけど・・・」
モブ男は壁に穴が空いていたのでその穴から隣を見てみるとそこには黒い物体が壁一面に貼られており一緒に見たフラグちゃんはそれが何なのか理解をして顔を青ざめた。
「あ・・・あれって爆弾ですよ」
「えぇ!!爆弾ってまさか爆発したりとかしないよね」
「それは分かりません、ですが時限爆弾だったら制限時間と同時に爆発をしてしまう可能性が高いですよ、早く逃げましょうよモブ男さん」
フラグちゃんはいつ爆弾が爆発してもおかしくないと言って早く逃げようと言うもモブ男は頑なに首を横に振った。
「嫌だよ!!俺はこのお宝を置いて逃げられる訳無いじゃん」
「何言っているんですかこの非常時にそんな事言っている場合じゃないですよ」
フラグちゃんは逃げようとするもそこでハッと思い足を止めた。自分達が逃げてもいずれこの爆弾は爆発をしてしまう、そうなれば被害はどの程度かはわからないが犠牲者が出てしまう。心優しいフラグちゃんにそんな事は出来ないしかし自分で爆弾を解体出来るのかと聞かれるとそれは難しい事だった。しかしそれでも被害が出る事にどうすればいいのかと考えるとふとそこに目に入った物があった。
「上司、今目的地に着いた。爆薬の解体に取り掛かるぞ」
No11は零士とカゲチヨと共に目的地に着いたので車を降りると目標のアパートを見てため息をついた。
「にしてもこんなボロアパートに爆薬を隠していたなんてな」
「こう言うもんだぞ、木の葉を隠すなら森の中っていうだろそれと同じだ目立たない場所に隠せば誰にも気付かれないぞ」
No11は階段を登っていくと爆弾のある部屋の前まで行くと動きを止めた。そこには何故か赤い色で塗られた汚い絵がありNo11達は足を止めてしまった。
「何だあれ・・・それにこの匂いはケチャップか」
「パイナップルに見えるけど誰があんな事を」
「そんな事はどうでもいいだろ早く爆薬を見つけねぇと」
とカゲチヨは部屋の扉を開けようとしたのだがその時No11は何かを感じ取ったのかカゲチヨの肩に手を置いて彼を止めた。
「何だか嫌な予感がする。どこからか部屋の中を覗ける場所は無いか」
そう言って横の小窓があったので調べてみると奥の部屋に壁一面に爆薬が置かれており更に扉にも開けたら爆弾が作動をするトラップがそこにはあった。
「やっぱりトラップがあったか」
と事を知ったNo11にカゲチヨと零士は顔を青ざめた。
「それじゃあこの絵は誰かが警告を出したんだな」
「それにしても一体誰が」
「どうやら調べる暇もなさそうだな、公安が来ている奴らに分かる様に警告文だけを残して解体は奴らに任せようぜ」
No11は公安が来ている事に気がつくと警告文だけを残す事にして撤収を決めると急いで撤収をした、そして無線で他の地域に向かっている捜索班にも警告を送ると上司に連絡を入れて戻る事となった。
「皆よくやってくれた、No11のいた場所以外には爆薬は無く構成員や犬達も保護出来た事によりこのテロは未然に防げたぞ」
「まぁ無事に済んでよかったな」
「よーし今日この後飲みに行こうよ」
パンダはこの後飲みに行こうと言うもNo11は用事があると言って某企画を出るとフラグちゃんのいる場所まで向かったのだが
「No11さん、一体私がどれだけ待ったと思うのですか」
「ま、待てしー一旦落ち着けってな?」
とピコピコハンマーのついた鎌を持って怒り顔でいたのでNo11は落ち着く様にいうも彼女は鎌を振り回してNo11を追いかけていき彼も逃げると追いかけっこは3時間ほど続いて最終的にはフラグちゃんに甘い物をおごらされる羽目となったNo11であった。
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