「強欲ーー!!テメェ!!どこにいやがる!!」
「うぉ!!何だ!」
死神No71で別名憤怒の死神と呼ばれている彼女は突然部屋に入ってきたNo11の姿を見て驚愕をする、何故なら今彼の姿は右手にMG42機関銃を左手にRPG7に身体中には銃弾の帯を巻き付けていて更に肩にカールグスタフ無反動を装備しており顔は怒りとなっていた。
「何だよNo11何か用かよ」
No71は彼の顔を見るとNo11は部屋の中をくるりと見渡すと声を上げた。
「強欲はいねぇか?ちょっと用があるんだけど」
「あぁ?強欲なら今はいねぇよ、何でも仮想世界に用事があるって言って出て行ったんだけど」
「そうかそれは感謝をする」
No11は部屋を出るとNo71の体は何故か震えが止まらない状態となっていた。
「あ、あーしが震えている?それほど怖かったって事か?No11が」
No71はどうにかして震えている体を落ち着かせようとしていた。
『さぁー!!各馬第4コーナーを周った!先頭はモブオダイナソー、モブオダイナソー、このまま逃げれるか!?続く後続にはセーゾンドエスが続く!!』
「行けぇー!!」
「差せ差せ差せ!!」
競馬場では歓声が響き渡っておりその中にはモブ男と死神No72別名強欲の死神が一緒に競馬をしていた。その様子を死亡フラグは見つめており 何とも言えない表情となっていた。
『決まったー!!先頭はセーゾンドエス!セーゾンドエスだーー!!』
「あぁーー!!負けたぁー!」
「何故です。あそこで逃げ切れていれば」
予想が外れた事でモブ男と死神No72は地面に手をついて落胆をした。彼らが買った馬券はこの時点でただの紙屑となってしまったので何の意味も為さない。
「全く、だから私は言ったんですよ競馬なんか当たらないって」
「何を言っているのですか死神No269、競馬には夢と希望が詰め込まれているんですよ」
「そうだよフラグちゃん!!競馬で大金が手に入れば一生暮らせるかもしれないんだよ」
「そうして大穴が当たれば人ってのは無頓着ですぐにまた儲けようとして大金を注ぎ込んで負けてしまうんだよ」
「そうですよって!!No11さんどうしてここに!?」
フラグちゃんの後ろにはNo11がいて冷徹な目で死神No72の顔を見ており今にでも手に持っているMG42を使いそうだと思っていたフラグちゃんだった。
「さて強欲、何で俺がここにいるのか理解しているか?」
「そ、それはですね・・・勝手に私が人間界で仕事もせずに仮想世界で競馬をしていた事なのですが」
死神No72は震えてはいなかったがそれでも恐怖は感じていた。No11は怒らせると怖いのは天界では有名な話なので彼女は怯えていた。
「そんなことはどうでもいい、何でお前がしーを連れて競馬場にやってきたのかだ」
「え?そっちですか」
No11の言葉にモブ男達は拍子抜けした表情となりNo11の顔を見つめた。
「何だお前ら拍子抜けした顔をしやがって、しーはまだ外見的にも中学生だからなこんな所にいたら大変だから俺が回収しにきたんだよ。さぁしー帰るぞ」
「うわぁ、ま、待ってください」
「待ってよNo11君せめてでもいいからお金を頂戴よ」
「そうですここで負けた損失を取り戻せれば」
「お前らはバカか!!誰が負けるって分かっているギャンブルに金を貸すと思っているんだよ」
プライドも無くNo11の足にすがりよってくるモブ男に死神No72を鬱陶しく思った彼はすぐに足から2人の手を離すとフラグちゃんを連れて競馬場から出て行こうとした。
「お願いですよー!!っあ、そうだ靴をお舐めいたします。レロレロレロ」
「きったねぇーわ!!ふざけるな離れろよ」
モブ男はNo11の靴を舐めようとして跪くがNo11はさっと避けると仕方無さそうにいつも背負っているリュックから現金100万円を出すとそれをモブ男と強欲に手渡した。
「え!?現ナマくれるんですか?」
「何だいらないのなら返してもらうけど」
「いえありがとうございます。これで負けた損失を取り戻せそうです」
No72は現金を見るとフフフと笑みを浮かべて早速馬券を買いに行ったようでモブ男もそれについて行って馬券を買えるだけ買った様子である。
「何でお金をあげたのですか?」
「あのまま引っ付かれるのも鬱陶し買ったし100万位やっても財布には痛くもないから」
「そ、そうなんですね」
「さてとカレコレ屋に行くぞシディがおやつを作って待ってくれているからな」
「本当ですか!!わーい!」
フラグちゃんはおやつという単語を聞くと喜んだ、No11は彼女と一緒にカレコレ屋に向かって行った、その後モブ男と死神No72はNo11からもらった金を全て溶かしてしまい落胆をしてしまったのはまた別の話
「何でぇ勝てないんだよ!!」
「あそこで勝てていたら」
「みなさんも競馬などのギャンブルをする際には夢中にならないようにしましょうね」
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