前線を徒歩で進んでいるNo11達は途中敵との遭遇もあったがどうにかしてD地点の拠点にたどり着くことに成功をした。
『どうにか辿り着けましたね』
「油断するなよそれでも敵は近づいてきているからな」
No11は油断しないようにいうと何処からかスナイパーの狙撃がして近くにいた味方のプレイヤーが撃たれてしまった。No11は慌てて駆け寄ると除細動器と呼ばれる見方を蘇生できる機器を味方プレイヤーに当てるとその味方は蘇生をされた、そしてお辞儀の様な姿勢をするとそのまま何処かに去っていった。
『No11さん、今のって』
「あぁ、今のは除細動器と言って仮に死亡をしても数秒の間だけなら味方を生き返らせる事が出来るんだ」
『へぇ〜そんなのがあるんだね』
「フィーアの持っている双眼鏡には味方の航空機がミサイルなどをロックオンして攻撃出来てカゲチヨの持っているロケランやC4とかの爆発物は戦車や車両に効くぞ。モブ男の持っている弾薬箱は味方に弾薬をあげて満タンにしてくれる装備があるぞ」
No11は皆が持っているそれぞれの装備品を解説すると何故かカゲチヨは勢いよくRPG7を担ぐとそのまま何処かに走り去っていった。
「え?いやちょっと待てカゲチヨ!何処に行くんだ!?」
『何処って、今からこのロケランの威力を確かめに行くんだよ一発で戦車破壊してやるぜ!!』
と言って走り出したカゲチヨは敵の戦車を発見するとRPG7を構えると戦車に向けて弾頭を当てた。
『やったー!!当たったぞー・・・って!!あんまり効いてねぇじゃん!!』
カゲチヨはRPG7を放ったのにあまり効いていない事に驚くと敵戦車は砲身をカゲチヨに向けると砲弾を発射してきた。当然カゲチヨは避けられる筈も無く砲弾によってやられてしまう。
「ったく何やってんだか」
No11は除細動器をカゲチヨに当てると彼は生き返った。
『何でだよ!当たったはずなのに何で破壊出来ないんだ』
「カゲチヨ、お前一発だけじゃ戦車なんか破壊出来ないぞ。複数発打ち込まないと無理だからな」
『何だよそれ〜先に言ってくれよ』
『いやNo11さんがいう前にカゲチヨが走り出して行ったじゃないですか人のせいにしないでください』
『グハァ!!』
『フィーアちゃん辛辣すぎ・・・』
「フィーア言うな、それ以上言っちまうとカゲチヨの体力がゼロになっちまうぞ」
フィーアの辛辣な言葉にカゲチヨはショックを受けるもどうにかして立ち直りを見せた。そしてマップ内を彷徨いて敵を倒していると
「ん?キルされたか」
No11はキルをされてしまったので数秒程だけ待機をする事となった。
「あれ?そういえばこの相手ってフィーアをキルした相手だよな、十三って何処かで聞いた事のあるID名だな」
No11は十三というID名が何処かで聞いた事あるなぁと頭の中で考えるも画面が切り替わりリスポーンされたので気にするのをやめにした。
『No11さんがキルされたなんてその相手は許せませんね』
(こっわ!!フィーアには逆らわない方が良さそうだ)
(逆らったりしたらボコにされる)
(画面越しにも怒りが伝わっている気がするよ)
フィーアの怒りが画面越しに伝わってきそうな気配をNo11達は感じ取るも気づいていないふりをしてゲームを進めた。
単刀直入に言うとゲームの結果はNo11達チームの勝利に終わった。結構接戦とした戦いだったので皆神経をすり減らした戦いをした。
ちなみにスコアは
No11 キル43 デス8
フィーア キル24 デス11
カゲチヨ キル19 デス21
モブ男 キル10 デス43
『やばいなんか色々疲れた』
『ここまで神経をすり減らした戦いはそうそう無いですね』
『リアル重視だから何処から敵が来るのか分からない恐怖心と闘い続けないといけなかったから余計に疲れちゃった』
「まぁまたやれる機会があればやろうぜ」
No11は音声チャットを閉じるとふぅとため息をついて体を伸ばした。
「それにしてもあの十三って人誰だったんだろうな?」
死神No13は自分の部屋であるFPSゲームをしていた。そして勝負がつくとコントローラーを置いて対戦をした相手チームのIDを確認していた。
「このNo11大好きさんと黒雄って人一体誰なんでしょう?私を楽しませてくれるなんて中々いないですよ」
死神No13はフレンド申請を2人に送るとゲームを閉じて明日に備えて眠った。