カゲチヨとフィーアはカレコレ屋から出てくるとNo11が入り口の階段前でタバコを吸っているのを見つけた。
「あれ?吸っていましたっけ?」
「ん、稀に吸っているぞ」
「そうだったんだ知らなかった」
「まぁ未成年がいる前じゃ吸えないからな」
カゲチヨはNo11と長い付き合いになるのだが彼がタバコを吸っている所を見るのは初めてだった。
「ちなみに前まではどのくらい吸っていたんだ?」
「1日に5箱は開けていたな」
「多すぎですよ!!それ何年続けていたんですか!?」
カゲチヨはどのくらい吸っていたのかと問いかけるとNo11は1日に5箱は開けていたと告げるとあまりの多さにフィーアは驚いた。
「俺が死神になってしーが生まれるまでだから・・・・・・10年くらいか?」
「なぁこれって」
「現実を教えてあげた方が良さそうですね」
カゲチヨとフィーアは小声で言い合うと目の前に見えるスポーツカーをカゲチヨは指さした。
「なぁNo11、あのフェラーリが見えるか?」
「ん?あぁ見えるぞ」
「もしもNo11さんがタバコをしていなければ今頃あのフェラーリ買えていたのかもしれないんですよ」
「カゲチヨ、フィーア・・・・・・あれ俺のフェラーリだぞ」
No11はフェラーリのキーを取り出すと車のロックを解除した。
「え?」
「も、もう一台買えていたのかもしれませんよ」
カゲチヨは驚いてフィーアはもう一台買えていたかもしれないと言う。
「いや二台もいらぇねよそれに死神は肺癌を患わねぇからいくらでも吸えるぞ、カゲチヨお前も吸うか?」
No11はカゲチヨにタバコを吸うかと問い掛けた、実際カゲチヨの年齢は20歳となっているので法律上は何も問題は無い。
「い、いやいいよヒサが知ったら怒るからさ」
カゲチヨはやんわりと断るとフィーアが物欲しそうにNo11のタバコを見ていた。
「フィーア、お前はまだ早いから吸うなていうか一生吸うなタバコは百害あって一利なしだからな」
「うぅ分かりましたよ」
No11の言葉にフィーアは分かりましたと言って引き下がった。
「それにしーにもタバコは吸わないでくださいと言われているから今吸っている奴が終わったら電子タバコに変えようと思っている」
「そうなんですね」
No11は死亡フラグからタバコは吸わないでくださいと言われているので電子タバコに変えようと思っているらしく名残惜しそうに最後の一本を吸い終えると箱を潰してゴミ箱に捨てるとフェラーリに乗り込んだ。
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