それからと言うもの黒雄とペンギンにパンダと上司は各街を点々としながら生活を続けていった、ドラゴンなどに襲われつつもあったが黒男やペンギンの活躍により食料が手に入ったりして素材も手に入れられたので一石二鳥だった。
「ここが次の街だな」
「ねぇお腹すいたよ何か食べ物が欲しいよ」
「そうだな最近はドラゴンの肉ばっかだったからな」
「分かったって素材売れたら何処かで飯でもするか」
「わーい!!」
「よっしゃー!!」
パンダはお腹が空いたと言って上司も同様だったが最近はドラゴンの肉ばかりでたまには他のものでも食べたいと言ってきたので黒雄は分かったと言って持っている素材が売れたら飯でも食うかと言ったのでパンダと上司はまるで子供のように喜んだ。
「まさかまたドラゴンの肉なんて」
「流石に飽きてきたぞ」
「確かにここの所ずっとこれだったもんな」
「おいおいいつも食っているのは塩胡椒を味付けした物だろ?これはタレだったり蒸したりしているから美味いぞ」
とある場所にあった飯屋に入るとその飯屋はドラゴンの肉をメインとしておりいつも食べているペンギン達は流石に飽きてきたと言って手があまり進んではいなかった。しかし黒雄はこれはうまいと言って次々に食べていった。
「いやぁ〜中々美味しかったね〜」
「そうだな味付け一つでここまで変わるものなんだな」
黒雄達は食事を済ませて店から出るとパンダ達も食べたようで美味しかったと言って喜んだ。
「さてとそろそろ宿泊所に行って休まないとな」
黒雄は宿泊所に向かおうとしたその時誰かに腕を掴まれた、驚いた彼は振り返るとそこには衣服がボロボロな小さな子供の兄妹がいた。
「何なのこの子達」
「恐らくだが身寄りのいない子供だろう。今までの街にもいたからな」
「身寄りがいないってまさか・・・」
「親が異宙人によって殺されたのかもしれないな」
上司はまさかと思い口に出そうとそこは黒雄が代わりに言った、彼の推測だが地球に攻めてきた異宙人によってこの子達の両親は殺されたのだろう、こういう子供達は今まで何度も見てきた別に何ら不思議ではない地球に奴等が攻めてきてもう何年も経つのに未だに終わりが見えていないのだ現状だ。黒雄は軽食用に買っておいたサンドイッチを子供の兄妹に分け与えると子供達はすぐに消えていった。
「いつになったらこの戦争は終わるのかな?」
「そうだな早い所終わらせて欲しいものだ」
「終わりは無いだろう地球を侵略しにくる奴らだこっちを全滅させるまでは終わらないだろう」
「それもそうだな」
黒雄達は宿泊所に着くと借りた部屋に泊まって朝を迎える事となった。
「おいそろそろ起きろよ」
「うぅ〜んまだ寝ていたいよ」
「そうだぞまだ寝ていたいよ」
「子供かよお前ら!」
「朝飯食いに行くぞ」
朝になり黒雄とペンギンは起き上がって準備を済ませるとまだ眠っているパンダと上司を起こして朝食を食べるために宿泊所の食堂に向かっていった。
「それで今日は何をするんだ?」
「今日はこの後の旅に備えて色々買い出しだ明日にはこの街を出るからな」
「えぇ〜早いよもうちょっとゆっくりしていこうよ」
「何言ってやがるんだ?街にはあまり長居はしない方がいいぞそうでもしないといつ奴らがくるか分からないからな」
黒雄は明日にこの街を出て次の目的地に向かうと言ったその時なんだか周りが騒がしいと思い空を見上げてみるとそこにはドラゴンとは違うワイバーンがいて人々は大慌てで逃げ惑っていた。
「ちょ!あれってやばいんじゃ?」
「すぐに逃げるぞ」
ペンギン達は逃げようとするも黒雄は昨日見た子供の兄妹を見つけると一目散に駆け寄っていた。
「おい黒雄戻れ!!」
上司の声にも耳を傾けず黒雄はM4A1のコッキングレバーを引いてドットサイトにワイバーンを狙い済ませると単発で射撃をした。すぐに銃弾はワイバーンにあたり地上に落ちると黒雄は兄妹のもとに駆け寄っていった。
「大丈夫か?」
しかし喜んだのも束の間だった別にワイバーンがやってきて火炎弾を撃ち込んできた、黒雄は一瞬の動きで子供達を後ろにやると目の前に火炎弾が自分に迫ってくるのが見えた。
「黒雄!!大丈夫か?」
「黒雄くんしっかりしてよ!!」
ペンギンとパンダは倒れている黒雄に駆け寄ると彼は薄れゆく意識の中2人の顔を見た。
「ペンギン・・・パンダ、あの子達は?」
「大丈夫だ無事だぞ」
「そうか・・・それはよかった」
黒雄は子供達が無事であった事に良かったと言ったのだが意識を失いかけた。
「ねぇ起きてよ黒雄君!!」
「俺は・・・もう無理だどの道助からねぇ、ハハハ天罰だよな異宙人をたくさん殺しまくったから地獄行き確定だな」
「黒雄!!おい黒雄!起きろよおい!!目をあけろ!!」
ペンギンは必死に黒雄に対して呼びかけるも彼は目を閉じると二度と目を覚ますことはなかった。
「ここは?」
黒雄が目を覚ますとそこは何処かの部屋のような場所で背の高い本棚が周りにたくさんある部屋だった。
「目が覚めたね?」
黒雄が声のした方向を向くとそこにいたのはまるで古代ローマのような格好をした男性がいて黒雄を見つめていた。
「ここはどこだ?あんたは誰だ?」
「僕は天界を司る神だそしてここは僕の部屋で君は手違いでここにやってきた元人間だよ」
黒雄は目の前にある巨大な何かを見ており神の話は聞いてはおらずただその何かを見ていた。
「ねぇちょっと聞いている?」
「なぁこれは何だ?」
「これは万物創生システム、わかりやすく言えば自分が望んだ物をこの世界に創造する事が出来る」
「自分が望んだものを・・・頼みがある俺の妹をこの万物創生システムを使ってこの世界に創造させてくれないか」
万物創生システムがどういう物なのかと聞いた黒雄の願いはただ一つだった、自分の妹をこのシステムを使って生き返らさせて欲しいという要望に対して神様は・・・
「それは無理だよ神 黒雄君、君の言っている妹は生き返らせる事は出来ない」
「・・・何故だ」
黒雄の鋭い目つきに神様は一瞬覚えるも理由を説明した。
「この万物創生システムには様々な制約がある、例えば今いった君の妹を生き返らさせて欲しいと言ってこれで作ったとしてもそれは生きていた頃の性格とは言えず性格は変わってしまうと言う事だ」
神様はシステムについて説明をすると黒雄はショックを受けたのか倒れ込みそうになった。
「じゃあ俺はあいつに会えないのか?一生この世界で過ごすと言うのか」
「君は手違いできてしまったけど天界のルールとしてここにいてもらうよ君の名前は今日から神 黒雄じゃなくて死神No11だこの天界では死神か天使として働くんだよ」
「ふざけるな」
黒雄はナイフを取り出すと一瞬の動きで神様に近づいて首元にナイフを突き出した。
「俺は家族を失って絶望の淵にただされた、死んだら地獄に行くと思っていたらこんな所で死神として働けだとふざけるな」
黒雄は涙を浮かべると神様はただ見ているしか無かった。
「君の気持ちはお察しするよだけど天界のルールはルールだ」
神様は深刻な顔で黒雄を見つめると黒雄は分かったかの様な顔になると神様の顔を見つめた。
「それで俺はここで何をすればいい?」
「君の仕事は人々の死を適切に管理をする事が主な仕事だ」
この瞬間黒雄は自分の名前を捨てて死神No11として生きる事を決意した。
「それじゃ仕事場に案内しろ穀潰し」
「分かったよ・・・って今気のせいかな穀潰しって聞こえた気がしたんだけど?」
「何言ってやがるお前は神様ではなく穀潰しだからな」
「ぴえん、展開を司る神なのに何この言われよう」
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