アハトはベットの上でぐったりしており気分はすぐれない様子だった。最近大規模な寒波がやってきたので彼自身の体調にも変化が生じて風邪をひいてしまったのだ。ちなみに最初に気づいたのはゼクスで彼の手によりアハトは有無を言わされずそのままベットの上に連れて行かれてしまった。
「アハト大丈夫か?何か食べたい物はあるか?」
ゼクスはアハトを心配した表情で見ており大丈夫かと問いかけてきた。
「ゼクス、僕は大丈夫だよだから安心してNo11さんの所に行ってきなよ」
「いやNo11さんに伝えたらアハトのそばにいてやれって言われたから今日は一日ズィーベンと一緒にお前の所にいるからな」
アハトは自分は気にしなくていいからと言うもゼクスはカンナと1日一緒にいると言った。
「・・・子供じゃないのに」
恥ずかしそうにアハトは布団をかぶるとカンナが買い物袋を持って戻ってきた。
「ヤッホーアハトくん、調子は?」
「ズィーベン、アハトの体調は悪いんだぞ静かにしてやれ」
帰ってきてから声を張り上げた彼女にゼクスは注意をする。
「えぇーせっかくアハト君のためにぶどうゼリー買ってきたのにー」
「ん・・・食べる」
「分かったちょっと待っていてねー」
ぶどうゼリーを買ってきたというカンナの言葉にアハトはぶどうゼリーを食べるといった。食欲はあるようでそれを聞いたカンナはスプーンを取ってくるとぶどうゼリーをアハトに渡した。
「・・・美味しい」
「良かった、アハト君が喜ぶと思って買ってきたからおかゆも作るから食べられるよね?」
カンナの言葉にアハトはうなづく、元気ではないが食べられる姿を見てゼクスはホッとする。少しするとカンナが作ってきたおかゆを持ってきてそれをアハトの前に置いた。彼はそれをスプーンで救って食べ出した。
「ズィーベンおかゆおいしいよ」
「おかわりもあるから鍋いっぱいに作ったよ」
「そんなにはいらないだろ」
鍋いっぱいに作ったおかゆに対してゼクスはそんなにいらないだろうと言った。
「アハト君早く良くなってよね。アーシも心配しているんだから」
「何で心配してくれるの?」
「何ってアハト君は仲間なんだよ乙女にそんな事を言わせるなんて悪い子だなー風邪が治ったら頭ぐりぐりの刑にしてあげる」
「頭ぐりぐりの刑は嫌だよ」
「安心しろアハト、僕が守ってやる」
アハトは頭グリグリの刑は嫌だったのでビビるもゼクスは自分が守ってやると言ってあげた。
その後アハトは薬も飲み無事に風邪を治すことが出来た。
「ヒーちゃん!!俺も風邪をひくから治してよね」
「直すわけないだろ」
余談だがこの光景を見ていたカゲチヨとヒサメだったが彼曰く自分も風邪をひいたら治してほしいと言うも彼女は辛辣そうに言ってあげたらしい。
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