「失礼します神様」
謁見の間には神様に呼ばれた死亡フラグはやってきたのだが肝心の神様はおらずシーンとしていた。
「あれ?手紙がありますね」
死亡フラグは椅子に置かれてあった手紙を読んでみるとそこには衝撃のことが書いてあった。
【死神No269へ、
突然だが君を天界から追放させて貰う事にしたよ、理由は君がいつまで経ってもトレーニングシステムでモブ男を練習台に使っても成果が出ない事に起因をしたからさ部屋の荷物をまとめてすぐにこの天界から立ち去ってくれないかな?後ついでに言っておくけど君の死神の力は天界を出た時点で使えなくさせて人間と同じようにさせるから。神様より】
「え?どう言うことですか?」
死亡フラグは訳が分からず困惑をする、自分が天界から追放をされるその事実に頭の中が真っ白になりそうだった。
「ここにおったか」
そこに現れたのは生存フラグでそばには死亡フラグの部屋のあった荷物が入ったリュックが置かれていた。
「せ、生存フラグさん、一体どうしたのですか?」
「どうしたじゃと?貴様その手紙を読んでおらぬのか貴様はこの天界にいらなくなったのじゃここに荷物をまとめてある。何処にでも好きな場所に行くのじゃな」
「ま、待ってくださいせめて最後にモブ男さんに会わせてください」
「ダメじゃその頼みは聞けぬさっさとこの天界から出て行くのじゃな!!」
生存フラグは荷物をまとめたリュックを死亡フラグに渡すと彼女は謁見の間から出ていく、親友に頼みすら聞いてもらえず死亡フラグは泣きそうになるも何とか耐えて言われた通り天界から出ていく。
「すまない・・・死亡フラグ」
生存フラグは呟くように言って彼女も謁見の間から出た。
「これはまずいですね。すぐお兄様に知らせないと」
物陰から一部始終を見ていた死神No17はすぐにNo11に連絡を取ろうとした。
地上世界に出てきたと言うものの行く当てなんて何処にもあらずただ歩き続けていた。次第に雨も降ってきてこのままでは風邪を引いてしまうと感じた彼女はどこか雨宿りできそうな場所を探す。
「そういえばあそこなら行けるはずです。でも急に来たら迷惑になっちゃうかもしれないですけどこの際仕方ないです」
カレコレ屋ではカゲチヨはのんびりといつもの様にYouTubeを見ているとドアがコンコンとノックをされる。
「うん?誰か来たのか」
「私が開けるね」
ヒサメがドアを開けるとそこには死亡フラグが大きなリュックを背負っておりそれを見たヒサメを驚く。
「え!?フラグちゃん!一体どうしたの?」
「ヒサメさんすいません急に来ちゃって」
よく見ると雨に濡れた服や髪もビショビショで口をガタガタ言わせており明らかに寒そうだった。
「しかもすごく濡れているじゃん!!このままじゃ風邪ひいちゃうよ、ごめん私フラグちゃんをお風呂に入れるから」
「ウム、俺は何か軽く作っておく」
ヒサメはすぐに死亡フラグをお風呂に入れるといいシディは軽く何か作ると言ってキッチンに向かいカゲチヨは死亡フラグが背負っていたリュックの中身を見てみると驚愕をした。
「何だよこれ、服にフラグちゃんがいつも持っている鎌じゃないか、お泊まり会に来たって様子じゃなさそうだな」
あの様子からしてそもそもお泊まり会だったらヒサメ自身が楽しみにしているのはカゲチヨから見てもわかる。天界で起きた事実を知らない彼は困惑をする。
お風呂から上がった死亡フラグにシディは軽く作った食事を彼女の前に置くと死亡フラグはがっつくように食事を食べ始めた。
「焦って食べなくてもいい、お代わりがいるのならまだあるぞ」
シディは焦らずに食べるように言い死亡フラグはすいませんと言いながらも食事を食べ続ける。よほどお腹が空いていたのだろうすぐに食べ終えたのでシディはおかわりを入れてあげると彼女は食べ続けしばらくして死亡フラグは食事を終えると落ち着いた。
「すみません急に来てしまって」
「フラグちゃん何があったの?あんな大荷物持っていたしNo11さんと喧嘩をしたの?」
ヒサメは死亡フラグに何があったのか問いかけた、少なくともあんな大荷物を持っていた時点で何かあったのは明確だ。
「実は・・・私天界を追い出されちゃったんです」
「どう言う事だ?」
まさかの事実にカゲチヨは驚いたが死亡フラグは理由を話す。神様の手紙に書かれていたこと生存フラグに出ていく様に言われた事などを話すと彼女は泣き出しそうになった。
「か、神様はいつも私のことを気にかけてくれました。それなのに天界から追放をすると言われて私はどうすればいいのか分からなかったです」
ついに耐えきれず涙を流してしまう死亡フラグにヒサメが抱きしめる。辛かった気持ちがあったがそれでも耐えられたのはまだいい方だった次第に泣きつかれたのか眠ってしまい寝息を立ててしまった。
「寝たか?」
「うん疲れていたみたいだしこのまま私の部屋に泊めちゃうね」
「なら俺が運ぼうヒサメはフラグちゃんの荷物を持ってきてくれないか?」
シディは死亡フラグを背負いヒサメは彼女の荷物を持って上のアパートに行きその間カゲチヨはパソコンを開いてビデオ通話を開始しようとした。
「頼むよ繋がってくれよ」
少しすると画面が写りビデオ画面には068の兵士が写った。
「すいませんNo11をお願いしますか?」
カゲチヨは兵士にNo11がいないかと確認をすると兵士は少し待ってくれと言って画面から消えて数分してからNo11が画面の前に姿を表した。
『何だよカゲチヨ、派遣の時は通話して来るなって言ったろ?』
「悪い、だけど緊急事態だフラグちゃんが」
『しーが何だって?』
カゲチヨはすぐに死亡フラグの話題を言うとNo11の顔つきが変わる。カゲチヨは事情を説明するとNo11の顔が怒りに変わり今にでもキレそうだったが何とか耐えていた。
『悪いすぐにそっちに戻るそれまでしーの事を頼めるか?』
「あぁそれくらい構わないぜ」
『それじゃあ』
通信を切るとカゲチヨはふぅとため息を吐き今後のことを考えた。
「さてどうすっかな、取り敢えずNo11が戻って来るまでは油断をしちゃいけないな」
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