「ここは・・・一体」
死亡フラグは目の前に大きな宮殿が見える場所にやってきたと思ったら見るからに鬼らしき人物がやってきて死亡フラグの方を向いた。
「んじゃちゃちゃっと冥府の裁判を始めていきますね」
死亡フラグには意味が分からなかった、突然やってきたと思えば冥府の裁判をされるとしった彼女の心境は安らぐものでは無かった。
「ウゲェ、こいつ死神だったのかよってことは生前たくさんの命を奪っているんだろうな」
「そ、そんなわけありません。私は確かに死神ですけどこれまで人の命を奪った事はありません」
死亡フラグは自分は死神だけど人の命を奪ったことはないと反論をする。
「嘘をつくなよ、じゃあそのTシャツに描かれてある死亡って文字は何だ!」
冥府の裁判官は死亡フラグが着ている死亡の文字が書かれたTシャツを見て指を刺す。この服は神様に貰ったもので死神の事とは一切関係はなかった。
「まぁとにかく、判決を言い渡すぞお前は地獄にて10億年の」
それを聞いた死亡フラグはまずいと感じ取った今ここで判決が決定されてしまったらNo11や生存フラグにモブ男といった皆に会えなくなってしまう。しかし自分では阻止をできる筈も無く判決が言い渡されそうになったその時
「待つのじゃ」
「え・・・閻魔大王様」
そこに現れたのは車輪に髑髏の顔が付いており獄卒は閻魔大王と呼んでいたのでこの髑髏の人物?が恐らく冥府の一番偉い人なのだろうと死亡フラグは感じ取った。
「その者はこちらにて預かる」
そばにはエマもいて死亡フラグに近づくと彼女は手を取り自分の後ろに隠れさせた。
「あ・・・あのエマさん」
「大丈夫ですよ落ち着いてください」
エマは死亡フラグを落ち着かせる。
「し、しかしですね閻魔大王様。こいつは死神ですよ大勢の命を奪っているに決まって」
「ではその者の閻魔帳を見ればよかろう、そのような事実が書かれてあればな」
獄卒は疑いながらも閻魔帳を見ると確かに死亡フラグは死神であっても人の命を奪った事実はどこにも書かれていなかった。
「確かに書かれてはいないです」
「それでよかろう。ではわしらはこれにて」
圓馬大王はエマと死亡フラグを連れてその場から離れる。
「助けていただいてありがとうございました」
死亡フラグはペコリと頭を下げてお礼を言う。
「いいんですよこれ位、それにお礼はたんまりと現ナマで支払ってくれれば」
「何を言っておろうエマ、ともかくわしはもう戻る。その者をきちんと現世に送り届けるのじゃぞ」
エマは顔をニヤつかせて現ナマが欲しいというも閻魔大王に止められてしまってエマはしょぼくれてしまう。そして閻魔大王は戻ると言ってその場から離れていきエマと死亡フラグは2人だけとなった。
「さてと貴方を現世に戻さないといけませんのでついてきてください」
しばらく歩いていくと1つの扉がありエマはそこで止まる。
「ここが現世に戻る扉です。ここを通れば戻れますよそれとNo11さんに会ったらよろしくって言っておいてくださいね」
「分かりました。エマさんもありがとうございました」
死亡フラグはお礼を言うと現世に通じる扉を通っていきエマだけが残された。
「行っちゃったね」
エマの後ろから現れた死亡フラグに似た少女でNo11が人間だった時の妹黒子がやってきた。
「貴方は合わなくてよかったんですか?」
「いいの、私と会っちゃったらあの子は混乱しそうだし早くお兄ちゃんの所に戻してあげたかったのもあったから」
「そうですか・・・まぁあんな事を言われたらいくら私でも協力はしてあげますよ」
『しーを、死亡フラグを助けてくれ』
No11から連絡を受けた時は信じられなかったエマであったが事実であるのを確認をするとすぐに彼女は閻魔大王の所まで行って交渉をしたが最初閻魔大王は取り合ってくれなかったが黒子がじゃあもう閻魔大王様の事は嫌いになっちゃうよと言うとまるで孫に嫌われるのを嫌った祖父の如くすぐに動いてくれたのはエマ自身大いに助かったのだ。
「まぁこれからどうするのかはNo11さん達次第ですよ」
「う・・・う〜ん」
「フラグちゃん!目を覚ましたの!?カゲ!!フィーアちゃん!!No11さん!!フラグちゃんが目を覚ましたよ」
死亡フラグが目を開けると最初に見たのはヒサメだった、ヒサメは死亡フラグが目を覚ましたのを確認するとすぐにカゲチヨとフィーアにNo11を呼んできた。
「しー!!」
No11はフラグちゃんを抱きしめた。彼女の感触を確かめていると苦しそうにしたフラグちゃんであったのでフィーアが止めに入る辞退ともなった。
「よかった!!本当によかった!!」
「どうなる事かと」
「結果オーライだな」
「そうだね、だけどフラグちゃん今回は心配をかけさせたから罰として私の部屋に2日間泊まってね。退院したらヒサコちゃんと一緒にケーキバイキングに行こうね」
「はい!!」
死亡フラグが目覚めたことに安堵をするNo11だったが最後に解決しないといけない問題が残っているのを忘れてはおらず少しだけ顔を顰めていた。
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