寝台特急「出雲」+-の交叉   作:新庄雄太郎

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いよいよ、クライマックスを迎えます


第七章 解決

「これではっきりしたぞ。」

 

「この事件は風邪薬の副作用の被害によるものだ。」

 

「ああ、それで問題になっているな。」

 

「調べたところ、しらさぎ製薬の前身は三田薬品だ。」

 

「えっ、じゃああの「新ゴンザA」の事件は。」

 

「ああ旧三田薬品の製品だ。」

 

「5年前、三田薬品で風邪薬の死亡事件が起きたんだ。」

 

「ほう。」

 

「その後、三田薬品は経営破綻の危機にされ、福江製薬と統合して今のしらさぎ製薬になったんだ。」

 

「じゃあ、犯人は中に入るのか。」

 

と、高山は言った。

 

「うん、考えられるな。」

 

「問題は、犯人はどんなトリックを使ったか。」

 

次の日、東京公安室公安特捜班に島根県警の安来刑事と出雲署の山根刑事と警視庁・捜査一課の杉浦警部補と湾岸署の栗山刑事がやって来た。

 

「そうか、やはり製薬会社の風邪薬の副作用の事件と関与してるのか。」

 

「はい。」

 

「それで、島根県警の方では。」

 

「はい、出雲署では。」

 

県警と出雲署では3人に絞られた。

 

久保田 敦也 会社員

 

皆川 秀樹 しらさぎ製薬・役員

 

相原 雅人 

 

「なるほど、この3人の内が犯人何だね。」

 

「はい。」

 

「昨日相原は、松江へ行って出張に行っていたと行っていたと言います。」

 

「相原はその時、何で行きましたか。」

 

「ええ、夜6時の寝台特急「出雲」に乗ったと言っています。」

 

「なるほど。」

 

「てことは、帰りは。」

 

「山陰本線・伯備線の特急「やくも」に乗ったと言っています。」

 

「ほう。」

 

「相原は、本当に「出雲」と「やくも」に乗ったのかな。」

 

「うーむ。」

 

翌日、南の方に歩夢としずくと侑がやって来た。

 

「えーっ、3人の中に犯人が。」

 

「ああ、恐らく犯人はどんな方法を使ったのかだ。」

 

「ねぇ、行って見ようよ。」

 

「うん。」

 

「じゃあ、僕は時刻表で調べて見るよ。」

 

と言って、特捜班に残り、南と歩夢達と一緒に事件の捜査をすることにした。

 

南と歩夢達は18時50分発の寝台特急「出雲1号」に乗って出雲へ向かった。出雲に到着したのは8時17分である。

 

「えっ、この男が乗ったのは24系25形の「出雲」ではなく、14系の「出雲」に乗ってた。」

 

「おお、この男ではなかったな。」

 

「そうですか。」

 

南は東京にいる高山に連絡した。

 

「えっ、お台場の事件の当日に14系の「出雲」に乗っていた。」

 

「ええ。」

 

「わかった、調べて見るよ。」

 

と、高山は時刻表を見て見る事に。

 

「えーと、お台場の事件当日に列車に乗ったとしたら。」

 

と、時刻表を見た。

 

東京発21時20分 寝台特急「出雲3号」に乗車

 

出雲市着10時50分 下車

 

出雲大社及び日御碕に観光

 

出雲で1泊

 

出雲市発8時40分 特急「やくも6号」に乗車

 

米子着9時33分  下車

 

米子発9時52分 特急「はまかぜ4号」に乗車

 

新大阪着15時43分 下車

 

新大阪発15時44分 新幹線「ひかり350号」に乗車

 

「ん、待てよ、米子だったら近くに米子空港があるじゃないか。」

 

米子空港

 

米子行(全日空) 13時25分に乗る

 

東京着   14時40分

 

「そうか、行きは列車で帰りは飛行機を使ったのか。」

 

そして、達仁と歩夢の推理したら犯人は相原と断定した。

 

「これで相原のアリバイは崩れたな。」

 

「ええ。」

 

「これで相原を逮捕できますね。」

 

と、しずくは言った。

 

そして、相原は現れた。

 

「あっ、あなたは。」

 

「もしかして、まさか。」

 

と、しずくと皆川は。

 

「あっ、しずくちゃん。」

 

「助けてくれー。」

 

「動くなっ!。」

 

「どういう事なんだ。」

 

「こいつらが悪いんだよ、こいつらがこいつらが作った風邪薬のせいでな!。」

 

「新ゴンザAの事ですね。」

 

「あの薬のせいで、俺の娘が飲んで、その薬のせいで娘が死んだんだ。」

 

「じゃあ、あなたは、復讐しようと考えてたのか。」

 

「そうさ、これでお前とこいつは時刻へ送ってやる。」

 

と、そこへ島根県警の安来刑事と椿刑事と出雲署の山根刑事がやって来た。

 

「そこまでだ!、相原。」

 

「お前を朝比奈 隆及び佐伯 緑殺害容疑でお前を逮捕する。」

 

「奴は鳥取で心中したはずだが。」

 

「鳥取の心中は、命を取り留めたそうだ。」

 

「くそーっ。」

 

こうして、寝台特急「出雲」の連続殺人は解決した。

 

その後、総合感冒薬「新ゴンザA」の副作用事件は法律相談の対象になった。

 

「しかし、高山もよくわかったな。」

 

「ああ。」

 

「犯人は列車ではなく、飛行機を使ってたとは。」

 

「まぁな。」

 

 




劇中の列車時刻は昭和63年のダイヤを使用しています

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