音とポケモンを操る者ガールズバンドと出会う 作:かぴばらの子(活動停止中)
それでは早速本編をどうぞ!
少しトラブルがあったものの、例のポケモンの事に関して後で話すということになり、今はみんなで昼ごはんを食べている。
「ねぇ赤司さん?」
「ん?どうした?」
「その……さっきのポケモンの話の約束……話してくれるんですか?」
「あぁ、そうだったな、わかった。」
すると赤司は手を一旦止め、赤司が必死になっていたポケモンの話を始めた。
「まず……どこから話すか……。」
「ねぇ赤司?あこがさっき棚に置いてあったモンスターボールを取ろうとしたら必死になって取り上げたのは何か理由があるの?」
「……あぁ。」
「それは一体なぜ?」
「……あのモンスターボールの中に入っているポケモンは……母さんのなんだ。」
「そうなの?」
とあこが聞く。
「うん……俺の母さんも実はかなり強いポケモントレーナーだったんだ……まぁ俺がポケモントレーナーになったのもポケモンが好きだってこともあるけど、母さんの影響もあるかな?」
「そうだったんですね、でもそのお母さんは今どちらに?」
「……。」
すると赤司は何故か暗い表情をしていた。
「赤司……?」
「……俺の母さんは……」
もういないんだ……。
「え……。」
「い、いない?ど、どういうこと?」
「俺の母さんは……数年前、病気で亡くなったんだ。」
「そ、そんな……。」
「だから俺には大好きだった母さんはいないんだよ……。」
「……。」
すると場の空気が重くなってしまった。
「ご、ごめんなさい!私がこれ以上聞かなければ!」
「いや……大丈夫……本当の事だし。」
「赤司……。」
「それで母さんが亡くなる前の日……「話すのはこれで最後になるかもしれないから病室まで来れる?」ってメールが来て、父さんと行ったんだ……そして病院に行って母さんと話して……その時にあるものを渡されたんだ。」
「それがあのモンスターボールってこと?」
「うん……これは母さんがポケモントレーナーだった時……ずっと一緒に戦ってきた母さんの大事なポケモンなんだ……。」
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数年前……
「赤司?……これを受け取って?」
「モンスターボール?これって……。」
「えぇ……これは母さんの……大事な大事なポケモンよ……。」
「か、母さん、いいのか?」
「えぇ……今の赤司はどんどん強くなりつつある……だから……赤司に……母さんのポケモンを……受け継いで欲しいの……。」
「母さん……。」
「その代わり……これだけは約束して?」
「な、何……?」
あなたはもっと強くなれる……だから必ず……頂点を目指しなさい……。
「……うん……わかった!俺……もっと強くなるよ……そして頂点を目指すよ!」
「赤司……。」
「……たくましくなったわね……期待してるわ……。」
そして……次の日……母さんは……帰らぬ人となった……。
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現在……
「頂点か……。」
「俺は音楽もやってるけど……その音楽も……ポケモンバトルも……てっぺんを目指せるのは難しいって事はわかってる……でも母さんと約束したからには頂点を目指したい……。」
「そうだったんですね……しかしそれだけなら、見せられない理由がわからないのですが……。」
「……実はこの話にはまだ続きがあるんだ。」
「そ、そうなの?」
どうやら赤司の話にはまだ続きがあるようだった。
「うん……母さんが亡くなって少し経ったある日……少しだけ父さんの話も交えるんだけど……。」
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数年前……
「えっと……ん?」
母さんが亡くなってから少し経ったある日赤司の父さんは仕事から帰っていた。
すると父さんは誰かの話し声が聞こえ、そっと耳を傾ける……。
「はい、はい……。」
「(何を話しているんだ?)」
「……すいません……まだ彼女のポケモンの居場所がまだわかっていません……。」
「(彼女のポケモン?)」
「見つかり次第こちらも動きそのポケモンの捕獲に取り掛かる予定です……菅原夕奈のポケモンを……。」
「っ!?菅原夕奈!?母さんのポケモン!?」
するとうっかり声に出してしまい、電話していた人はこちらに気づいた。
「ん?誰だ?誰かいるのか?」
「っ!(まずい!)」
危機を感じた赤司の父さんはすぐにその場から逃げた。
赤司の家……
ガチャ!
「あ、父さんおかえり。」
「赤司!母さんのポケモンは無事か!?」
「え?なんともないし、大丈夫だけど。」
「赤司!母さんのポケモンは明日から絶対に外に持ち歩くな!」
「え?な、なんで?」
「母さんのポケモンは、狙われているんだ!」
「……狙われてる?ど、どういうこと……?」
赤司は恐る恐る父さんに聞く。
「理由は分からない、ただ母さんのポケモンが狙われているのは確か……俺は詳しく調べてみる、だから赤司は母さんのポケモンを頼んだよ?」
「わ、わかった……。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在……
「ね、狙われてる……?」
「どうしてなのかわからなかったよ……でも父さんが細かく調べていたらしいんだけど……そしたら……ある組織が母さんのポケモンを狙っていることがわかったんだ。」
「組織?」
「うん、それが「リュウセイ組」っていう奴らなんだ。」
「リュウセイ組……。」
リュウセイ組とはポケモンバトルを中心に活動しているチームみたいなものでリュウセイ組の他にも色んなチームがある。
「そのチームがなんで……?」
「母さんのポケモンは結構強いし、チームにそのポケモンを使うやつがいればかなりの戦力になるくらいだからね。」
「そんなに強いの?赤司の母さんのポケモンって?」
「強いよ?まぁ病気で亡くならなかったら……見せてあげたかったぐらいだけど。」
赤司はそういう。
「そんなに強かったんですね……菅原さんのお母さんは。」
「うん……とにかくいまわかるのはその「リュウセイ組」っていうチームが母さんのポケモンを狙っているということぐらいかな。」
「そうなんだね……。」
「じゃあ!いつかその赤司さんのお母さんのポケモン見せてよ!」
「うん、今は見せられないけど……いつかね?」
「うん!じゃあ約束!」
「約束?」
するとあこは自分の小指を赤司に差し出した。
「はい!赤司さんも!」
「……わかった。」
「破ったら針千本だからね?」
「わ、わかったよ……笑」
そして赤司はあこと約束を交わした。
数時間後……
「赤司今日はありがとね?」
「おう、またいつでも来てよ。」
「赤司?」
すると友希那は赤司に声をかける。
「もし困ったことがあればいつでも言ってね?私達の出来る範囲であなたの力になるから。」
「……おう、ありがとう。」
「それじゃあまたね!」
「また……あ、紗夜?」
すると赤司は紗夜を呼び止める。
「は、はい……?」
「もしポケモンのことでわからないことがあれば言ってね?出来る限りアドバイスはするからさ!」
「あ、ありがとう……ございます///」
「じゃあみんなまたね!」
そしてRoseliaは赤司の家を後にした。
しかしなんで紗夜は顔が赤かったのか……
赤司は少し心配だった。
つづく
今回もありがとうございます。
赤司のお母さんのポケモン……一体なんなんでしょうね。
今後の展開にご期待ください!
それでは次回もよろしくお願いします。
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m
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