お手柔らかにお願いします☆
話をしよう。
あれは5分前。いや、三分も立っていなかったか。取り敢えずさっきだ。
重度のオタクだがそれ以外は普通なしがない高校生の俺、時野千秋は学校に向かっていた。
そして、女の子が車に轢かれそうなのを見た。
普段は臆病で意気地無しな俺だが、
そんな俺の中にも、正義だとか自己犠牲だとかのような善っぽい部分はあったらしく、
気がつけば子供の元へ走っていた。
子供の元にたどり着く前に、間に合わないと判断した俺は子供を突き飛ばした。
車はプー!と音を鳴らしながら迫ってくる。当たるのはもう確実だった。
恐怖心はなかった。いや、諦めていたと言うべきか。
何て言うかこう·······人間どうしようもない状況に陥ったら、
「あ、もう無理だわ」と諦めがつくらしい。ソースは俺。
当然俺は轢かれ、命を落とした。一瞬で痛みはなかった。
で、結局死んだわけだが··············。
死んで気がついたら狭いよくわからない真っ白な部屋にいて綺麗のお姉さんがいます。
先生どうしたらいいですか?
ぶつぶつ独り言を言っていると、女性が声を掛けてくる。
「あのー···············」
「あなた誰ですか?」
「へっ?」
「いや、僕死んだはずなんですよ。ここはどこであなたは誰ですか?」
淡々と言い続ける。
死んでるんだ。怖いものなんてあるわけがない。
そう考えると、冷静になれた。
「えっと·······私は女神でここはあの世です」
「あ、そうですか」
「驚かないんですか!?」
「そりゃあ、察しますよ。死んでますし、どうせあなたも神か天使辺りだと思ってました」
普通気づくだろう。こんなありきたりな展開。
「で、俺は転生か何かするんですか?」
「何でわかるんですか!?まさか··········心が読める········?」
「あぁ、転生するんですね」
ここまでテンプレと言わんばかりのありきたりな展開だ。いっそ清々しい。
にしてもこの人本当に女神?全然それっぽくないというか寧ろアホに見える。
「ま、まぁいいでしょう。そうです。
あなたは転生します。行き先はあなたも知ってる世界、『東方project』です」
「マジですか!?」
「っ!?·············はい·····」
女神はここに来て初めての俺の驚きの表情と声に一瞬ビクッとなりながら答える。
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
東方キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
歓喜に打ち震えながら、女神に詰め寄る。
「それってなにか能力が付いてきたりします?」
「なにからなにまでお見通しみたいですね·······はい、能力が付きます」
「どんな!?」
「『人を真似る程度の能力』です」
「『人を真似る程度の能力』?」
「はい、大方を説明すると、
あなたは次元を問わず、あなたの知っている人物のあらゆる点を真似ることができます。
姿、筋肉、能力、思想、特技、性格、その他etcを。同時に使用もできます」
マジか。最強じゃないか。
しかも次元を問わず知っている人物ってことは他のマンガやアニメからもいけるじゃないか。
マジチート。
チートじゃないすか。
「チートじゃないすか」
あ、口に出た。
「はい。あなたが死んだのは私の責任であなたは特別な存在ですから」
「特別?」
思わぬ言葉に疑問を抱く。
俺別に特別じゃあないんだが。特別だったら死なんだろうしね。
「あなたは運命を変えうる存在。世界の特異点なんです」
「·················は?」
運命を変えうる存在?世界の特異点?
頭のなかが訳がわからないよという言葉で埋め尽くされる。
訳がわからないよ。
「あなたは本来女の子を助けず、生き続けるはずだったんです。
それはこの本、運命の書にも記載されています。しかし、あなたは運命の変え、死んでしまった。
そんなことになった人間は指で数える程しかいません。
だから、あなたは運命の、世界の特異点なんです。お分かりいただけました?」
「は、はい·················」
俺ってそんなすごい人間だったのか···········ヤバイな。東方の運命·····変えちゃおっかな?
ワクワクしてきてウズウズしていると、女神があっと言う。
「もう時間です。向こうの世界に行ってもらいます」
「オッケーでーす!」
「アハハハ················では、いってらっしゃーい」
「え、どこか」
尋ねようとした瞬間、床に穴が開く。
「らぁーーーーーー!?」
落ちると、グニャグニャした空間に入り、どんどん意識が薄らいでいく。
そして、俺はついに意識を手放した。
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「ん··················ん·······?」
瞼の裏に光を感じ、目覚める。
ゆっくりと目を開き、周りを見渡す。
そこにあるのは森と青い空。
夢じゃないことを確認するため、試しに射命丸になれ。と念じてみる。
すると、俺の体と視界は、何かよくわからない黒い物に覆われる。
次の瞬間、それは消え、再び視界に光が戻る。
手を見ると、それは前のような男の手じゃなく女の子らしい手だった。
服も変わっていて、スカートになってる。背中には羽がある。
変わったことを確認し、幻想郷に来たんだと実感する。
そして、息を吸い、吐くと同時に声を出す。
「幻想郷に来たぞぉーーーーーーーっ!!!」
こうして俺、時野千秋は幻想郷に発生した。
嘘です。もう四ヶ月書いてます。初投稿じゃないです。
白白亜様に感化されて書きました。出来は悪いです。
苦手なチート転生ものが完成しました。
能力は5秒とかからず脳内で完成しました。
明日の中間考査の課題は完成しました。(終わりました)
勉強は少しも完成していません。