AIが書いた間違ったボーダー青春ラブコメ   作:taiken

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八幡(本作設定では由比ヶ浜と雪ノ下ともども16歳の一年坊)は、若村先輩(二年)と茂木線をすることになった。
八幡は自らの勝利を確信していたが……?


六月某日 ボーダー本部訓練室 模擬戦

『模擬戦開始』

 アナウンスとともに、銃声が鳴り響く。市街地には不似合いなその響きも、相対する彼らにとってはそうではない。

 

 先手必勝。

 若村先輩が選んだ戦術は、足元への射撃による牽制からの胸元への銃撃だった。

 トリオン体は、体と名がつく以上、体の各地にトリオンを供給するためのトリオン供給機関が存在する。胸もそのひとつで、ここを銃撃されてしまえば敗北してしまう。

 

 俺は、胸元を中心としたシールドを展開しつつバックステップを踏むことで距離を取った。若村先輩の銃弾は、俺の展開したシールドに阻まれ、火花をあげるのみで終わる。足にかすり傷を負ったが、すぐに止まるだろう。

 しかし、若村先輩は間髪入れずに二発目を放ってきた。アサルトライフルの連射性は、シールドの耐久能力を過信させてはくれない。

 俺は、それを建物の死角に隠れることで回避し、アサルトライフルで反撃する。若村先輩は、電柱を遮蔽物として使い、銃弾を防ごうとした。

俺の弾丸が、その遮蔽物を粉砕し、若村先輩の肩を撃ち抜く。

「ぐっ……」

「……浅いか……!!」

 

 肩を撃ちぬいたと思ったが、若村先輩もシールドを展開していた。どうやら戦闘に支障はないようで、射撃を続けたまま後退する。

 

******

八幡と若村の模擬戦を観戦しながら、由比ヶ浜は香取に話しかけていた。

「確かにヒッキーは目つき悪くて、学校でも話さなくてアレだけど。

良いところもあるんだよ?」

「結衣、あんたさぁ……あいつの話になるとムキになるのやめたら?」

「べ、別にそんな事ないし!」

「はいはい。」

 香取は拗ねたようにそっぽを向く。ボーダー内で、同い年の同性戦闘員は希少だ。結衣は、C級ではあったが友達になれそうだった。

 それが、別の支部に行ってしまっては張り合いがないではないか。

「違う支部に行くけど、合同演習の時はこっち来るし……B級に上がったら、防衛任務とかでも会えるよ。」

「じゃあ!何かあったら私に連絡しなよ!?来馬先輩に怒鳴り込んでやるから!黙ってたら酷いことになるよ!?」

「うん。その時はお願い、葉子。」

「……絶対だからね。」

 

 彼女らの目には、必死で戦っている男たちの奮闘は映っていなかった。

 

******

 

(……追うか……?いや…!)

 俺は一瞬迷ったが、銃口に手をかけたまま建物の影に隠れ、勝利の鍵となるトリガーを機動する。

「レーダーオン!」

 若村先輩は、隠密用のトリガーである”カメレオン”を使い透明化するという戦法をとることがあった。カメレオンを使用している場合は、他のトリガーを使う事は出来ない。しかし、攻撃手のトリガーや銃手のトリガーを展開したままカメレオンを使えば、カメレオンをオフにした瞬間にそのトリガーで奇襲をかけることが可能となる。

 

 カメレオンガンナー。かつては、最強の対人戦法だった。

 

 今はどうか? 今となっては、そこまで恐れる相手ではない。

なぜなら、俺にはレーダーがあるからだ。先ほどぶち当てたアステロイドにセットしていたスタアメーカーが、若村先輩のトリオン体を検知してレーダーの反応を補強してくれる。

(左の建物、二階に居る。探しに出てきたところを窓から奇襲するつもりだな……!)

 

 若村先輩は、こちらが気付いたことに気付いていない。カメレオン中はトリガーが使えないので、無防備な姿をこちらに晒しているも同然だ。

(……勝った……!)

 俺は、二階にアステロイドを叩きこんだ。

 

******

 

『模擬戦を終了します』

 模擬戦の内容は、若村先輩の勝利だった。香取と由比ヶ浜は、頭に疑問符を浮かべている。

「えっと……?ヒッキー負けたの……?途中までいい感じだった、よね?」

「どういうことよ、説明しなさい麓郎。」

「いや、途中でわかったんだよ。八幡のトリガー構成と、さっきの勝負の勝ち筋が……。」

「それはつまり、こいつの手の内を全て看破していたってこと?」

 香取は、冷ややかな視線を若村先輩に向けるが、若村先輩は首を横に振る。

「肩を撃たれたとき咄嗟に電柱の破片があって、それがスタアメーカー入りだって気付いたんだ。建物に逃げた後、そいつを窓に放置して、俺はバッグワームで別のところに隠れてたんだよ。正直隠れられるとは思わなかったけど。そうしたら、八幡が勝手に引っかかってくれてな。」

「それで、アステロイドを撃ってるところをハチの巣にしたわけね。」

「そういうことだな。」

「……ハッチだけに?」

 由比ヶ浜の何とも言えない駄洒落に香取はため息をつく。

(やめろよ。泣いちゃうだろうが。俺が。)

 

「本当にいいの?結衣。あんたまだC級だし、トロいけど。もっといい隊長は居るんじゃない?なんならあたしがやってあげようか。」

 由比ヶ浜は、香取の提案に首を振る。

「ううん。私、ヒッキーとやってみたい。」

「そう。まあ、頑張りな。ハッチ。結衣のことよろしく頼むわ。」

「……ああ。任せてくれ。」

 

 威厳もクソもあったものではないが、こうして模擬戦は幕を閉じた。




若村先輩は本編開始時よりちょっとまだ弱いです。
ちなみにスタアメーカーは原作だと諏訪隊が、レーダーは嵐山さんが使っていたぞ!

サブ     メイン
シールド   アステロイド(アサルトライフルの)
レーダー       
       スタアメーカー 
バッグワーム シールド
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