AIが書いた間違ったボーダー青春ラブコメ   作:taiken

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男どもの頑張りとは特に関係なく話がついたあと、八幡と若村先輩もちょっとだけ雑談をすることになる。


六月某日 ボーダー本部訓練室

******

 ランク戦が終わると、由比ヶ浜と香取は何かやる気を出したようでランク戦をしにブースへと向かった。香取はB級隊員と、由比ヶ浜はC級隊員とそれぞれが激戦を繰り広げている。

 

 それを眺めながら、俺と若村先輩は駄弁っていた。

「今日は本当に悪かったな、八幡。こんどお礼に行くからな!」

「いいですよ。俺も久しぶりに来馬先輩以外の銃手とランク戦出来て楽しかったですし。」

 

 正確には、来馬先輩とランク戦をしたのもつい先日で、本部でのランク戦は二か月ぶりだ。

 

「来馬先輩には俺も世話になりっぱなしだからな。あの人、優しいだろ?」

「ええ。色々と気を遣ってくれて……頭が上がりませんよ。」

「だろうな。……正直さ、俺はお前や来馬先輩がこっちに顔を出してくれるとすげぇ助かる。」

「……香取のためですか?」

 図星をつかれたようで、若村先輩は口ごもった。

 

「う、まぁ…な。葉子のやつ、アタッカーでマスターまで行ったのに、いきなり銃手やるって言いだしてな……」

「……まぁ、お陰で由比ヶ浜も楽しくやれてたみたいですし。正隊員のコネが出来て良かったと思いますよ?俺は元々どうでもいいですし。」

「そう言ってくれると助かるぜ。八幡、俺喉乾いたんで緑茶にするけど、なんかいるか?」

「……じゃあマッカンでお願いします。」

 ボーダー内に備え付けられた自販機から、心地よい音が流れる。若村先輩は本当に律儀な人だと思う。先輩なのだから、気にしなくていいのに。こういう場合、固辞するのも悪い気がして俺は素直にマッカンを受け取った。

 

「あざーす!」

 返す返すも本当にいい人だ、若村先輩は。また今度会ったら香取のご機嫌取りに付き合うのもいいかもしれない。

 と、一足先にランク戦を終えた香取がブースから戻ってきた。今日は早めにやめるらしい。おつかれさまです。

「……じゃあ、週末の合同訓練でまたお会いしましょう。」

「おう。またな、八幡!」

 

 

******

 若村先輩と香取が去った後、由比ヶ浜もランク戦を終えて戻ってきた。内容は拮抗した勝負だったらしく、相手は左腕を欠損していた。

 勝ちきれなかったのが、今後の課題だろう。

 

「ただいま~!ヒッキー、今帰り?」

「ああ。……惜しかったな。」

「まぁね。でも相手の子、強かったよ。まだ中2だって。」

「マジかよ。最近有望な中学生多くねぇか?」

「ほんとにねー。木虎ちゃんとかも中学生だし。」

 

 

 由比ヶ浜の話では、嵐山隊に加入したという木虎は、まだ中学生ながらエースとして活躍しているらしい。広報の仕事もしているようで、由比ヶ浜に見せてもらったタブレットには誇らしげにTVのインタビューをうける木虎の姿が映っていた。

 

「……態度は社会人だな。」

「A級だもんねぇ。」

 ボーダーの中で、毎月固定給が支給される隊員はA級だけだ。八幡や若村先輩のようなB級は防衛任務による手当が収入源となる。A級とB級とでは、ボーダー外からの評価も異なる。

 入隊前の八幡にしても、B級イコール雑魚としか思っていなかったくらいだ。

 

「A級だって、皆が皆木虎みたいに立派な訳じゃないからな。……まぁ、防衛任務してる時はA級もB級も同じだ。」

「そうだね。C級だと防衛任務は出来ないし、私もなる早でB級に上がるよ。」

 

 屈託なく笑う由比ヶ浜に対して、そんなに甘くねぇからやめとけ、とは八幡は言わなかった。由比ヶ浜の実力はまだC級レベルで、B級になるには走破訓練をはじめとして細かい癖や立ち回りの粗を改善しなければならない。それが改善されない内はB級には行けないだろう。

 

 俺は、タブレットを由比ヶ浜に返す。今の由比ヶ浜に必要な訓練、基礎練習の内容と困ったときに読むべき対処法を記載しておいた。ついでに、必ず隠密走破訓練をした後にランク戦を課すことにした。

 

「じゃ、一週間はこれやっとけ。分からないところは俺に聞け。」

「らじゃー!」

 

*********

 

 午後六時を過ぎたところで、俺達は本部を出て鈴鳴支部に向かった。来馬先輩に今から由比ヶ浜が挨拶に向かう旨を連絡すると、快く了承じてくれた。

 

「そういえば、ヒッキーは中学からボーダーだったんだっけ?なんで入ったの?」

「俺の場合は……ほら思春期の男子的なアレだ。」

「何それ!ウケるんだけど!!」

 四年前の大規模侵攻を受けた三門市民がボーダーに入隊する動機なんて大体決まっている。ネイバーへの復讐とか、三門市を守りたいとか、そういう類のものだ。

 

「由比ヶ浜も動機は似たようなもんだぞ……っと。やっぱ、警戒区域内の移動は面倒だな。足元には気を付けろよ。」

 自分の黒歴史なんぞ語りたくないので、強引に話題を変えた。

 

 基地周辺に近界民が発生するゲートを誘導している関係上、本部周辺は瓦礫の山でいつもごった返している。破片は回収班が回収し、トリオン製の物質で修復出来るとはいえ、頻繁に行われる破壊の爪痕をすべて消せるわけではない。

 これが、ボーダー隊員の日常だ。

 

「ヒッキーは移動も慣れてるね。あたしまだ慣れなくて……」

「すぐ着くから気にすんな。」

「結構、コンクリに足を取られるからなぁ。」

「……ガラスの破片とかには気を付けろよ?刺さると痛いぞ。」

(訓練メニューに、”生身で”ってのを加えたほうがいいかもな。)

 

 そんなやり取りをしつつ、鈴鳴支部に到着した。

 

 

 




比企谷 八幡 ボーダー評価パラメーター

トリオン  5→6(迅さんの評価より)
攻撃    6
防御・援護 5
機動    7
技術    6
射程    4
指揮    2
特殊戦術  3
TOTAL 39
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