先生ですから。   作:ハルデリム

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本編ではないですがプロローグにつなげるための一話となっております。(映画に触発された男)


第零話 物語の始まり。

暗いBARの中で二人の人物が話している。

 

一人ははフードを被っていて髪は金髪て女性で、彼女の頬には象徴であるネズミの髭がBARの薄暗い光に照らされている。

名前をアルゴ。

もう一人は髪が赤く、オールバックになっており、身長は180センチはあろうかという体格で、身長の割には細く優しそうな声をしている男性。

名前をトオル。

 

「トオル、例の人物、二人とも見つけたゾ。」

 

アルゴはやれやれと疲れた様にトオルに話す。

 

「本当ですか!?」

 

対してトオルはびっくりして椅子から立ち上がらんばかりの勢いでアルゴに応える。

 

「ああ、栗色の髪を長く伸ばしていて、三つ編み状のプレイヤーとミトという紫色の髪をしていて大鎌を扱っているプレイヤーだナ。」

 

そう言ってアルゴは2枚の写真を見せる。

 

「はい、彼女たちです!!僕が探してたのは!」

 

そう言って、「やっぱり居たんですね、無事でよかった。」と独り言を言って、ほっとため息を出し安心している。

 

「あ、そうだ。これ、報酬です。」

「いや、大丈夫だゾ。あの時に助けてもらったお礼ダ。」

 

そう言ってインベントリからお金をアルゴに渡すトオルだが、断られる。

 

「ん?本当に大丈夫ですか?」

「大丈夫だゾ。」

「いやでも「そんなにお礼がしたいだったら、これからも情報屋アルゴを利用してくレ」...はぁ、分かりました。とりあえず今回の晩酌は僕に奢らさせてください。」

「お、いいのカ?」

 

こうして、お互いにお互い譲り合うかのような会話をして、トオルが負けたところ、アルゴが別の話題をする。

 

「そういえば気になってたんダ。トオルはなんで二人を探してたんダ?リアルでの知り合いカ?」

「そうですねぇー、ま、アルゴさんになら言ってもいいか。彼女達は僕の生徒なんですよ。」

「なるほどナ、でもなんでそんなに必死に探してたんダ?あといい加減さんを抜けヨ。まぁ言えないんだったら言わなくていいゾ、そもそもリアルの話はネトゲじゃ御法度だしナ。」

 

そう、深々と話を掘り下げていくアルゴだが、流石に踏み混み過ぎたか?っと少し失敗したように笑う。

それに対してトオルは深呼吸をして物思いに耽るように息を吐く。

 

「まぁ、大切な生徒達ですよ。」

 

そう、小さくウインクをしてアルゴに返答する。「そうかぁー」アルゴもこれ以上は踏み込まないようにしてBARのドリンクを飲んでいく。

 

「そういえば僕も気になってたことがあるんですよ。」

「ん?なんダ?今日はサービスで情報屋の情報を無料で教えてやるゾ!」

「いやーなんで、そんなネズミの髭をつけてるのかなぁ?っと」

「トオル、知らぬが仏って言葉があるだロ。つまりそういう事ダ。」

「あ、はい。」

 

そう言って話を打ち切るが、またもやトオルには気になることがあるらしくアルゴに質問をする。

 

「さっきのとは別の質問なんですけど。」

「おう、なんダ?」

「アルゴさんっていくつですか?お酒飲んでますけど身長的にまだ中学生でsヴゴ!!??」

 

トオルはアルゴにまたもや聞いてはならぬ質問をしてしまったようです。




まぁ気長にやっていきましょうや。
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