正樹「ん?ピアノの音が聞こえる…音楽室か?」
気になったので音楽室に向かい着いたら侑ちゃんがピアノを弾いていた。
侑「…!?びっくりした…正樹くんか…先生が来たと思ってびっくりしたよ…」
正樹「老け顔なの気にしてるからやめてくれよ…」
侑「あははっ、ごめん」
正樹「それにしても、侑ちゃんってピアノやってたっけ?」
侑「ううん。昨日からだよ」
正樹「初めてなのに凄いな…」
侑「そんなことないよ」
正樹「さっき、弾いてた曲ってCHASE!…だよな?」
侑「嬉しい!わかってくれたんだね!家で練習してよかったよ…」
正樹「家で練習しててすごいよ!(俺も何か挑戦しないとダメだな…)ピアノ練習頑張れよ!」
侑「うん!ありがとう!!」
俺は侑ちゃんにそう言ったあと、俺は音楽室をあとにした。
菜々「2年普通科の高咲侑さん、音楽室の使用許可はもらったのですか?」
侑「あっ…取るの忘れてた…」
菜々「無断で音楽室利用するのは禁止ですよ」
侑「あはは…ごめんなさい…」
菜々「さっき弾いてた曲は…」
侑「そう!優木せつ菜ちゃんの曲なの!!」
菜々(ち、近い…)
侑「あの時のライブでのことが忘れられなくてときめいちゃったの!虹ヶ咲学園の公式の動画見ながら家でピアノので練習したんだよ…でも…なんで辞めちゃったのかな…せつ菜ちゃん…」
菜々「なんでそんなことを言うのですか?」
侑「えっ?」
菜々「彼女はあのままスクールアイドルを続けていれば誰かを傷つけて、再起不能になっていました…それとグループをまとめようとすればするほど衝突が増えて、その原因が自分自身だった。そんな彼女がスクールアイドルになろうとしたのが間違いだったと言い辞めました」
侑「そんなの…もったいないよ…」
俺たちは昼の時間で会議することとなった。
かすみ「えっ!?あの意地悪生徒会長ってせつ菜先輩だったんですかー!!」
正樹「あぁ、そうだよ。(…ってか、またあのお姉さんいるし…)」
果林「…?なんでこっちを見ているのかしら?」
正樹「いや…なんでもないです」
かすみ「ってか、なんで部外者の姉さんがいるんですか!!」
果林「面白いこと言う子ね…」
かすみ「コッペパンあげるから許してくださ~い」
コッペパンで許されるものかと思ったが、果林さんは無言でコッペパンを受け取ってくれた。
エマ「せつ菜ちゃんは本当にスクールアイドル辞めるみたい…」
果林「それが何か問題あるのかしら?」
しずく「えっ?…やっぱりせつ菜さんがいないと…」
果林「部員が5人以上いて、もう生徒会にも認められてるんでしょ?だったらせつ菜なしでも今すぐにスクールアイドル同好会を始めることは出来るんじゃないかしら?…そうでしょ、部長さん?」
正樹「……」
果林「ノーコメントってことかしら?まぁ、いいわ」
侑「でも、私はやっぱりせつ菜ちゃんのあのライブ見てすごいと思ったのにこれで終わらせたくないよ…」
歩夢「うん…私もせつ菜ちゃんを見てスクールアイドルに挑戦してみようかなって思ってたから…」
メンバーはやはり、せつ菜ちゃんがスクールアイドルを辞めるのには反対だった。
かすみ「かすみんもせつ菜先輩がいないと出来ませんよ…」
彼方「成長したね~かすみちゃん~」
かすみ「ちょっと…やめてくださいよ~」
正樹「みんな…黙っていたけど…俺が考えた計画があるんだけどいいか?」
~回想~
正樹「でもこれは最後まで見てやれなかった俺の責任だ…その俺から頼みたいことがある…もちろん無理にとは言わない…少し耳を貸してくれ…」
菜々「は、はい…」
正樹「実は君の事がすごい好きになってファンになった人がいるんだ…そこでなんだが、放課後、会ってほしいんだ…たぶん、その人と会ったら考えが変わると思うぞ…だからその人と会ってくれないか?」
菜々「…わかりました…考えるお時間が長くなると思いますが…」
~菜々サイド~
菜々「その人は一体、どんな人なんでしょうか…」
私は正樹さんの言われた通りその時まで仕事して待っていました…
歩夢「普通科2年、中川菜々さんと優木せつ菜さん、至急屋上まで来てください」
菜々(来ましたか…)
~正樹サイド~
正樹「まったく、誰が放送委員に賄賂(コッペパン)を出せって言ったんだよ…」
歩夢「あはは…」
かすみ「これがかすみん流です!!」
正樹「もう…君たちも賄賂で動いちゃダメだよ?いつか変なやつに騙されるぞ?」
放送委員2年「すみません…でも、コッペパン美味しいですよ?」
正樹「なんだそりゃ…」
放送委員1年(水野議長って怖い顔してるけど優しいんだ…)
歩夢「ありがとね?放送させてくれて」
放送委員1年 「はい!」
~屋上~
菜々「…あなたは…高咲侑さん…」
侑「こんにちは、せつ菜ちゃん」
菜々「エマさんから聞いたんですね」
侑「そうなんだけど、音楽室で話した時にそうじゃないかって」
菜々「…それでどういうつもりですか?」
侑「…ごめんなさい!!」
菜々「なんですか…いきなり…」
侑「なんでスクールアイドルを辞めたの?って聞いて無神経過ぎたから」
菜々「…気にしていないですよ。正体を隠した私が悪いですから…話が終わったら…」
侑「待って!…スクールアイドルとしてせつ菜ちゃんに同好会に戻ってほしいんだ」
菜々「もうわかっているんでしょう!?私がいたらラブライブ!に出られないんですよ!」
侑「だったらラブライブ!に出なくてもいい!」
菜々「!?」
侑「私はせつ菜ちゃんが幸せになれないのが嫌なだけ。せつ菜ちゃんの歌が聞ければそれでいいんだよ。スクールアイドルがいてファンがいてそれでいいんじゃない?」
菜々「ふっ…わかっているんですか?あなたは自分が思っている以上にすごいことを言ったんですからねっ!!」
せつ菜「どうなっても知りませんよ?…これは始まりの歌です!!」
♪優木せつ菜 DIVE!
せつ菜「優木せつ菜の完全復活です!!」
外で見ていた生徒たちはせつ菜ちゃんの曲に魅了されて拍手が起きた。
せつ菜「そこにいるのはわかっていますよ…正樹さん…そしてみなさん…」
正樹「やっぱ、バレたか…」
せつ菜「…正樹さん…」
正樹「お、おい…」
俺は急に抱きしめられた。多分、今まで申し訳なかった心がずっとあっただからだろうか。
侑「せつ菜ちゃん…正樹くん…最高だよ!!」
侑ちゃんも抱きついてきたため押し倒されてしまった。
かすみ「先輩方だけずるいです!!かすみんも…」
歩夢「わ、私も…///」
正樹「おいおい…」
かすみちゃんと歩夢ちゃん…そして、しずくちゃんも彼方さんもエマさんも抱きついてきた。
正樹「優勝したんじゃあるまいし、やめ…(でも、せつ菜ちゃんも無事同好会に戻って来たし、今回は…まぁ、いいか)」
次回予告
せつ菜「どうですか!?私の新曲は?」
正樹「すごいよかったぞ!!」
せつ菜「ありがとうございます!!」
正樹「お前の笑顔がまた見れて嬉しいよ…」
せつ菜「えへへ///」
正樹「さて、次回は?」
13話 苦手から好きに
雨宮ソラさん、ダイキ・リハヴァイン提督さん、お気に入り登録ありがとうございます!!