Rainbow Life   作:山三郎

7 / 18
前回の次回予告で7話のタイトル間違えましたすみません…


7話 隠された陰謀

しずく(やっぱり…あの事件の事について聞きたいけど…でも、本人に聞くなんて出来ない…)

???「何か悩んでるのかしら?」

しずく「えっ?あの…」

???「ごめんなさいね、困らせて…あなたスクールアイドルでしょ?」

しずく「はい…そうですが、なぜ知ってるのですか?」

???「エマと同じ寮で知り合いだからよ…名乗るのが遅れたわね、私は朝香果林(あさかかりん)よ。」

しずく「そうだったのですね…あっ、私は桜坂しずくです!」

果林「それで何で悩んでいたのかしら?」

しずく「実は………」

果林「それ有名な事件ね。3年前の…」

しずく「でも、やっぱり彼は記憶喪失になってしまったのだと思います…」

果林「あなた…あの事件の真相を知っているかしら?」

しずく「え、真相ですか?ごめんなさい…知らないです。」

果林「話してもいいんだけど、覚悟出来てる?」

しずく「はい…覚悟は出来ています…モヤモヤした気持ちでは終わりたくないです!!」

果林「わかったわ…昔、あなたも知っている通り、水野一族は大企業で勢いが良かっただけど、そのライバル企業の西崎一族がいたの、その西崎はどうやっても水野を超えられないかと悩み続けて何をやっても水野より下だとされるのが屈辱だった。それで、西崎の御曹司の西崎康太(にしざきこうた)が考えたのはライバルだった「水野正樹」をターゲットにして狙ったの。」

しずく「正樹さんをですか…?」

果林「ええ…それで、下校中にいつも親友の大竹龍人と帰っていたのだけれど、その時を狙って西崎一族の命令で幹部にトラックを運転させてひき逃げ事件を起こすように命じたのよ。」

しずく「なんて酷いことを…」

果林「西崎の狙いだった正樹は助かったんだけど、庇った龍人が犠牲になってしまった彼は意識不明の重体でしばらくしてこの世を去ってしまったわ…それで正樹はショックで記憶を失ったそうよ…私も彼の立場だったら耐えられないわ…」

しずく「正樹さんや龍人さんになんてことを…許せないです…」

果林「怒りはわかるけど抑えて…だけど、ここからが最悪な話になるの」

しずく「最悪な話…?」

果林「実は犯人は西崎財閥の幹部ってなって逮捕されるはずだったんだけど警察の署長と繋がりがあったおかげか裏金を渡したせいでこの事件は水野財閥の幹部が事故を起こしたと捏造して日本中に広めてニュースでは「水野財閥の幹部 事故」と報道されたわ」

しずく「そんな…」

果林「そして彼の当初報道されていた記憶喪失は「嘘で演技」だと御曹司の西崎康太が言ってしまったの…そのせいで水野財閥はなくなってしまって水野一族は姿を消してしまったわ…それで彼はずっと孤独になってしまったと思うわ…でも、3年間どこにいたか気になるわ」

しずく「そんな真相があったなんて…」

果林「私も彼に会ってみたいんだけど避けられるかしら?」

しずく「そんなことはないと思いますよ。あの人は話しかけられただけでも喜ぶと思いますよ」

果林「あら?ずいぶん知ってる口ぶりね…もしかして昔、会ってて彼の事が昔から好きなのかしら?」

しずく「そ、そんな事は///」

果林「私も彼に興味があるわ…今度会わせてくれるかしら?」

しずく「はい!!もちろんです!」

 

~生徒会室~

正樹「へっくしょん!!」

副会長「大丈夫ですか?水野議長」

正樹「大丈夫です。誰かまた噂してるかもしれませんね。」

副会長「はい?…とにかく無理しないでくださいね」

菜々「確かに正樹さんは少し働き過ぎなので休んだ方がいいですよ」

正樹「大丈夫ですよ。これぐらいさせてください」

副会長「すみません。私はこれで失礼します。」

正樹「お疲れ様でした~」

菜々「お疲れ様です。」

俺は菜々会長と二人きりになった。

正樹「……」

菜々「……」

しばらくの沈黙が続いた後、菜々は言った。

菜々「同好会の話になりますが、スクールアイドル同好会は休部させていいのですか?このままだと廃部になってしまうのでは…」

正樹「確かにそうかもしれないな…だけど廃部にはさせない。」

菜々「どうしてその自信があるのですか?」

正樹「俺がせつ菜ちゃんを連れ戻して、またさらにパワーアップしたスクールアイドル同好会が出来るからだ。」

菜々「だからその優木せつ菜は…」

正樹「辞めたと言いたいんだろ?俺はまだ彼女と本心で話していない…彼女が本心で話さない限り俺は黙って引き下がることは出来ない…」

菜々(あなたって人はなぜ…なぜ諦めないんですか…優木せつ菜はもう…あなたの知っている優木せつ菜ではなくなってしまったのに…どうして…)

正樹「俺は何としてでもせつ菜ちゃんを探す。そして本音で話し合って連れ戻してみせる…必ずな…(そして俺は学園中に探してもいない都市伝説とやらを俺自身が調べてこの目で確かめてやる…)」

菜々(そんな無理に決まってます…また同好会が崩壊してしまいます…私のせいで…)

 




次回予告
菜々「この資料、明後日までおねg」
正樹「あぁ、その資料ならもう終わらせたぞ」
菜々「え!?大丈夫ですか?無理しないでくださいよ」
正樹「んー」
菜々「な、なんですかいきなりずっと見つめてきて…やめてください///」
正樹「なんか…菜々会長ってスタイルいいですよね~」
菜々「っ///…次回は///」
8話 議長モードからの面接

ルビィちゃん推しさん、ゆっくりももちさん、和弥さん、ハマジさん、LAST RAVENさん、凛音アルカードさんお気に入り登録ありがとうございます!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。