桜才学園での生活   作:猫林13世

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アレンジを加えましたが、無理無いはずです。


中間考査

桜才学園に入学してから暫く経ったある日、

 

「さて、来週から中間考査な訳だが、知っての通り我が校は試験結果が張り出される。」

 

 

そう言えば試験なんてあったな~・・・

正直俺は中の上くらいなら十分だな。

 

「そして、我々生徒会役員は学年20位以内に入る事がノルマとなっている。各自、しっかりと勉強しておくように。」

 

 

・・・え?

学年20位以内ってかなり大変じゃ・・・

 

「大丈夫よ~。」

 

「問題ありません。」

 

「ええ!?」

 

 

そんな自信あるんですか!?

 

「何だ津田、自信ないのか?」

 

「まあ、平均より上なら良いかなって・・・」

 

 

しっかりと勉強すれば何とかなると思うが、正直面倒くさい。

 

「そんなんでよく生徒会に入ろうと思ったな。」

 

「俺の記憶では貴女の所為です。」

 

 

そもそも俺は生徒会になぞ入る気無かったのに・・・

入学初日に会長たちと知り合ってそのままズルズルと今に至るのだが・・・

 

「それじゃあ私が勉強を見てあげよう!」

 

「良いんですか?」

 

「ああ、君の有る事無い事噂を流すのも可哀想だからな。」

 

「え?何それ?」

 

「20位以内に入れなかった時の罰だ。」

 

「うわ~止めて!」

 

 

これは本気で勉強しなくては・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私が勉強を見るからにはビシビシ行くからな!」

 

「お願いします。」

 

 

厳しく教わった方が頭に入るかもしれないしな。

 

「時に君はSか?それともMか?」

 

「え?何ですいきなり・・・」

 

 

勉強中に何故その話題に?

 

「Mならビシビシ行かない!!悦ばすだけだから!」

 

「別にMでも無いですがSでも無いですね~。」

 

 

正直良く分からない・・・

大体勉強に関係ないだろ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え~とこれは・・・」

 

「津田は電子辞書を持ってるのか。」

 

「ええ、便利ですよ。」

 

 

紙の辞書も家にあるが、それを鞄に入れて持ってくるのは大変だ。

なので学校では電子辞書を使用している。

 

「私はそう言うのは好かないな。」

 

「会長は紙の辞書派ですか?」

 

 

随分アナログなんだな・・・まあ人の事言えないが。

重さが同じなら俺だって紙の辞書を使いたい。

あっちの方が調べた気になるかなら。

 

「だって、人に貸しにくいじゃないか。」

 

「確かに、高価なものですからね。」

 

 

高校生にとって電子辞書は非常に高価だ。

もし貸して返ってこなかったら困る。

万が一壊されたらもっと困るからな。

 

「いや、調べたものの履歴が残るだろ?」

 

「分かりやすい思春期ですね~。」

 

 

履歴なんて消せば良いのに・・・

いや、そう言う事じゃないか。

辞書で何を調べるのかは知らないが、そう言った事を調べるためのものじゃねえよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「萩村、チョッと聞きたい問題があるんだけど。」

 

 

授業でしていた説明ではイマイチ分からなかった問題があるので、IQ180の萩村に質問する事にした。

会長はアレだからな・・・

 

「良いわよ。でも、教えるなら二人っきりになれる場所で・・・」

 

「え?」

 

 

何だこの空気・・・

俺はただ勉強を教えてもらいたかっただけなんだけど。

 

「人に見られると私が教わってるように思われるのよ。」

 

「萩村も大変だな~・・・」

 

 

まあこんな事だろうと思ってたよ。

萩村の能力を知らない人が見たら、そうなるよね。

俺だって生徒会で知り合ってなくて誰かと一緒に勉強している萩村を見たらそう思うだろう。

 

「ほらそこ!間違ってるわよ!」

 

「え?・・・あっ、本当だ。」

 

 

余計な事を考えてたからかイージーミスをしていた。

集中しなくては!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の日。

またまた分からない問題があったので、今度は七条先輩に教えてもらう事にした。

別に萩村でも良かったんだが、変な噂がたったら嫌だろうから今回は遠慮した。

それに、生徒会メンバーで七条先輩は優しいから色々聞きやすいのだ。

まあ、中身は会長と肩を並べるくらいの思春期真っ盛りだが・・・

 

「あの~ここなんですけど・・・」

 

「ん?どこかな~?」

 

 

七条先輩が密着してくる。

この人は本当に自分の事を理解してないのか?

 

「ぐぬぬ・・・何でアイツが七条先輩と!」

 

「アイツって副会長だっけ?何と羨ましい・・・」

 

「あれ!絶対当たってるだろ!!」

 

 

遠目で見ている男子生徒たちの嫉妬の視線が突き刺さる。

俺はただ勉強を教わりたいだけなんだが・・・

 

「よ~し!お姉さんが優しく教えてあ・げ・る・!」

 

「お願いします。」

 

「あれ~?津田君、ここはドキッてする場面だよ?」

 

「ドキッとはしましたけど、今は勉強の方が大事ですから。」

 

 

変な噂など流されたくないからな。

 

「そうなんだ~、良かった。」

 

「何がです?」

 

「ううん、何でも無いよ。」

 

「はあ・・・」

 

 

七条先輩が何に安堵したのかは気になるが、今はこの状況を何とかしなくては!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして試験開始・・・・・・・・・終了。

 

「いや~途中で解答欄一個間違えてたのに気付いて焦ったよ。」

 

「ドジね・・・」

 

「あらあら~。」

 

「ズラすのは、スク水の秘所だけにしておけ!」

 

 

ん?

会長がボケたのは分かったが意味が分からない。

 

「旧スク水ってもう無いわよ。」

 

「そうか、すまなかった。」

 

「いや、謝られても・・・」

 

 

正直ボケを拾えてなかったんですが・・・

 

「ねえ津田君?テストの出来は如何だったの?」

 

「え?まあ皆さんのおかげで上々です。」

 

「そう、それなら今度御褒美でも如何?」

 

「御褒美ですか?」

 

 

嫌な予感が・・・

 

「うん!鞭で打ってあげる!!」

 

「結構です!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、試験結果発表・・・

 

一位 萩村スズ

二位 轟ネネ

十位 津田タカトシ

 

「へえ~意外とやるのね、アンタって。」

 

「いや~、皆のおかげだよ。」

 

 

正直ここまで出来るなんて思ってなかったぞ。

ん?こっちは二年生の順位か・・・

 

一位 天草シノ

二位 七条アリア

 

 

マジか!

十位でも生徒会内ではビリなのか・・・

 

「またシノちゃんにトップ取られちゃった。」

 

「まあ、こんなものだろ。」

 

「うーん、こっちのトップはシノちゃんより上なんだけどな~。」

 

「ハハハハ、相変わらずアリアは面白い事を言う。なぁ?」

 

 

そこで俺に振るんですか・・・

これは萩村が対処するべき話題では?

 

「本当ですねー。ねぇ?」

 

「ええ!萩村も!?」

 

 

せっかくテスト頑張ったのにこの仕打ち。

誰か本当に代わってくれ!




この津田は原作より頭良いです。
でも、生徒会メンバーはもっと良かった・・・頑張れ!

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