もしも、地球が始めから波動エンジンを持っていたら? 作:自称にわか以上オタク未満
ガミラス首脳部は混乱に陥っていた・・・
「テロンとは停戦すべきです!」
「我々親衛隊もテロンとの停戦には賛成です」
「怖じ気づいたか!」
「我輩は停戦に反対である」
ヴェルデ・タラン、ギムレーを中心とした講和派とセレステラ、ゼーリックを中心とした継戦派の言い争いが連日行われているのである。
「最近は植民地の反乱も多く、テロンの存在がバレればより勢い付く可能性があります!」
「第一、テロンのあの大砲を防ぐ手段が我々にはありません。浮遊大陸よりも堅いものなんてありませんよ」
「むしろテロンと講和すれば反乱が増えるかもしれん、バレる前にテロンを押し潰してしまえば良い」
「情報によるとやつらの大砲はエネルギーチャージにかなりの時間がかかるそうだ、ならばあんな大砲撃たれる前に沈めてしまえば良いだろう!」
「テロンは蛮族どもよりも強力です!そう簡単にはいきません!」
タランは純粋に現在の戦況を鑑みての発言、ギムレーは自分達が開発中の兵器である
一方、セレステラはデスラーの意見に合わせるだけなので根っからの継戦派はゼーリックのみになる
そして、デスラーが発言する。
「テロンの使う大砲はかつてイスカンダルが使ったものに酷似している。ならば我が国と同様にイスカンダルの恩恵を受けた国とすればテロンと講和しても植民地側もテロンを理由にした反乱はできないだろう。」
デスラーは地球との戦争を支持していたがここまで苦戦するなら講和しようと考えていた。デスラーとしては地球との戦争に人員を割くぐらいなら移住先捜索に人員を使いたいと考えていたのが理由の1つである。
そのうえ、植民地総督府に植えられていたガミラス産の植物が毒素を出しているという報告まで出てきたことから地球のガミラス化が難しい可能性が出てきたのだ。
「総統がおっしゃるのなら・・・」
セレステラはデスラーの意見に合わせ、地球との講和が決定する。
「講和のための外交艦隊の護衛にはドメル艦隊を呼ぶのだ」
「ドメル艦隊をですか!?」
「実力、礼儀共に申し分なく他の民族への偏見がないドメルが適任だろう」
デスラーの発言により外交艦隊は他の民族への偏見がない者を外交官に、護衛はドメル艦隊に任せ小マゼラン方面の防衛は別の艦隊に任せることになった
・・・そしてデスラー総統はガミラス初の外交交渉のためバラン星まで外交艦隊についていくと言い始めた、もちろん全員が反対したがバラン星までなら安全であること、外交官が間違っても地球に対して適当な対応をしないようにするための見張りとしてついていくと言い、最終的には親衛隊と共にバラン星まで行くことになった
ガミラスのとある場所にてーーー
「すぐに艦隊を集めよ、テロンの仕業に見せかけて総統を暗殺するのだ」
「はっ!」
ゼーリックは手下の貴族にそう伝え自分自身もまた、デスラー死後の行動への準備を始める
「(それにしてもなぜあんな辺境の星にあそこまでこだわるのか・・・侵攻部隊に浮遊大陸や惑星間弾道弾まで渡したかと思えば自分自身が外交艦隊についていく・・・まあ、どうせもうすぐ死ぬ人間だ、気にするだけ無駄であろう)」
大ガミラス帝星、それは地球よりも強力で地球よりも不安定な国である
ワンチャン明日も投稿できるかも・・・?
内政シーン難しい・・・