もしも、地球が始めから波動エンジンを持っていたら? 作:自称にわか以上オタク未満
しばらくは感想でご指摘いただいた点を後付け設定マシマシで修正していきます()
こんなシリーズですが今後もよろしくおねがいします。
地球連邦はガミラス本星を探して本来の計画をガン無視して銀河系探索を推し進めていた。
この際地球側はガミラスを銀河の中心から反対側だと目星をつけていた。
そう考えた理由としては火星に漂着していた
そのため地球は銀河系中心部に伸びた歪な国境をしていた。そしてもちろんその過程で複数の知的生命体と出合い国交を結んだ。今回はそんな星々のお話である。
ヴァルデン帝国
ヴァルデン帝国はバーダー恒星系第四惑星であるヴァルデン星を本星とする地球連邦の友好国としては最も科学技術の発展した国家であり自力で宇宙船まで作り上げている*2
また、ヴァルデン人は背中に鳥のような翼が生えていることが特徴だ。
元々はバーダー恒星系には第五惑星トルビ星を本星とするキャタス人と呼ばれる人々がおり、ヴァルデン人は彼らが奴隷を遺伝子操作して作った奴隷種族である。翼がついている理由は奴隷と一目でわかるようにするためである。*3
しかし初代ヴァルデン皇帝のもとヴァルデン人は一斉に反乱を起こした。軍にも戦闘用の奴隷として多くのヴァルデン人がいたためキャルヌ星(現ヴァルデン星)は陥落。ヴァルデン星を本星とするヴァルデン帝国とキャタス星(現トルビ星)を本星とするキャタス連邦の星間戦争へと発展した。*4
内戦は数年前にヴァルデン人の勝利で終結したところである。*5
「・・・まさに地球様々だな」
父の戦死により二代目ヴァルデン皇帝に即位したヤサ=ヴァルデン*6は報告書に目を通してそう呟いた。
初代ヴァルデン皇帝の一人娘だった彼女は若くして皇帝という重責に押し潰されるそうになっていた上に戦後処理や地球連邦とかいうとんでも国家との国交開設などの面倒ごとまでやらされたかわいそうな子である。
彼女が読んだ報告書には急速なスピードで進む戦後復興の様子である。
これだけならいいがこの裏で自国企業が買収されまくってるのを考えると頭が痛くなる。
「この状況を誰も憂いてないのも問題だな・・・」
地球企業は現地工場を作ったり買収した企業も社員の待遇改善や地球製品の製造技術の提供を行っている*7ため国民からの人気がある。
しかし徐々にヴァルデン帝国は地球企業が撤退しただけで経済が成り立たなくなっていってしまっている。
彼女が先を憂う目で窓を見るとヴァルデン帝国が誇る首都近郊の大宇宙港に所狭しと浮かぶ地球の商船があった。
ミード王国
ミード王国は地球で言うところの中世レベルの文明だった国家である。
この星は元々猛獣*8が多く暮らし、猛獣のいない島にあるミード王国以外に国がなかったため中世レベルの文明でありながらも惑星内に他の国がないという珍しい状態になっている。
ミード人はオレンジ色の肌をしているのが特徴である。あと島であっても鳥*9が来るので比較的ガタイのいい人が多い。
「かー!地球のビールは上手いな!」
そしてこのいい飲みっぷりを披露しているガタイのいいおじさんはミード王国の国王である。
彼は国王でありながらもしょっちゅう街の酒場に行くのでいつも秘書の胃に穴を開けている。
「流石王様!いい飲みっぷりだね!」
そして全員酔ってるので誰も国王がいることにツッコまない
「そういや王様知ってるかい?地球教ってやつ」
「なんだ?それ?」
「なんでも地球は神様の使いだーって言ってる宗教らしいぜ」
「はえー、まあ地球はすごいからそう思うのも仕方ないな!ガハハハハ!」
脳天気な国王であるためこんな感じであるがこの自態にミード王国の貴族と地球連邦の官僚は頭を悩ませることとなった。地球とて崇拝の対象なんてかんべんである*10
???「愛が必要なのだ」
始めはゆるーく書くつもりだったのにヴァルデン帝国の設定めちゃくちゃ重くなった・・・
ちなみにそれぞれの名前の由来は
ヴァルデンはバード→バルド(謎の巻き舌)→ヴァルド+カイデン(ポケモン)→ヴァルデン
バーダー恒星系はバード→バーダー
トルビは鳥→トルビ
キャタスは猫(鳥の天敵)→キャッツ→キャタス
ヤサ=ヴァルデンはハヤブサ→ヤサ→ヤサ=ヴァルデン
ミード王国はmiddle ages(中世)→ミドルエイジ→ミドル→ミードです。