もしも、地球が始めから波動エンジンを持っていたら? 作:自称にわか以上オタク未満
22世紀、地球とその植民地である火星の関係は冷え込んでいた
そんな中火星では遥か昔に沈没した異星人の宇宙船が発見された、火星政府はこの事を隠し、新型宇宙船の開発に活かそうとしたが火星の技術力ではエンジンのコアを開発することができなかった
火星政府がもたついている間に地球の各国政府も宇宙船の存在に気づき国際連合から火星へ宇宙船を受け渡すように言われる
火星政府はこれを拒否、戦争を辞さない構えを見せた
地球では火星は既に異星人の船を解析し終わったのではないか?と混乱に陥ったが実のところ火星政府は大焦りしており、火星が開発したエンジンは従来よりは高性能ではあるものの異星人の船のエンジンのコピーとは言えないものだった
オリンポス級宇宙戦艦
・ケルビンインパルスエンジン×1
・艦首陽電子衝撃砲×1
・連装高圧増幅光線砲×2基
艦首陽電子衝撃砲はケルビンインパルスエンジンのエネルギーを薬室に貯めることで発射できるようになった新兵器であり、異星人の宇宙船の艦首にある砲口(波動砲)を再現したものである
地球もこれに対抗し、新型宇宙船の開発を開始する
あわや開戦かというところまで来たとき火星で2隻目の宇宙船が見つかる、基本設計が以前の船とはまるで異なっておりここで火星では喜びではなく恐怖の感情が官民問わずに巻き起こる、火星には2度も異星人が来たということは今後も来る可能性が高いということだ、1隻目の解析すら難航しているのに異星人が来たときに対抗できるはずが無い、2隻目が1隻目よりも比較的最近に落ちているという研究結果もこれを後押しした
その結果火星政府は国際連合に地球連邦構想を提案する
国連側としては宇宙船の技術が欲しいものの地球連邦構想には対した利点が無いとして拒否するが火星政府が地球連邦構想を撤回することは無い
火星単体で守れないのなら地球も巻き込めば良い、その考えのもと出された地球連邦構想は人類の結託を目的としているがその実態は火星の命綱だからである
しかし、国連も地球連邦構想に賛同せざるを得なくなる
それが火星で開発された遊星爆弾である
アステロイドベルトの小惑星にエンジンを取り付け、落下させるというとても原始的な物だが大型の小惑星を人為的に落とせる兵器は地球を動かすには充分であった
地球連邦は極東管区の東海道大都市圏を首都とすることにした、主な理由としては各国が大都市と大都市を交通網で繋いでいるのに対し、極東管区は平野の少なさから建物を高くするだけでは足らず、異常なまでに広範囲の大都市圏となったこの東海道大都市圏が地球最大規模の大都市圏だからである
異星人の宇宙船の解析も進み、2隻目よりも1隻目の方が高性能ということがわかり、1隻目の解析に全力を注ぐようになった、その結果地球は波動エンジンの開発に成功、その結果建造された金剛型宇宙戦艦、村雨型宇宙巡洋艦、磯風型突撃宇宙駆逐艦が建造された(性能は各艦艇の改型と同じ)
そしてついに艦首の砲口の解析に成功、次元波動爆縮放射機と新開発の次元波動振幅防御壁を搭載した金剛改型宇宙戦艦を開発、西暦2190年には拡散波動砲を搭載したドレッドノート型宇宙戦艦とアンドロメダ型宇宙戦艦の建造が開始された
2191年地球は国際連合から地球連邦への組織改革も終了し、太陽系の外へ向かおうとしていた・・・
ヤマトが無い極東管区に首都が作られる理由付けに若干無理がある気がする…まあ、現実でも東京大都市圏は世界最大の経済規模を持つ都市圏大丈夫でしょ!(適当)
マジで謎の存在のケルビンインパルスエンジンは波動エンジンの失敗作になりました