もしも、地球が始めから波動エンジンを持っていたら? 作:自称にわか以上オタク未満
邂逅
西暦2191年、地球の第十一番惑星観測所にて未知の艦艇が確認される
地球連邦政府は未確認船を異星人の宇宙船と判断し、人類初の異星人との対話を試みることになる
そして、地球連邦にとって開戦だけは何よりも避けたいことであった
波動エンジン搭載の新鋭艦とはいえ金剛型、村雨型、磯風型は内惑星危機の際に建造計画が立ち上がった物であり、恒星間航行には向いておらず、火力も少し心もとない物だったため太陽系外への進出を目指していた地球はすべての艦種を波動エンジン搭載を前提とした最新鋭艦に変更、超長距離探査計画であるヤマト計画を進めるなど太陽系外探査のために費やした予算はあまりにも膨大で政府も軍も太陽系外での利権で回収しようとしているため、ここで開戦などしてしまえば戦費はかかるわ利権は得られないわで大赤字待ったなしである
そして、波動エンジンは地球にとっては超技術であるが本来は太古の昔に火星に墜落した異星人の技術が元であり、射線上の小惑星を全て消し飛ばしてもなお余りあるほどの威力を誇る波動砲ですら異星人にとっては石ころ程度の威力かもしれないのである
地球は第十一番惑星の観測所から未確認艦隊にたいしてヤマト計画のために用意していた地球の各言語のデータを送る、その一方で冥王星沖に沖田十三提督を司令官として連合艦隊を終結させ最悪の事態に備えていた
そして、ついに異星人艦隊からの返答が帰ってきた・・・最悪の形で・・・
『我々は大ガミラス帝国軍二等ガミラス空間機甲旅団である。テロン人に告ぐ、降伏し、二等ガミラス人として生き、共に全宇宙に平和をもたらすか、今ここでガミラスに歯向かい、滅ぼされるかを選ぶべし』
これに対し連邦政府はもちろんのこと、この通信を受け取った第十一番惑星観測所、地球防衛軍連合艦隊でも怒りの感情が巻き上がっていた
そして、開戦やむなしという意見が圧倒的多数となり地球防衛軍総司令部から第十一番惑星守備隊と連合艦隊に対し、第十一番惑星防衛を行うように通達が入り、第十一番惑星観測所には政府から地球連邦は提案を拒否するという返信をガミラス艦隊に送るように通達が入る
そして、ガミラスからは『再度告ぐ、テロン人よ、降伏すべし』という通信が送られてきた
この通信に対し、沖田十三提督が送った通信はその場にいた全員の意見を代弁した言葉であり後に彼の名言として語り継がれることとなる、その通信の内容は・・・
『バカめ』
であったという
地球の先制攻撃がないせいでイスカンダル主義全開のガミラス君
バカめの下りがどうしても入れたかった