もしも、地球が始めから波動エンジンを持っていたら? 作:自称にわか以上オタク未満
ワープアウトした500隻の地球艦隊、ガミラス艦隊は自分達を越える大艦隊の到着に焦り始める
「(バカな・・・ガミラスの守備隊を除いた自由行動できる艦艇はおよそ一万隻、その20分の1をこんな辺境の星に送るとは・・・それに到着が早い・・・接触時から準備をしていても早すぎる・・・)」
ここでシュルツは地球が大国であると考え、艦隊の展開速度に舌を巻くがその実態は単一星系国家であり、遊撃可能艦のみのガミラスとは違い守備隊すら参加させたまさしく地球の全力と言える連合艦隊でありガミラスが思っているよりも地球は無理をしている
シュルツは全艦に撤退命令を下すが先行していた艦が地球艦隊の集中砲火に合い、次々と沈んでいく
「敵艦隊、撤退する模様」
「司令、どうしますか?」
艦隊旗艦アンドロメダの艦内では山南艦長が艦隊総司令の沖田に指示を乞う
「深追いは危険だ、全艦に深追いはしないよう通信をしろ」
ガミラス艦隊が撤退し、逃げ遅れたガミラス艦もあっという間に蹴散らされていく
「ガミラス艦、ワープした模様」
「やはりか・・・」
開戦前から防衛軍内ではガミラス艦もワープできるのではないか?という意見が出ていたが目の前でガミラス艦隊がワープする瞬間を見ることでガミラス艦隊への危機感を積もらす
「(ガミラスにワープ技術がある以上今回のように守備隊をも艦隊に編成するのは危険か・・・)」
今回の戦いでは大丈夫だったものの沖田はワープによる地球本土への奇襲の可能性を考え、気を引き締める
結果、今回の会戦にて地球側は沈没艦こそ居なかったものの
・金剛改型二隻中破
・高雄型三隻中破、二隻小破
・川内型五隻大破、一隻中破
・吹雪型七隻大破、十三隻中破
となり、主に第十一番惑星守備隊の被害が目立った
一方、ガミラス艦隊も相当数が沈没しており勝ち目の無い戦いではないことがわかり、虎の子である波動砲も使用していない
地球側では艦隊の士気が天を突くほどに上がっていた
「ジャンプ終了」
逆にガミラス艦隊では辺境であり、二等ガミラス臣民のみで構成された旅団であるため補給は壊滅的であり、士気は下がり、一部の部隊ではこのままガミラスからも逃げ、銀河系内のどこか友好的な惑星を探し、そこに逃げれば良いのではという意見すら出始めていた
「まずいな・・・」
シュルツは艦隊の士気が下がり続けていることを危惧しながらもこれから待っている上司ゲールの癇癪を考えると自分も逃げたくなるのであった
もしもガミラスに別動隊が居て太陽系内にワープしてきていたら2202のカラクルム級以上に地球は焦ります
この世界内惑星戦争が無いから地下都市も無いですし…