僕の彼女がギャルになる   作:パワプロ大好き男

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頭を打ってギャルになる

俺の名前は、近藤健志(こんどう たけし)。

体育大学附属高校に所属する高校生で、野球部に入部している。

1年生からレギュラーになり、順風満帆な学校生活を送っている。

 

「健志、おはよう」

 

彼女の名前は、白石有咲(しらいし ありさ)。

俺の幼馴染みで、高校1年から付き合い始めた仲。

彼女は、野球部のマネージャーとして入部している。

つまり俺達は、ラブラブなのだ。

 

「おはよう、有咲」

 

「健志、また夜更かししたでしょ?」

 

「別にいいじゃん」

 

「何してたの?」

 

「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALで、VIPで遊んでたんだよ」

 

「へぇ〜」

 

「それに、キングダムハーツのソラが参戦したから、VIPでソラ使って遊んでたんだよ」

 

「あぁ、あの新キャラね」

 

「有咲は、VIP行ったのか?」

 

「もちろんよ、ソラ好きだから、すぐVIP行けたわ」

 

「スゲェな」

 

有咲は、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALも強い女だから、頭が上がらない。

まともに闘っても勝てない相手だった。

 

「うわっ」

 

「健志、危ない!」

 

気が付くと、俺は、病院の天井を見ていた。

横には、両親がいた。

両親いわく、つまづいて転んだ際、車に轢かれそうになったのを有咲に助けて貰ったとのことだった。

――――――――――――――――――――――

退院後、俺は、有咲の家に行き、有咲の両親の前で土下座をしたのであった。

 

「気にしないで健志君、有咲は、あと1週間休めば、元通りになるわ」

 

俺は、涙を流しながら、学校へ行った。

 

(有咲・・・ごめんよ・・・)

 

――――――――――――――――――――――

1週間後、ついに有咲がやってきた。

しかし、俺の前に現れたのは、変わり果てた有咲だった。

なんと有咲は、清楚からギャルに変わってしまったのであった。

 

「おはよう、久しぶり〜」

 

クラスメイトの女の子達は、変わり果てた有咲よりも、復活したことを喜んでいたから、そこまで驚いてはいなかった。

 

(有咲・・・どうして・・・)

 

俺は、ギャルの姿になってしまった有咲の事を受け入れられなかった。

同時に涙を流してしまった。

 

(俺なんかを助けたばかりに、有咲は、変わり果ててしまったんだ、全部俺のせいだ)

 

俺は、自分を責めた。

さらに、有咲は記憶喪失になってしまったらしく、俺の事は、全部、忘れてしまっていた。

 

(俺のせいだ・・・俺のせいだ・・・)

 

しかし、俺は、有咲がいるだけで良かったと、内心はホッとしていた。

 

(俺の事は忘れてもいい、有咲さえ生きていれば、それでいい)

 

そう自分に言い聞かしたのであった。

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