混弾のキンジ   作:caose

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 凝りも懲りずに最新作登場。


放たれた始まり

 「全く、客船に爆弾を仕掛けるとは連中も大胆だな。」

 大型客船の船上、燃え上がる船の上で男性は悠然と歩き、船の先端まで

たどり着いた。

 そこには・・・誰かがいた。

 すると男性は懐から武器を構えると・・・こう言った。

 「覚悟してもらうぞ!***」

 そして男性は大鎌と短剣を構えて・・・飛び掛かり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ああ、朝か。」

 そう言って青年・・・遠山キンジは目を覚ました。

 如何やらパンツ一丁で寝ていたようだ。

 部屋の中とは言え普通そんな恰好で、然も三月の終わりに着るか普通と

思いたくなるがまあ本人の事なので仕方あるまい。

 そう思うのだが部屋は綺麗にしていた。

 その理由は・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ピンポーン。

 チャイムの音で明らかとなる。

 「は~い、取敢えず着るか。」

 キンジはそう言って制服に着替えて扉を開けるとそこにいたのは・・・。

 「よう、天草か。」

 「やあ、遠山君。」

 目の前にいたのは少々短髪気味の黒髪で神父の服を着た男性「天草 信一郎」。

 キンジが一年の時からの戦友でとある特殊な学科の生徒。

 そしてもう一人はと言うと・・・。

 「ってお前も来たのか・・・松葉。」

 「煩いわねって別にアンタの為とかそんなんじゃ」

 「はいはいはい、速く入りましょ。もう4月とは言えまだ寒いんですから。」

 天草がそう言って部屋に入った後に少女「松葉 刑姫」も入った。

 彼女は根っからの籠り娘であったが2人の協力も相まって面倒くさがりながらも部屋に出るがその原因に対して信一郎はニヤニヤと見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「「頂きます。」」」

 互いに食事でもある食パンとコーンスープを食していると松葉がキンジに向けてこう聞いた。

 「ねえキンジ。貴方の時計、時間が5分ずれてるわよ。」

 「はあ?そんな訳ねえだろうが!?時計も携帯電話も全部同じ」

 「ちょっと貸して。」

 松葉がそう言って鞄からパソコンを取り出して調べると松葉はこう答えた。

 「これハッキングされてるわね。後でパソコンも見せて。それと他の時計も

戻しておいたほうが良いわね。」

 「マジかよ・・・一体誰がハッキング何て」

 「それでは今から急いでやればバスにはギリギリ」

 「何言ってんだ天草。お前は今忙しいだろうが、俺と松葉がやるから

先に行けよ。」

 「ちょっと!何で私まで巻き込むのよ!!」

 「分かりました、それでしたら向こうで落ち合いましょう。

もし遅刻したとしても理由は話しておきますので。」

 「悪いな。」

 「いえいえ、これも親友の為ですよ。」

 「いや待ってよ!だから何で私まで巻き込むのよ!!」

 「電子機器で最も詳しいのは貴方ですからね。『餅は餅屋』です。

それではご両人共、ちゃんと頑張って下さいね。」

 ではと言って天草はすっと立ち去るのを見て松葉はギリギリと歯軋りして・・・若干であるが顔を赤くしてこう呟いていた。

 「何よアイツ、何時も何時も何か世話焼きでさあ。」

 「何言ってんだ?それよか俺はパソコン持ってくるから直しといてくれ。

俺は部屋中の時計を直すからな。」

 「・・・分かったわよ。」

 松葉はそう言って作業に取り掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「急ぎなさいよ!バスに乗り遅れるわよ!!」

 「分かってるって!ああもうナンデ今日なんだよ!!」

 キンジは松葉に追い立てられるような感じで下に降りるが・・・

時は既に遅しであった。

 「ああ待って!待ってーーー!!」

 「行っちまった・・・。」

 キンジと松葉は遠りざかっていくバスを見て呆然としながら見続けるしか

なかった。

 そして松葉はキンジに向けてこう言った。

 「どうするのよアンタ!アンタの時計とかのせいでこっちは遅れ損よ!!

どう責任取ってくれるのよ!!」

 「俺だって知らねえよ!何で部屋の時計が全部狂っちまったのか

分からねえんだから!!」

 「何で狂うのよ!普通に考えたら可笑しいでしょうが!?」

 「可笑しいことが起きているから俺も頭を悩ましてるんだよ!!」

 「ああもう!アンタのせいで初日から遅刻よ!!どうしてくれるのよもー!!」 

 初日位はさとブツブツと文句たれているとキンジが自転車を出してこう言った。

 「乗れ!今なら間に合う!!」

 「はあ!如何やって乗るのよ!!ヘルメットは!?」

 「武偵用の奴があるから後ろに乗れ!」

 速くと言って松葉は分かったわよと言ってキンジの背中に・・・密着するような感じで座るがそれをキンジは背中から感じる・・・

2つの大きな柔らかいものが当たった感触に顔を赤くしてびくつくがもうなったら自棄だと思わんばかりに自転車を進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だがそれを誰かが上から見ていた。

 「やっと進んだか。何かイレギュラーがいるようだけどまあいっか。」

 そう言ってラジコン用のコントローラーを使って・・・何かを操作し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これ間に合うわよね!!」

 「ああ、このスピードならなって言うかお前ちょっとは痩せろよ!

あんまりスピードが出ねえよ!!」

 「あんた何デリカシーのない事言っているのよ!!最低!!」

 「おわ!暴れるなって!!」

 何いちゃついてんだと第三者が見たらそう思うだろうがそんな中で

赤いセグウェイが後ろにびったりと着くと声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『そのチャリには爆弾が仕掛けてありやがります』




 天草はfateに出てくる本人で松葉は同じくfateに出てくる刑部姫本人です。
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