混弾のキンジ   作:caose

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 そして着いて・・・どうなる事やら


屋上。

 「お久しぶりヒルダ、貴方ともう一人そこにいるスナイパーさんが全戦力だと

思って良さそうですね。」

 ダイアナはそう言いながら大剣を構えるとヒルダは笑いながらこう答えた。

 「あら気が早いわね、全く泥臭い事を平気でするのね貴方達は。

やっぱり人間は美しくないわね。」

 「美しくない・・・ですか?」

 詠がそう呟くとヒルダはこう続けた。

 「ええそうよ、お前達人間が名もなき雑草なら私達吸血鬼は手入れの行き届いた

温室の薔薇そのものなのよ。点が与えたデザインからすでに違って」

 「へえ、その割にはアンタのパパはキンジや信一朗に負けた事は

どう思うのかしら?」

 「・・・・・」

 「何も言えないようね、アンタら吸血鬼なんて人間がいなけりゃ只の蝙蝠人間・・それにあんたの雷撃なんて対策を講じていれば一つや二つは余裕で」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「黙れ」

 「「「!!!」」」

 それを聞いて全員が何故だかナニカがぞわっとする感触を覚えているとヒルダは

松葉に向けてこう言った。

 「お父様だけなら未だしも私を・・・この私を侮辱するとは良い度胸ね貴方は・・クリス!その女は殺さないで私の前に引きづってきなさい!!これ以上伴い屈辱を与えて殺してやりたいから!!」

 「・・・分かりました。」

 そう・・・クリスの声が聞こえた瞬間に放とうとした瞬間に・・・ナニカが

上空からクリス目掛けて突き刺したのだ。

 それは・・・インクルシオの槍であった。

 「「「「「!!!!!」」」」」

 それを見て松葉は・・・こう言った。

 「遅いじゃないの・・・キンジ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「悪い、ちょっと遅れちまった。」

 そう言って現れたのはインクルシオを纏ったキンジと・・・隣に立っている

メーヤの姿がそこにあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「メーヤさん、当たったか?」

 「いえ、ですがスナイパーライフルは破壊出来ましたのでこれで戦闘力は

半減ですが目が見えない中よく当てられましたね。流石カナさんの弟様!!」

 「ああ・・・ありがとうな。」

 それを聞いてキンジは正体を明かすのは駄目だなと思っていると

メーヤの隣で・・・視界が回復し始めている天草がこう言った。

 「理子さんは何処かにいるはずです、僕は彼女を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「シー君見つけた♪」

 「「「「!!!!」」」」

 理子の声を聴いて全員が背後を振り向いた瞬間に理子が天草目掛けて

目にも止まらぬ速さでやって来たのでジャンヌが天草の後ろについて

受け止めようとするも一緒に吹き飛ばされていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やあやあやあシー君、理子に会いに来てくれたんだね。嬉しいよ本当に。」

 「こちらこそ・・・まさか貴方もヒルダに付くとは厄介ですね本当に。」

 「・・・まあねえ、りこりんこう見えてヒルダとは仲良かったか」

 「嘘ですね。」

 天草がそう言うとこう続けた。

 「貴方と彼女がどう言う関係か知りませんがこう見えて私は神父ですので

人の相談役とかで聞くうちにその人がどういう悩みを持っているのか分かるようになっていましたがこうやって目を封じられたおかげで貴方の・・・心の声ですら

聞けるようになりました。」

 「へえ・・・じゃあ今理子は何考えているのか分かるって訳?」

 何なのさと聞くと天草はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「助けて・・・そう聞こえます。」

 「へえ・・・そうなんだ。」

 理子がそう言った瞬間に目を細めて・・・こう言った。

 「じゃあ・・・始めよっかシー君。」

 そう言って髪の毛を動かして・・・カドラになると天草は腰に差している

剣の一本を抜くとジャンヌに向けてこう言った。

 「私が理子さんを止めて見せますから援護の方を」

 「任せろ、互いに視界が未だ完全と言う訳ではないからな。直感でやるぞ。」

 「ええ、それでは行きましょう。」

 そう言って互いに獲物を出して構えると・・・戦闘が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてキンジとメーヤはと言うと・・・。

 「降りたが大丈夫かメーヤさん?」

 「はいキンジサン、こちらは大丈夫です。」

 キンジはメーヤを抱きかかえて降りた後にクリスの居場所を探っていると・・・インクルシオが何かを感じてその方向に目を向けたと同時に視界が

まるで赤外線センサーの様に赤くなってクリスの居場所が特定できたのだ。

 「インクルシオの進化が此処までになるなんてな・・・こいつは助かるぜ。」

 キンジはそう言ってクリスのいる方向に目を向けるとこう言った。

 「お前が『雪音クリス』か?」

 「・・・貴方は一体何ですか?」

 クリスがそう聞くとキンジはこう答えた。

 「お前の事はメーヤさんから聞いた、お前の家族は昔テロリストに

殺されたことを。そしてお前は色々あってヒルダに買われたことを。」

 そう言うとクリスはこう答えた。

 「はい・・・私の父と母は有名な音楽家で世界中を回って・・・ある時

南米に行きましたが当時政治が不安定で或る時に私達がいたホテルにテロリストが押しかけてきて・・・ママをパパの前で犯してパパをママの前で殴り殺してママと私は其の儘連れ攫われて・・・そしてブラドに・・・ひぐ。」

 クリスはその時の実験を思い出して泣き始めるとメーヤはこう言った。

 「ですが何故です、貴方でしたら逃げる事なんて」

 「無理です・・・私・・・怖くって・・・それに『イ・ウー』にいてもヒルダに見られて・・・逆らうとまた・・・怖くて・・・・!!」

 そう言って震えているとだからと言ってポケットから・・・見慣れた宝石が

現れるとキンジは何だと思った瞬間に・・・歌が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Killter Ichaivaltron

 




 あっちゃこっちゃで戦闘です。
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