混弾のキンジ   作:caose

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 真犯人は直ぐ近くにいた。


真実の犯人。

 「本当なのか松葉。」

 「ええ本当よキンジ。間違いなくよ。」

 松葉はキンジに向けてそう答えると天草がこう続けた。

 「ですが彼女ならばあり得ますね。彼女が所属しているっていうよりも

彼女の特技を考えれば間違いなく。」

 そう言うとキンジは松葉に向けてこう聞いた。

 「松葉、**は何処だ?」

 「携帯電話の位置情報を使えばまあできない訳じゃないけどここ迄やるとなると

ダミーに捕まる恐れがあるわよ。」

 「となれば彼女が何処に行きそうな場所を絞り込む必要がありそうですね。」

 天草がそう言って何処だと思っているとメールが届いたのだ。

 「誰です?」

 「さあな。」

 キンジは天草の言葉を聞いてそう答えて携帯電話を取ってメールを確認して・・・目を見開いた。

 「どうしたのよキンジ?」

 松葉がそれを聞くとキンジはメールを2人に見せて・・・同じく驚いていた。

 「それで・・・どうするのよ?」

 松葉がそう聞くとキンジはこう答えた。

 「俺は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「着いたぞってここなのか?」

 キンジに向けて・・・カイズマスが大型車を運転してそう聞くとキンジは

こう答えた。

 「ああ、ここだ。済まないが少し待ってくれないか・・・20分して

帰ってこなかったり店の中で騒ぎが起きたら直ぐに逃げろ。良いな」

 キンジはカイズマスに向けて重々警告するかのようにそう言うが

カイズマスはこう返した。

 「ふざけるなよ、俺はお前の強さはよく知っているし俺達は仲間だ。

仲間は何があっても助け出すのが当たり前だ。何かあったら不知火達に

声をかける。」

 「・・・お前本当はお人よしだろ?」

 「そうかもな。だが貴様よりは冷淡だと思っている。」

 「そうか・・・後は頼む。」

 それを聞いてカイズマスは分かったと答えた後にキンジ達はとある店。

 

 

 

 

 

 

 

 『クラブ・エステーら』と言う高級カラオケボックス店に入った。

 中にあるバー・ラウンジには仕事帰りのOLやデート中のカップル、

武偵校生徒が芸術品みたいなケーキをつついて食べていた。

 すると松葉がキンジに向けてこう聞いた。

 「こんな場所じゃ銃撃戦になってでもしたら怪我人が出るわ。」

 「その時は天草は避難の誘導を、他の連中と頼む。」

 「分かりました。」

 「松葉はこの事を先生たちに知らせておいてくれ。

俺が足止めしている間にな。」

 「・・・アンタまさか」

 「死ぬ気はねえよ、今はな。」

 キンジは松葉に向けてそう言いながら・・・腰に差している『鎧竜剣』を

触っていた。

 すると・・・声が聞こえた。

 「キーくゥーんー!」

 そう言って奥から小走りして現れたのは・・・キンジと同じインケスタの武偵『峰 理子』である。

 彼女は何時も制服を改造してヒラヒラのフリルで彩った物にしているのだ。

 然も小さい身長でアリア並だが胸部は結構でかい。

 おまけに金髪でおバカな印象が強いが彼女には一つの才能があるのだが

今は伏せよう。

 そんな中でキンジを呼んだであろう『峰 理子』は松葉と天草を見ると

ぷくーっと頬を膨らませてこう言った。

 「あー!いけないんだよキー君。女の子が呼んでいるんだったら一人で

来なきゃあいけないじゃないか!反則だよそれ、ゲームじゃあそういうのは

ルール違反です。」

 そう言いながら頭の上に小指を乗せて鬼みたいな感じだぞーと言っているようにぷんぷんとしているがキンジはそんなの知らんと言わんばかりに

『峰 理子』に向けてこう言った。

 「それで、メールには大事な話があるって言うから来たんだ。早く話せ。」

 「ぶー、あわてんぼうは貰い手が少ないんだぞー。」

 「そんなの俺の勝手だろうが。」

 キンジは『峰 理子』の言葉を聞いてずばっと一刀両断して答えるが

『峰 理子』は仕方ないと言わんばかりにこう答えた。

 「分かったよー、それじゃあお部屋に入ろう!!」

 そう言って『峰 理子』はキンジを捕まえてとテててててと言うかのように

個室に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 個室の中はアール・ヌーボー調にかざりつけられたかのような

2人部屋であった。

 4人だと少々狭く感じるがこれはこちらの不備と言う思いでキンジの真後ろに

松葉と天草が左右に立ちながら隣に座った『峰 理子』を見ていた。

 一方の『峰 理子』は松葉と天草に対してはいないような感じでにこやかに

笑いながらこう言った。

 「今回は理子が呼び出しちゃったから理子がぜーんぶおごったげるね。」

 そう言いながら『峰 理子』はミルクティーを飲みながらテーブルに

置かれているモンブランを口にしているとキンジが『峰 理子』に向けて

こう聞いた。

 「それで、お前は何故俺を呼んだ?」

 「ケーキをあーんしてくれたら答えてあげるよ。」

 「ふざけるんなら・・・お前を豚箱にぶちこむぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・『武偵殺し』。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを聞いて『峰 理子』は・・・これまで誰にも見せたことがなかった

好戦的な

笑みを浮かばせてこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「へえ・・・等々アタシに辿り着いたってか遠山キンジ。」

 「「「!!!」」」

 それを聞いて3人は武器を構えようとすると『峰 理子』は手を前に出して

こう答えた。

 「まあ待てよ、アタシがお前を呼んだ理由がまだだったよな?」

 「ああ・・・答えろ『武偵殺し』。お前は模倣犯の可能性を視野に」

 「違えよキンジ。お前の知っている『武偵殺し』はそいつじゃねえ。」 

 キンジはそれを聞いてまさかと言うと『峰 理子』はニヤリと

狂気的な笑みを浮かべてこう返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そうさ、アタシだよ。アタシが本当の『武偵殺し』だ。」




 彼女の目的は如何に?
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