混弾のキンジ   作:caose

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 その二です。


戦闘Ⅱ

 「ウォォォォォォオオォォォォォォォォ!」

 キンジはリボルバーの爆発力を生かしてクリスの目の前まで一瞬で跳躍したのだ。

 「嘘!この距離だと」

 アウトレンジが取れないと言いながら何とか後方に下がろうとして後ろ向きに

ジャンプしようとした瞬間に・・・キンジがノインテーターを投げ飛ばして

クリスの持っているロングレンジボーガンに当てて・・・弾き飛ばしたのだ。

 「キャ!」

 それが当たって弾き跳んでしまったのでしまったと思っているとキンジは

其の儘・・・クリスに抱き着くかのように捕まえると其の儘ゴロゴロと転がりながら着地した。

 「は・・・話して離して放して!」

 「生憎だが離すわけにはいかねえんだよ・・・お前あいつに脅されてたのか?」

 「!!」

 それを聞いて目を大きく見開くとキンジはこう続けた。

 「お前の事はダイアナから資料が届いてそこからだがお前が何時も

まだ暑い時に長袖着ているって聞いたからインケスタとして聞くぜ、お前はアイツに虐待されてんだろ?」

 「・・・・・」

 それを聞いてクリスの動きが弱まるとキンジはこう続けた。

 「お前はアイツに酷い目合ってるって言うなら・・・俺達が救ってやる!」

 「!!」

 「お前が助けてっていうのなら・・・いや、俺達は何があってもオマエヲ守る!」

 「・・・無理だよ・・・だってアイツは不死身」

 「不死身だ?!生憎だが俺達はその不死身相手に一回勝ってる!!俺達は

今まで助け合ってここまで来れたんだ!?だから・・・俺達を頼れ。」

 キンジがそういってやっとのことで視界が回復したその目でクリスの眼を見ると

クリスは・・・涙交じりでこう答えた。

 「じゃあ・・・一つ言うね・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・助けて・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それでこの間毒消しのつぼゲームで造ったんだけどよ!これが全然効かねえキャラで困ってんだよ!!」

 「アハハ!理子さんはゲームがお好きですから攻略は難しくないでしょう!」

 「その通りなんだけどよ!毒の種類がこれまたわからねえから裏技使って

散らばったパズルクリアしようとしてあと一歩なんだよなあ!!」

 「でしたら・・・仲間を使えば良いじゃないですか!?」

 「!!・・・・そいつは良い提案じゃねえかって言いてえけど誰とだよ!?」

 「其れは決まってるじゃないですか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・僕達です!!!」

 天草がそう言った瞬間に理子の眼が・・・何やら焦点が合わないような

感じになっているのを察知したジャンヌはまさかと思っていると

天草はこう続けた。

 「僕たちは嘗て手を取り合いました!貴方は既に縛られている存在じゃない!!貴方は既に自由なんです!?そうじゃないと言えるのならばまだあなたは

そう思っているに過ぎません・・・自分を解き放って下さい理子さん!貴方は既に貴方何です!!」

 天草がそう言って理子のナイフを一刀で全て弾き飛ばして喉元に突き刺す手前で止まると理子は鼻で笑ってこう言った。

 「へ・・・ここで止めるとはアンタも甘いな。」

 「生憎ですが私は神父です、人間相手に殺生はしませんが・・・

人を傷つけるのに快楽的思考を持つ人間に対しては容赦はしませんよ。」

 天草がそう言うと理子は天草の耳元で何か囁くと天草はそうですかと

言った瞬間に理子はこう言った。

 「チャンスは一回、例の剣はヒルダの所・・・決めるならそこだぜ。」

 「ええ・・・タイミングは任せて下さい。」

 天草の言葉を聞いて互いに構え直した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ヒルダーーーーー!!アンタにはママの犯罪の証言台に立って貰うわよ!!」

 「無礼者の小娘が!!」

 ヒルダはアリアに向けてそう言っているとアリアはむきー!と言って

こう続けた。

 「誰が小娘デスッテ!アンタの方が小娘じゃないの!!」

 「あらそうでしょうかね?私の体つきは貴方に比べれば美しい物よ?」

 ヒルダはそう言いながら胸を大きく見せるかのように寄せるのを見てから

自身の胸を見て・・・怒り心頭でこう答えた。

 「むきゃあああああああああ!!アンタは風穴地獄決定よーーーーー!!」

 「あら可哀そうに?けど良いわよそう言うのも、貴方のその体が私にすり寄ってくるのが楽しみで仕方ないですわ!!」

 そう言いながらヒルダは雷球を放ちまくっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「キンジサン、お怪我は!?」

 「こっちは平気だ、やる事があるから手伝ってくれるか?」

 「構いません!殲滅科としてやって見せます!!」

 メーヤがそう答えるとキンジはこう言った。

 「良し、それじゃあ・・・ジャンヌを呼んでくれ。作戦会議する。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてキンジ達がジャンヌ達のいる方向に集まると理子も加わったので

まあ取敢えずだと言ってクリスから聞いたことを言うと理子はこう呟いた。

 「畜生が・・・そうなるとあれを使うしかなさそうだぜ?」

 理子はそう言いながら近くにある花束を見てそう言うと天草がこう続けた。

 「でしたらいい考えがありますよ?」

 「「「「「?????」」」」」

 一体何なんだと思っていると天草作戦を聞いて理子はニヤリと笑っていて

クリスは顔を青くしているとキンジがこう言った。

 「大丈夫だ、俺がお前を絶対に守ってやるさ。」

 「・・・本当に?」

 「ああ、約束したからな。」

 当たり前だろうと言うとクリスが顔を赤くしていたので天草はやれやれと

思いながらこう言った。

 「では皆さん、作戦通りに行動してくださいね。」

 それを聞いて全員頷くとキンジはこう言った。

 「そんじゃあ・・・いっちょ暴れるとするか。」

 そう言って全員が準備を始めた。




 続く。
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