混弾のキンジ   作:caose

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 最後です。


戦闘Ⅲ

「いい加減に逮捕されなさい!」

 「あらあ!弱い犬程よく吠えるとはよく言えたわね!!」

 ヒルダの言葉にアリアは自身の事だと感じて怒りを露わにしながら攻撃を

続けている中でこう思っていた。

 「(あいつもブラドと一緒であの呪印があるはず・・・見た限り

左右の太ももに一つずつがあるけどあと半分が何処かね・・・)」

 そう思っているとヒルダはアリアに向けてこう言った。

 「私の魔蔵の場所を特定しようとしているのね?」

 「!!」

 それを聞いてアリアはしまったと思っているとヒルダはこう続けた。

 「けど残念・・・貴方が勝てる確率は既に・・・0ヨ。」

 ヒルダがそう言って雷球を作って・・・攻撃しようとしていた。

 「貴方に対してはこの攻撃で貴方を心肺停止状態にさせてはく製にして可愛がってあげるわ・・・緋弾を抉り取ってね!!」

 そう言ってピンポン玉の様な形状から・・・野球ボールからバレーボールと

大きくなっていた。

 しまったと思っていると・・・ヒルダのいた柩が突如として爆発したのだ。

 「な・・・何故!」

 爆発したんだと思っているとその向こうに・・・ボーガンを構えた

クリスを見つけたのだ。

 「クリス貴様ーーーーー!!」

 ヒルダがそう言って何かしようとした瞬間に・・・アリアの目の前にシャボン玉が現れたのでそれを見た瞬間にある事を思い出してすぐ様に下がった後

ヒルダに当たった瞬間に爆発したのだ。

 「ガハ・・・・!」

 一体何故と思っているとヒルダはそれを見た。

 見たのは・・・天草と共にの極小の香水瓶を持っていた理子を見て・・・

怒髪天を衝く勢いでこう言った。

 「理子ーーーーー!!クリスーーーーー!!」

 そう言った瞬間にヒルダは力を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「グぎぃい!」

 「キャ!」

 理子とクリスが互いに耳についている蝙蝠型のイヤリングが破壊されたのだ。

 「理子さん!」

 「クリス!?」

 天草とキンジが互いに2人の下に駆け寄ると天草がこう言った。

 「遠山君、直ぐに2人を病院に連れて行かないと!これには毒が

仕込まれてるんです!!」

 「何・・・クソが!」

 キンジは天草の言葉を聞いて畜生と思っていると空から雨が降り始めると同時に理子とクリスがこう言った。

 「シー君・・・この毒は10分で死ぬ奴だから・・・よく聞いてね。」

 「遠山さん・・・これは忠告ですのでよく聞いてください。」

 そう言うとクリスは・・・とんでもない事を言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ヒルダの魔蔵は・・・刺青から違う所にあるの。」

 「「「!!!」」」

 それを聞いてキンジ達が驚くがクリスはこう続けた。

 「ヒルダは前に手術して・・・魔蔵の全てを他に移植したんだけどその場所を知っている闇医者も殺しているから正確な場所は知らないの。」

 私もねと言うと理子はそうかよと言って・・・にひと笑みを浮かべて

こう言った。

 「だったら猶更こいつが・・・いるよな?」

 そう言って花束を見せつけるとこう続けた。

 「そんじゃあ・・・計画を話すぞ。」

 そう言って理子の計画を聞いて・・・メーヤがこう言った。

 「では私が奴を引きつけますのでその隙に。」

 「俺も手伝うぜ、天草。悪いが詠と松葉に頼んで理子とクリスを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「いや待て遠山・・・アタシとクリスにやらせろ。」

 「「「!!!」」」

 それを聞いてキンジ達が驚いていると天草がこう反論した。

 「駄目です理子さん!貴方方は毒に侵されてます!!今すぐ病院に行かないと

貴方方が」

 「こいつはアタシとクリスの過去に蹴り付けなきゃいけない案件なんだ!」

 理子がそう言って3人はうぐと思っている中でクリスがこう続けた。

 「私達はヒルダやブラドに酷い目に遭った・・・だから私達は

過去との因縁に決着を付けなきゃいけないの・・・だからお願い。」

 そう言うのを聞いて3人は2人の強い覚悟に押されてしまい・・・

キンジはこう答えた。

 「・・・分かった、お前らの過去に因縁を付けさせるのに手を貸すよ。」

 「遠山君!」

 「遠山さん!!」

 2人はそんなと思っているがキンジはこう続けた。

 「こいつらは命を賭けて過去との因縁を絶とうとしているなら

俺達がどうこう言って止める事なんて出来ねえよ。

それにこいつらの眼は本物だ。」

 だからだと言うと2人は理子とクリスを見て・・・分かったと言って

天草がこう続けた。

 「分かりました・・・ですが僕達もサポートに回りますので・・・

確実に仕留めて下さいよ。」

 それを聞いて理子とクリスが頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ああもう・・・貴方は本当にムカつきますわ・・・・!!」

 ヒルダがそう言うとアリアはこう言った。

 「ヒルダ・・・アンタを逮捕するわ!そしてママの裁判に

付き合わせてもらうわ!!」

 そう言って刀を構えているとヒルダは空を見て・・・こう呟いた。

 「ああ良いわ今日は、こんな好天の日に戦えるなんて本当に幸運よ貴方達・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だって貴方達は吸血鬼の『第3形態(テルツァ)』を見れるのだから。」

 そう言った瞬間にトライデントを取り出して真っ白な・・・

雷光がヒルダ目掛けて直撃した。

 「「「「キャアアアアアアアア!!!!」」」」

 アリア達がその光に驚いて伏せると暫くして現れたのは・・・

全身を雷光で覆っているヒルダがそこに立っていた。

 「何よあれ・・・。」

 「まるで・・・悪魔ですね。」

 「あれが吸血鬼の変身ですか・・・。」

 ダイアナ達がそう言っているとヒルダは・・・ニヤリと笑ってこう答えた。

 「ああこれね、お父様はパトラに呪われていてねえ。

『第2形態(セコンディ)』で天草にやられたけどこの形態だったら

私達は無敵なのよ・・・そう!最強よ!!」

 そう言うとヒルダはこれ迄よりも巨大な雷球を作るとアリアに向けて

こう言った。

 「アリア、貴方ははく製にせずにこの世から消して緋弾のみにして

後は遠山キンジと天草を殺して・・・お父様の仇を取るのよ!!」

 そう言うとヒルダは巨大な雷球を出すとこう言った。

 「『雷星(ステルラ)』、これこそ私達吸血鬼の奥義ヨ。

これで貴方達はお終いヨ!!」

 そう言っていると理子とクリスがヒルダの前に出ると・・・理子がこう呟いた。

 「『人生の角、角は花で飾るのが良い。』アタシのお母様の言葉だ。」

 そう言っていると理子は向日葵を向けてこう言った。

 「これがアタシ達の答えだヒルダ。」

 「私達は闇から・・・光に向かう。」

 クリスの言葉を聞いてヒルダはこう呟いた。

 「私は嫌いなのよ、太陽みたいで憎たらしい・・・!!」

 「だからこそお前を倒すのにうってつけなんだよ・・・ここには

最高のスナイパーがいるからな!」

 理子がそう言っていると向日葵の花束が解き放たれて出てきたのは・・・

散弾銃であった。

 それを見たヒルダは・・・ハッという顔をしたと同時に理子がこう言った。

 「くふふ、良いよヒルダ。最高のアングルだよ。」

 「初めて見たよ、貴方のその顔。」

 そう言うと2人揃ってこう言った。

 「「フィー・ブッコロス」」

 そう言ったと同時にショットガンから弾丸が放たれた。

 散弾銃の弾丸は通常とは違い放って数秒後には・・・100発以上の

小型の軟鉄弾が全身に命中する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うあ!?」

 ヒルダはそれに全身にくまなく当たってしまったと同時に

ヒルダの体内に溜っていた電流が全身に・・・一瞬で流れたと同時に

火に包まれた。

 「キャアアアアアアアア!!」

 全身に包まれた炎がヒルダを包んでいると背後からキンジとメーヤが

ステルスから現れて大型の槍と・・・ワトソンが持っていた剣で切裂いたのだ。

 「がああああああ!!この私が・・・・・・これは悪夢・・・悪夢何だわ・・・だって・・・可笑しい。」

 「いいえ可笑しくはありません、貴方は敵に回す存在を誤りました。

貴方が悪夢と言う・・・私達人間と言う主が守る存在を。」

 メーヤがそう言うと持っていた十字架と銀弾をキンジに手渡すとキンジはそれをヒルダの胴体に殴りつけるとそこから新たに青い焔が溢れ出してきたのだ。

 「ギガあああああアアアアアアアア!!ごんんだ!!ごんだじどぎのぎゃ

げんじちゅなんて・・・・!!(こんな!こんな酷い事が現実なんて!!)」

 ヒルダがそう言いながらキンジ達から離れようとして・・・展望台の縁に

手をかけてしまって・・・其の儘堕ちてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ギャアアアアアアアアアアア!!」

 ヒルダの悲鳴と共に其の儘彼女は・・・落ちてしまった。

 父親と同じ様に体内に十字架を付けられたまま・・・地面に

叩きつけられるのだ。

 「・・・最期は父親と一緒か。」

 キンジがそう呟くと同時に理子とクリスが・・・倒れてしまったのだ。

 「理子さん!」

 「クリス!!」

 2人が駆け寄ると理子とクリスはこう言った。

 「えへへへ・・・やっと全部が終わったね。」

 「私達・・やっと・・・!!」

 クリスはそう言いながら泣いていると松葉がこう言った。

 「アイツ落ちちゃったけどさ・・・私達大丈夫なの?」

 「まあ良いだろ?我々はこの戦争の序盤で勝利したのだから。」

 「そうですね、私達は勝ったんですから。」

 「それよりも病院に行かなきゃいけねえな、ダイアナ頼むが。」

 「車でしたら用意できてます。」

 「それでは行きましょう!速く2人を病院に!!」

 「でしたら私はあの女を!!」

 「待てよ・・・アイツも病院だ・・・アタシらは武偵だぜ?」

 理子がそう言うのを最後に全員下に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてヒルダはと言うと・・・。

 

 

 

 

 

 

 「ああ・・・ごんな・・・・ごんなの・・・びゅめだ(こんな・・・

こんなの夢だ)。」

 現実逃避しながら呟くしかなかった。

 そう・・・これは現実なんだから。




 そして病院に行って。
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