混弾のキンジ   作:caose

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 弐度目です。


SSRへ

 「それで・・・何の御用でしょうかお嬢様方?」

 「はい、今回殻金についてで玉藻様がお見えになる事を伝えに来たのです。」

 「私は誘われてきたの。」

 キンジの問いに対してメーヤとクリスが互いにそう答えると別に

後で良いじゃねえかと思っているとメーヤはこう続けた。

 「其れとですけど今日の夕方ごろ予定はありますか?」

 「いや、ねえけど。」

 「でしたら玉藻様ともう一人来ますのでその方の紹介をしておきますので。」

 絶対ですよと言うとキンジはああと答えるとメーヤはこう続けた。

 「それでは注文ですね、私は軽食を一通り全部。」

 「私は・・・その、ミルクとか。」

 「分かりました、少々お待ちください。」

 そう言ってキンジは離れるが終始男性陣からにらまれるこの状況に

もう嫌だとそう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして夕方、キンジは学生服を着直してメーヤ達と合流するととある場所に

向かって行っていた。

 その場所が・・・ここである。

 

 

 

 

 

 

 

 「ここって確か戦闘訓練用の廃墟ビルだろ?」

 「はい、ここで玉藻様ともう一人が待っておられます。」

 そう言って学園祭中と言う事もあってビニールシートで覆って入れない様に

立ち入り禁止していたのだが周りに誰もいない事を確認して中に入ると・・・

2人ほど人影が見えた。

 一人は低身長で武偵校のミニサイズ・セーラー服を着た玉藻と・・・

もう一人玉藻に比べて高身長で金髪の・・・爆乳の女性がそこに立っていた。

 「!!」

 キンジはヤバいと思って胸から顔に視線を向けなおしてその女性を見た。

 狐目の様な細い目。

 金髪で腰まで掛る程の長髪。

 黄色の着物を身に纏った女性を見ると女性はキンジに向けてこう名乗った。

 「お初めまして遠山はん、うちは京都で妖怪たちのまとめ役をさせて

貰っております・・・『八坂』と申します。以後宜しゅうお願いいたします。」

 「あ、これはどうも。遠山キンジです。」

 「遠山はんのことは先代からよく聞いておられますが確かに初代と

同じ目ですねえ。」

 コロコロと笑っていると玉藻はキンジに向けてこう言った。

 「よくやったのウ遠山の、まさかヒルダを討つだけではなく殻金を

手に入れるとは矢張り遠山の者は一味も二味も違うのウ。」

 のう姉上と聞くとキンジは自分の目を疑ったがまさか

この人が玉藻の姉かよとそう思っているのだ。

 すると『八坂』は玉藻に向けてこう言った。

 「それでは玉藻、妾達も参ろうぞ。何せ事は急ぎじゃからのう。」

 「そうじゃな、と言う訳で遠山侍ヨ!儂を」

 「駄目じゃぞ玉藻、此度は妾が呼んだのに尚且つ我儘言うのは道理が

違うではないか?」

 「ムウウウウウウ!!」

 玉藻は『八坂』の言葉を聞いてむうとしているが仕方ないのウと言って

歩くこととなったがキンジは『八坂』に向けてこう聞いた。

 「其れでだけどよ・・・どっちに行くんだ?」

 そう聞くと『八坂』はこう答えた。

 「うむ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・星伽のいる所じゃが?」

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・マジかよ。」

 それを聞いてキンジは頭を悩ましているとクリスがこう言った。

 「それじゃあ・・・天草さんだっけ?その人も連れてくるのは

駄目でしょうか?」

 一応知っていますしと聞くと『八坂』はこう答えた。

 「( ゚д゚)ウムそうじゃのう…良かろう、その者も連れてこさせましょう。」

 それを聞いてキンジは内心ほっとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてキンジ達はSSRに向かうとキンジは『八坂』に向けてこう聞いた。

 「ええとさ、聞きたいんだけど良いか?」

 「?」

 「ここって・・・神様同士喧嘩しそうなんだけどアンタたち的には

どうなんだ?」

 そう聞いて来たのだ、宗教的ちゃんぽんなこの場所をどう思っているのかと

聞くと『八坂』はこう答えた。

 「どう思うでしょうかと聞かけれても・・・まあ宜しいんじゃないんやろか?

どの神様も目指す場所は皆同じやろうからそう眉間に皺寄せへんでも

よかもんやないでしょうかのう?」

 「・・・そう言うもんなのかねえ。」

 キンジは『八坂』の言葉を聞いてそんなものなのかと思っていると

先ずはと言ってキンジは天草の部屋に入ると丁度よく天草がお祈りを終えて

帰ろうとしていたのであろう、準備をしていると天草はこう言った。

 「あれ遠山君、どうしたんですか今日は?何かありましたか??」

 そう聞くとキンジはこう答えた。

 「まあ色々あるんだが天草・・・お前今日予定あるか?」

 そう聞くと天草はこう答えた。

 「ええとですねえ、これから理子さんと食事に行く約束をしておられまして。」

 「時間は?」

 「私が出てからでいいと言っていたのですが何かあるのでしょうか?」

 そう聞くとキンジはこう答えた。

 「ああ・・・ちょっと極東戦役についてだけど・・・良いか?」

 「・・・でしたら理子さんも呼んで良いでしょうか?彼女も関係ありますし

それに今回の事について彼女も言いたいことがあるでしょうし。」

 「・・・分かった、向こうからは俺が言っておく。」

 「感謝します遠山君。」

 天草はそう言って理子に電話を入れてその事について電話するとこう返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『良いよ~~、りこりんも関係あるんだし。殻金見たいし

SSR入ってみた~~~い!!』

 それを聞いて了承した後にキンジは『八坂』にこの事伝えると『八坂』も

了承してくれて理子と合流した後に『八坂』達と共にある部屋について

ノックした。

 その部屋の主は・・・・彼女。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はああい、どなたでしょう・・・キンちゃん!!」

 白雪であった。




 次回は語り合い。
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