混弾のキンジ   作:caose

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 話し合います。


話し合い

「ええええ何でキンちゃんがここにってもしかしてやっと私の所に」

 「いや違うぞって言うか白雪今回は俺じゃなくて・・・こっちだ。」

 そう言ってキンジは後ろに下がるとそこにいる・・・玉藻と八坂を見るや否や

驚いてぴょんぴょんと飛び退いて巫女服の裾を広げつつ着地と同時に土下座した。

 「これはこれは玉藻様に八坂様!いらっしゃるとは露知らず

何の準備もせずに・・申し訳ございません!!」

 そう言うと八坂がこう答えた。

 「いえ良いんどす、今回は何も言わずにここに来たうちらに非があるんやから

頭をあげてやす。」

 「其れにその誤り癖はまだ治っとらんようじゃのう、ほれ頭をあげい。」

 そう言って玉藻は・・・胸を思いっきり持ち上げて頭を上げさせると

白雪の膝の上に乗ってこう聞いた。

 「共学でも何とか通えているようで良かったわい、所でじゃが白雪。

琴は上達したか?自転車には乗れるようになったか?」

 「そ・・・そんな、子供の頃の話をされないで下さい。」

 白雪は玉藻に対してほんわかと笑いながらそう言うと八坂がこう続けた。

 「そうですよ玉藻、白雪も今年で17。いい加減に昔事は言わんようにせんと

更に老けるぞ、只でさえお主『九重』に対して玉藻お姉さんッて

言わせてるそうやないですか?」

 「ぬぐ!何故それを」

 「鞍馬の大天狗が言って居ったぞ。」

 「あの・・・口軽爺・・・!!」

 玉藻はそれを聞いて何やら怒っている様であるがまあそれはそれと

八坂がそう言うと白雪に向けてこう聞いた。

 「それにしても遠山侍と星伽巫女が同い年とはいえ白雪・・・何時までも

今の地位で甘んじておると横から搔っ攫われるぞ?そこのシスターメーヤは

既に遠山に対して同居しておるらしいぞ?」

 「!!!!!!!!!!!!????????????」

 白雪はそれを聞いて目を大きく・・・まるでバケモノかと言わんばかりの

顔になると玉藻はこう続けた。

 「それにじゃがくりすと言ったかのう?そ奴も同居しておるぞ??

然もジャンヌとも一つ屋根の下じゃ。」

 「ヒヒヒヒヒヒヒ一つ屋根ねねねねねねねのおおおおおおおおおおおおお!」

 それを聞いて白雪はムンクの如き顔になっていると・・・止めを刺した。

 「それにじゃがこ奴の周りの女子は全員それなりに強いぞ?

松葉に詠と言ったかのう??下手したらお主・・・取り残されるぞ?」

 「・・・・・・・」

 それを聞いて遂に魂が抜けたかのような顔になると仕方ないと玉藻がそう言ってハイハイしながら離れると取敢えずと言って・・・腹を殴った。

 「ごふ!」

 「ほれ、説明しないといかんから早く起きよ。」

 そう言うと玉藻は覚醒した白雪に対して戦役の説明を始めた、

結界についての説明と殻金を奪われたことを話すとそれを聞いて愕然として

頭を下げてこう言った。

 「申し訳ありません、玉藻様、八坂様、嘗ての星伽巫女が殻金を

もっと強く固めておけば」

 「星伽巫女のせいではない、お前達はよくやっておる。」

 「然し先般は私と一心同体であるべき・・・この色金殺女をパトラに

奪われたことから始まりそのせいでh」

 「そこまでじゃ星伽巫女、ここには遠山侍がおるのじゃ。立場を弁えんと・・・取り返しがつかなくなるのじゃ。」

 「は・・・・ハイ。」

 白雪はそれを聞いて黙るとキンジは一体何だと思って聞こうとすると・・・

天草がそれを止めてこう言った。

 「止めておきましょう遠山君、聞いたとしても今君が同行できるとか

そう言う問題ではないでしょう。それに・・・万が一の時には僕たちが

側にいますから。」

 それを聞いてキンジは天草に対してありがとうと言うと

玉藻はさてとと言ってこう続けた。

 「アリアには儂から話しておくとする、殻金を戻さなければいかんし

遅かれ早かれ知ることとなろうからな。」

 そう言うと八坂がこう続けた。

 「でしたらうちは他の妖怪たちに伝えて奴らの居場所を追わせるように

しておきますわ、何かあればうちが烏使って知らせときますんで。」

 それで良いなと言うと八坂がこう言った。

 「ほなウチはアリアハンの迎えの準備しなきゃいけまへんのでこれで失礼。」

 「そうじゃな、それじゃあ儂も失敬するが白雪。ちゃんとするんじゃぞ。」

 そう言って2人共出て行くのを確認するとキンジも立ち上がってこう言った。

 「それじゃあ俺も出て行くわ、やることあるしダイアナ。聞きたいことが」

 「戦役についてでしたら今からお話しできますけど?」

 そう言うと白雪を見て・・・溜息ついてこう言った。

 「それじゃあ聞くが戦役で言ってた『求め、奪い合う』は?」

 そう聞くと・・・ミシェラがこう答えた。

 「言った通りだ、物や人。そこら辺は表と何ら変わりないが裏では宝物や

伝説の武器などが該当されて今は色金だ。これが物で人とは組織だ、優秀な兵士を奪って手に入れると言う奴で負けた人間は殺されない様に寝返る事もある。」

 「じゃあ・・・戦役が終わる条件は?」

 そう聞くと・・・ダイアナはこう答えた。

 「どちらかの兵が全滅するまでです、無論条件付き降伏も出来ます。」

 「・・・どちらにしても俺達は戦いに巻き込まれたような物か。」

 最悪だなと言っていrが仕方ないと思ってキンジは今後の事を考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「其れでじゃが姉上、遠山侍に言わないで良かったのかのう?あの事?」

 「・・・今は良いのじゃ、今はな。」

 玉藻の言葉に八坂がそう答える中である事を思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今より700年前に緋緋神が妖怪変化を起こして戦を起こさせたが故に・・・

遠山侍と星伽巫女によって撃ち殺されたと言う事実は今は・・・

言わないで良いだろうと八坂はそう思っていた。

 アリアがそうならない事を・・・信じて。




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