混弾のキンジ   作:caose

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 乗り込んだぞ。


敵地へ

 「俺を誘い出す・・・他の皆は!?」

 どうなってるんだと言うとポーナはこう答えた。

 「分からないよ・・・だけど集合地点は分かってるからそっちに行くよ。」

 ポーナの言葉を聞いてキンジはそれが本当なのか?嘘なのかと思っていると・・・ミシェラがこう言った。

 「遠山、ここは言う事聞くぞ。相手が分からない以上

こちらも対応のしようがないからな。」

 「・・・だけどアイツらがやられたって証拠も何もないぞ。」

 「だからこそだ、我々は奴らの情報を知らないのだ。奴らの正体を知るには敵地に乗り込むことを是としなければいけないのだ。」

 それを聞いてキンジはどうしようかと思っているが暫くして・・・こう答えた。

 「・・・分かった、連れて行ってくれないか?」

 「良いけど・・・胸揉まないでよ。」

 「もう揉むか!」

 それを聞いてキンジはふざけるなと思っていると・・・

メーヤとクリス、ミシェラ、ダイアナがジト目で睨みつけているとキンジは

何だよと言うと4人はそれぞれこう答えた。

 「遠山さん・・・汚らわしいです。」

 「キンジさん・・・最低です。」

 「お前・・・何やってんだ?」

 「ご主人様・・・良ければ今夜私を伽に」

 「待ってやめろってダイアナお前は黙ってろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジオ品川

 バブル期に着工されたがバブル崩壊における資金難により会社は倒産し

その後逆円錐形に大きく掘った状態で放置されていたがその後再開発と称して

半ば無理やりに造られたが空き地、廃ビル、掘削工事中に中断された

地下道等が多くある土地柄都市屈指の治安が悪く裏社会の人間たちの

たまり場となっていたのに・・・今や更に酷い光景となっていた。

 「何があったんだ・・・これは。」

 キンジはそう言ってその惨状に・・・口を開ける事も出来なかった。

 辺りには血がへばりついており中には死体が多くあった。

 無論こう言う所では裏社会の抗争で死人はよく出るがそれでも・・・

酷い物であった。

 するとポーナはその光景に対して・・・こう呟いた。

 「こんなのアメリカの裏町じゃよくあったよ・・・けどここ迄・・・!!」

 酷くなかったと言いながら周りを見渡していた。

 いかがわしい店の看板にはやくざの死体が貫いていたりネオンサインは

消えていた代わりに・・・血がへばりついていたのだ。

 然も斬り殺されていたり撃ち殺されていたり殴り殺されたりと酷い物であった。

 そんな中でそこの7階にある贅の限りを尽くした外装のビル前に付くと・・・

正面玄関には誰もおらず其の儘中に入るとポーナの道案内で

其の儘シアタールームに入るとそこで目にしたのは・・・ボロボロになった天草と何故かそこにいた理子と松葉、詠、カイズマスが倒れているのを見ると

キンジは慌てて天草達の所に駆け寄ろうとすると・・・ダイアナが前に出た瞬間にがきん!と音がしたのでキンジは何だと思っているとダイアナがこう言った。

 「ご主人様気を付けてください、敵がこの中に既に潜んでおります。」

 「!!」

 それを聞いてキンジはインクルシオの剣を構えると・・・ぼやーっと体が

見え始めたのだ。

 そこから現れたのは・・・プロテクターを身に着けた・・・

あの時のピエロみたいな服を着ていた男であった。

 そしてもう一人現れると・・・男の方がこう言った。

 「ワシントン・コロンビア特別法5509D、上院邦8807。ワシントンDCより

ライセンスを受徳した武偵はいかなる状況においても人間を殺すことを禁ずる・・まあ俺達は附則で認められてるしどうせここはこの国の政府が新しく作り直して

遊園地とかに作り直すらしいけどまあ俺達には関係のない事だな!!」

 ギャハハッハと笑っていると・・・もう一人現れたのだ。

 舞台上にある渡された照明用のレールの上から声がしたので何だと思っているとそこにいたのは・・・少女であった。

 自分よりも一つくらい年下の茶髪の少女が現れると少女はキンジに近づいて・・こう呟いた。

 「・・・やっぱり・・・サイコー、背徳~~。」

 そう言うのを聞くとポーナが全員に向けてこう言った。

 「もう良いでしょ?私達のやるべきことは終わったんだから

さっさと帰るわよ。」

 そう言うと・・・男の方がポーナに向けてこう言った。

 「うぜえよポーナ、って言うかお前負けた癖に何指揮してんだよ?

さっさと失せろよ。」

 「はああ!?何言ってんのよ!こいつ滅茶苦茶強いしそれに・・・・

ウウウウウウ//////」

 ポーナはそう言いながら胸を押さえつけるかのようにキンジを睨みつけるが

言いにくいなとキンジはそう思いながらどうするべきかと思っていると少女は・・ポーナに向けて攻撃しようとするのを感じてキンジはインクルシオの剣で

受け止めると少女はこう聞いた。

 「何でそいつ助けるの『お兄ちゃ~~ん』?どうせ敵なんだから

良いでしょう?」

 「お兄ちゃんって俺は妹とかいねえよ!!」

 「ええ~~?私達姉弟何だよ血の繋がった」

 「俺には姉弟なんて・・・いねえって言ってんだろうが!!」

 そう言うとミシェラがキンジに向かってこう言った。

 「遠山逃げるぞ!ここから逃げるぞ!!」

 キンジはその言葉を聞いて・・・ポーナをお姫様抱っこして抱えると

ポーナは赤面してキンジに向けてこう言った。

 「ちょちょちょアンタ何して」

 「死にたくなけりゃあ逃げるぞ!!」

 そう言うとキンジ太刀はミシェラが出したダイヤモンドダストの霧で

隠れるかのように天草達と共に消えて出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「良いのかよ『ジーフォース』?アイツ逃げたぞ?」

 「良いじゃない『ジーサード』!これでさ・・・楽しみが増えたんだから!!」

 そう言う少女の言葉は悪びれなくそして・・・悪意が滲み出ていた。




 逃げたその先に・・・。
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