混弾のキンジ   作:caose

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 買い物は人生の栄養です。


買い物

 その翌日、キンジはポーナと共に身の回りの物を買うためにお台場で

買い物をしていた。

 他の武偵校生達からあらぬ噂を出さない為に要注意しながらポーナの服や日用品

そして・・・下着売り場

 「いや何でだよ!」

 「・・・入らないでよねキンジ。」

 「入るか!」

 キンジがポーナに向けてそう言って下着売り場前で仕方ないと思って待って

暫くすると・・・ポーナがいそいそと現れたのだ。

 「お待たせ!後はもうないけど・・・どうする?」

 そう聞くとキンジはそうだなと言って・・・こう答えた。

 「さっき映画の時刻表見たがもうすぐ始まりそうなやつ一つ見つけたからそれでも見るか?」

 「オッケー!じゃあそれね!!」

 ポーナが了承して其の儘映画館に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんで映画だが・・・これがあれであった。

 タイトル『情けは武士の誉れ、慈愛は姫君の特権』

 この映画は頼りないが心優しい侍がとある事情で我儘な姫君を更生させる中で

恋愛に迄発展しつつ笑いを織り交ぜた物語である。

 それを見終わった後キンジとポーナはコーヒー屋でひと時を楽しみながら

先ほどの映画についての感想を述べていた。

 「それにしても良かったなあの映画。」

 「うん確かにね、時代劇って言うから堅苦しいかなって思ってたけど

今風にアレンジしている所があったしああいうのも面白かったよ。」

 そう言いながらエスプレッソを飲んでいる中でブラックコーヒーを飲んでいる

キンジは携帯電話から音が鳴るのを感じて何だと思っていると・・・ダイアナからメールが届いたのだ。

 彼女は今イギリス大使館にいるMI6の職員にアメリカ武偵局から出向してきた

男の方の捜査を頼んでおりその結果をキンジにメールで送信したのだ。

 

 

 

 

 

 

 内容はこうだ。

 『ご主人様、先ほどですが男についての報告がありますのでお帰りになった際にお伝えしておきます。

 PS・もし朝帰りするのでしたら今のうちに精の付く食べ物を所望したほうが

宜しいかと思われます。』

 「・・・ナンダこれ?」

 キンジは取敢えずまあ良いかと思いながらポーナに向けてこう聞いた。

 「そんじゃあ昼飯なんだが・・・奢るぜ何処が良い?」

 そう聞くとポーナはこう答えた。

 「ええ良いの!そんじゃあねえ・・・ステーキ!!」

 そう言うと近くにあるステーキハウスでそれなりに高いステーキを食べて

家路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お帰りなさいませご主人様、ポーナ様。今夜の夕食ですがハンバーグにするかそれともひき肉の入ったかぼちゃの煮物にしようかと思われますが

どういたしましょう?」

 そう聞くとキンジは後者の方にするというとダイアナは畏まりましたと言って

台所に向かおうとするとキンジはこう聞いた。

 「それとだがアイツについて何か分かったって言ってたが何か分かったのか?」

 キンジがそう聞くとダイアナはこう答えた。

 「はい、でしたら・・・今すぐにでも。」

 そう言うとダイアナは全員を呼び出してとある資料を差し出した。

 そこには日本語で書いてこう綴られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『他国危険人物調査書・アメリカ編・Bランク機密文書相当』

 「Bランク機密文書って・・・何だよこいつは・・・!!」

 キンジはそれを見て驚いているとダイアナはこう答えた。

 「こちらに書かれていらっしゃいますのはアメリカにおける

機密についてでありましてBというのは大統領と上層部全員が知っている報告書でございます。」

 「大統領・・・一体どんなものなの?」

 クリスがそう聞くとダイアナは資料を取り出してそれを全員に向けて見せた。

 「名前ですがコードネームは『GⅢ(ジーサード)』、生まれはロスアラモスの日本人とアメリカ人のハーフ。アメリカでは名の知れた武偵でランクは・・・

Rでした。」

 「R・・・だと・・・!!」

 キンジがそう呟くとポーナは驚いた様子でこう言った。

 「嘘でしょ?!それって確か世界でたった7人しかなったことが無くて

一人で一個大隊相当の戦力になるって有名どころじゃないの!?」

 そう言うとミシェラがこう続けた。

 「然しそれほどの男が何故この極東戦役に?そこ迄の実力であるとするなら

直ぐに行動しているはずだ。」

 「それですが恐らくは・・・大統領命令かと思われます。」

 これがその写真ですと言って見せたのは・・・第44代大統領の

ボディーガードをしているジーサードの写真であった。

 「マジかよ・・・相手はアメリカと相手どるような物じゃねえか・・・!!」

 キンジがそう言っているがダイアナはこう言って否定した。

 「いえ、彼らはアメリカに所属しているのではなく契約としてだそうです。」

 「契約・・・一体何していたんだ連中。」

 そう聞くとダイアナはこう答えた。

 「ではまずですが皆様はイ・ウーの最終目標は何か知っておりますか?」

 そう聞くとミシェラはこう答えた。

 「互いに情報を共有し合って天才を造る、そうだったな?」

 「はい、そしてその思想は戦後敗北した後にドイツからアメリカに亡命した

科学者によって明らかとなり今なおアメリカで研究されています。

作戦名は『ロスアラモス・エリート』・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 科学の力で天才を造らんがために人工子宮から生まれた人間を使うという

神の所業を犯したのです。」




 次回は説明の続き。
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