混弾のキンジ   作:caose

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 やっと10巻目が終わった。


報告かい

「科学って・・・つまりあいつらは人工的な出産で誕生したって事か?」

 「ハイそのとおりです、彼らは人工出産で生まれる前に遺伝子的改造を

施されて産まれましたが彼は成功例であると同時に失敗例だったのです。」

 「失敗例って・・・何があったんだ?」

 キンジがそう聞くとダイアナはこう続けた。

 「彼は・・・脱走したのです、資料に於いては発狂したと書かれていまして確かにそうだったのですよ・・・当時にいた研究者たちを皆殺しにしたのです。」

 「皆殺しって・・・そんな!」

 ポーナは嘘でしょうと思っているとメーヤはこう呟いた。

 「命とは主がその後意志を持って誕生し、そして死した時に主の下に送られるべき言わば主の分身その物。それを人の手で生み出すことは全ての自然に対する

侮辱その者です、彼らはその自然の倫理に背いた罰でしょう。」

 「お前なあ・・・ここでもぶれねえな。」

 キンジはメーヤに向かってそう言うとダイアナはこう続けた。

 「始めは成功でした、IQは290でそれによってロスアラモスの研究機関の教員達を生徒にしてしまい程の学力と十代前半でオリンピックの世界記録を幾つも塗り替えてしまったが故に・・・彼は烏滸がましくなってしまい厳重警戒していた

完全武装の軍人たち全員をその手で殺しました。」

 「・・・何て奴だ、全員を皆殺しかよ・・・!!」

 「そして彼はアメリカ政府から一流の暗殺者たちを送り込まれて

その対象となりましたがその悉くを殺された又は自分の手下として使われています、その後アメリカ政府はこれ以上の人員が不足する事を恐れて交渉して

彼とその仲間達をアメリカ武偵の人間として迎え入れました。」

 記録は以上ですねと言うがキンジからすれば厄介な敵としか言いようがない。

 だが謎がまだ残る、何故彼らは自分の名前を遠山と言うのか?

 そしてジーフォースが何故自分のことを兄と呼ぶのか??

 全てにおいて謎が残っているこの状況、どうやって切り抜けることも

考えないといけない中武力もどうするかと考えている中で・・・

メーヤがこう言った。

 「武器の方はこちらから銃弾や武器等を供与出来ます。」

 そう言うとダイアナがこう言った。

 「其れとですがジーサードはあの時と或る武器を持って逃げたそうです。」

 「武器?何だそいつは??」

 キンジがそう聞くとダイアナは・・・こう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・最強の人造兵器。『コード《P》』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてジオ品川

 「それで、こいつは何時目覚めるんだ?」

 「もう少し時間が掛かります。」

 研究者の一人がそう言うとジーサードがこう言った。

 「さっさと急げよ、じゃねえと間に合わねえからな。」

 「・・・分かってる、だがあと少し待ってくれ。こいつの調整は時間が

掛かるんだ。」

 そう言うとそうかよと研究者に向かってそう言って立ち去るのを見て

ジーフォースはそれを見ているとジーサードが入ってこう聞いた。

 「ねえさ・・・本当にこいつを目覚めさせるの?」

 「あんだ、お前は俺に何か言う事があんのかよ・・・?」

 そう聞くとジーフォースはそれに恐怖して慌ててこう言った。

 「そそそそそそうじゃないよジーフォース!けどさ・・・あそこから出した

アイツって使えるの?」

 「使えなきゃそこ迄だ、俺達の力を見せつけるには

これが手っ取り早いからな。」

 そう言うとジーサードは巨大な容器の中にあるナニカを見ていた。

 人型の・・・仮面が付いたバケモノみたいな風体をしたナニカが。




 次回は11巻目。
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