キンジが携帯電話の着信履歴から誰か電話がしたのかなと思って見て見て・・・
突如として知らない電話番号から通話が来た。
「誰だ?」
何だと思って出て見ると・・・玉藻が出てきたのだ。
『遠山か!電話機に何度も出んから心配しておったのだぞ!!急いで具足と
鎧竜剣を持って直ぐにじゃ!?』
「具足・・・装備って事か?どうしたんだ?」
キンジがそう聞くと玉藻はこう答えた。
『どうもこうも無いのじゃ!もう始まって・・・いや、厄介な事が
起きているのじゃ!‼』
「?」
『儂の式神が報せを送って来たのじゃ!ジーサードが東京に戻ったと同時に何かがそれを追って来ているのじゃ!!』
「ジーサードが!それに何かって一体何が来てるんだ!?」
キンジがそう聞くと玉藻はこう答えた。
『場所は品川火力発電所東南東!直ぐに向かうのじゃ!!そっちには
アリア達が向かっておる!?』
「分かった!兎に角俺も出るから他の・・・今残っている面子を呼ぶ!」
『アイ分かった、じゃが気を付けておけよ?ジーサードを追っていると思われる
相手は儂すらまるで知った事もない未知の手合いじゃ。気を付けよ。』
キンジはダイアナ達にこの事を伝えてメーヤが所属している教会から貰った
武偵弾頭数式分と防弾チョッキを装備してその後詠達も来て早急に準備すると
全員ダイアナの車に乗って火力発電所二向かって行った。
「水路は厳しそうだ、ボートは用意されてねえし湾岸は橋と水門で
行き止まりだらけで車に至っちゃあ年末が近いから道路工事シーズンで
東京湾トンネルが工事中。一般道で芝浦に行ったとしても20分はかかる。」
そう言うとキンジの電話から・・・白雪の通話が届いた。
「白雪・・・何だよ一体!」
キンジはそう言って見て見ると・・・アウトカメラ映像が届いた。
「こいつは・・・テレビ電話会議の情報データか!」
キンジがそう言うと映像に映っていたのは・・・厳めしいペインティングをし、サングラスの様なHMDをかけて現代的デザインをした漆黒のプロテクターを
体の各所に装着しその装甲と組み合わさった黒いコートを風に靡かせて
そのどちら迄もが金や金糸で飾られた・・・右腕が無く所々に返り血であろう、真っ赤な体となっておりボロボロとなっていたのだ。
そしてコンテナヤードの片隅のクレーンの上でライトブラウンの
防弾ロングコート・編み上げブーツと言う戦闘服を着た・・・カナが調と共に
ジーサードと共にいるが何故か2人共・・・ボロボロであった。
「兄さん迄!一体誰と!?」
キンジがボロボロになっているカナを見て驚いてそう言った。
これ迄最も強いカナがあそこ迄ボロボロなんだと思っているとその瞬間に・・・白雪から少し離れた場所で爆発が起きた。
『キャアアアアアアアア‼』
白雪の悲鳴と共に何だと思っていると・・・アリアが何もない場所に
向かって攻撃してきた。
すると何もない所から・・・ガンガン!と火花が散るのが見えた。
すると何処からともなく・・・それが現れた。
大柄な・・・特殊な装甲を幾つも身に纏ったナニカが現れたのだ。
『アンタ・・・何者なの!ジーサードの味方じゃないって言うのは分かるけど
見たこともない武器を使うあたりあいつらの関係者って事は理解できるわ。』
『・・・・』
『アンタを逮捕させてもらうわ!イ・ウーの関係者』
『馬鹿!そいつは手前らが勝てる敵じゃあ』
ジーサードがそう言った瞬間に其のナニカが・・・吠えた。
『GYooooooooooooooooooooooo!‼』
そして遠吠えを上げた後にアリアに向けて肩について或る何かがヘルメットから赤外線が出たと同時に・・・蒼白いのが放たれた。
『「!!」』
キンジ達も含めて全員が何だと思っているとメーヤがポーナに向けて
こう聞いた。
「ポーナさん、あれは一体何でしょうか?」
「知らないよ!あんなの私も知らないって!!」
そう言っている間にも白雪がそのナニカに向かって行くのが見えるが又もや
透明になったが白雪は超偵の能力を使って躱すがナニカが透明化を解除して
現れると右腕のガントレット部分から2枚刃のクローが現れるもそれを白雪は刀に炎を纏わせて受け止めるも・・・大柄であったがために吹き飛ばされた。
すると携帯電話が堕ちて空に向けるも音声だけは聞こえた。
『ユキりん!クソが手前!‼』
バンバンと銃声が鳴る中で電気の稲光が見えた。
そして暫くするとアリアの声が聞こえた。
『理子!レキ!!無事!?・・・動けないのとドラグノフが・・・壊れたって
ああもう!‼』
そして暫くしてその場所に着くとキンジがその目で見たのは・・・とんでもない光景であった。
「何だよ・・・これ。」
倒れている理子とレキ、白雪
壁に思いっきりぶつかったのであろう凹んだ壁の下にて倒れているアリア
ボロボロになって座り込んでいるカナ、調
そして・・・其のナニカによって首を締めあげられているジーサードが見えた。
其のナニカがキンジを見た瞬間にキンジは何かを感じて・・・鎧竜剣を構えて
インクルシオを顕現させた。
次回はそれとの戦い。