キンジとヴェルカは迎えに来てくれた二狐崎と共に車に乗るとキンジは
二狐崎を見てこう思っていた。
「(この子が生徒会長・・・ヴァレンティーナの話によりゃあこの一桜街の
全責任を背負っているにしちゃあ・・・何だろ理子を思い出すような
テンションなんだよなあ。)」
そう思いながら共通点もあるよなと思っていた。
「(低身長でロりっ子馬鹿っぽそうで胸・・・!!)」
そう思いながら胸の方に目を向けて・・・最悪だーーと思っていた。
正直な所理子とは比べようにもならない程の・・・爆乳が目の前にあった。
胸の前で両腕を組んでいるその姿は正に厄介だと思っているからだ。
然し胸を強調するその姿はキンジにとって最もヤバいと感じてキンジは
二狐崎の体ではなく顔の方に目をむいていると二狐崎はへええと
にやにやと笑ってこう言った。
「大体男子って胸とかそういう所に目を直ぐに向けるのに君は違うようだね、
うん。君ならヴェルカちゃんや他の皆を守れると見て取れるね。」
「イヤ俺はヴァレンティーナの護衛が主。」
「主だった目的はそっちで良いんだ、だけど少し他のみんなにも目を向けて
欲しいんだ。」
「そういやだがヴァレンティーナから聞いたんだが生徒の何人かがどっかの
誰かに依存し始めているって聞いたことがあるんだがそれ関係か?」
「・・・まあね、実はヴェルカちゃんのクラスとは違うけど既に3人くらいが
既に人格が変貌しているというか何というか・・・依存しているよう
なんだねえ。」
「依存か・・・厄介だなそいつは。」
キンジはそれを聞いてヤバいと感じていると二狐崎はこう続けた。
「それじゃあだけど当面の間君は彼女を守ってくれ、私達は出来る限り
サポートに回るからね。」
そう言うと先ずはねと言うと一緒についていた少女達を紹介した。
「先ずは右側の薄茶色のロングヘアの女の子は風紀委員の
『白峰 澄花』ちゃん、学園にいる間君の・・・監視をする事となってね。」
「監視って何で?!」
キンジはそれを聞いて何でと聞くと白峰は目をきつくしてこう答えた。
「簡単です、男は皆獣というのが常識なんです!それを一つ屋根の下でおおおお男の人とって・・・そんな不純な事認められますか!!」
「(そうだその通りだもっと言ってやれ!)」
キンジはそれを聞いて内心もっと言ってやれと思っていると左にいる紺色で髪を三つ編みにしている眼鏡をかけた少女がこう言った。
「まあまあ、『白峰』さん。生徒会長が認めたんだから良いじゃない?」
「ですが『辻林』さん!こう言う時はちゃんと言って置かないと!!」
「ええと・・・あんたは?」
キンジは雰囲気から見て松葉に似た雰囲気の少女に向けてそう聞くと少女は
こう答えた。
「ああ、初めまして。私は『辻林 祥子』、問題のクラスでクラス長を
しているんだ。」
「そうか、宜しくな(何か見た感じ松葉によく似た女の子だな)」
そう思うとキンジは安心するなと思っていると取敢えず趣味は何だと聞くと
『辻林』はこう答えた。
「うん?私こう見えてアニメとかが好きでね、結構詳しいよ。」
「ああ・・・俺の知り合いに同じ奴がいてな、そいつもアニメとかが好きでよく買わされるんだよなあ。」
「へえ?それさ・・・内容は?」
『辻林』がそう聞くとキンジは最近のを思い出してこう答えた。
「最近じゃあ『精霊使いのガンスミス』、『異世界ガールズバー』、
『赤の陰陽師』だったかなあ。」
そう言って内容を思い出していた。
最初のは魔法が世界で主立っている中で銃使いの少年が精霊を退治しながら
中世世界の中で近代文明を再現させるために戦うバトルファンタジー+
ハーレムもの。
2番目のは異世界転移したガールズバー職員の男性が色んな種族の少女達を
スカウトして荒稼ぎして色々と危ない事もするブラックアウトシーンも多数ある。
最後のは陰陽師なのにまあ・・・笑いながら敵対陰陽師や妖怪相手にボコボコに血まみれで殴ったり相手を刀で斬り捨てたり陰陽師なのに・・・式神使わずに
戦闘をするある意味問題作。
「へえ、結構コアね。ちなみに私は『4世界伝説』、『ハックファイター・
アサルトブレイカー』、『8マシン』ね。」
「ちょっと待て、直ぐに調べる。」
キンジがそう言って携帯電話を操作していると『辻林』が説明した。
「最初のは4つの世界の住人が手を組んで神を殺す物語、2つ目は
コンピューターのハッカーが兵器を操って人類が滅ぶ姿をハハハと笑いながら
殺戮するんだけどそんな中でAIの一つが其れに疑問を感じて反乱をするって話で
最後のは8体の機械だけになった世界で体がボロボロになって
体が崩壊していく中で再生する自然と世界、そしてその中で生まれる命と共に
自分たちの存在を問う物語なんだけど途中で生き残った人類がいてその子供たちを見守る中で機械たちが自分の存在意義を認識して自分たちがいる意味が
分かったと同時に自分達が朽ちてしまう前に子供が『ありがとう』っていう所が
感動シーンでそれで」
「おお・・・ちょっと待てよく分かったから。」
キンジは『辻林』の熱のこもったその言葉に押され気味になっていた。
すると二狐崎はキンジに向けてこう言った。
「そろそろ着くよ、あそこが私達の学園だよ。」
二狐崎がそう言うとキンジはその学校を見た。
「あそこがか。」
キンジはそう言って今後を考えていた。
そして学園について。