一桜学園に着いたキンジ達は二狐崎の後について行く中で何やら
声が聞こえていたのでそれとなく聞くとこの様な言葉が聞こえた。
ーーねえねえ、また胸大きくなってんじゃない?
ーーちょっとやめてよって嫌だもう。
ーーねえさ、最近馬締の周りって女の子可笑しくない?
ーーああ、(((uдu*)ゥンゥン知っている、初音ヶ丘さんに上坂さん、如月さん、
馬締先生とかがそうよね。
ーーそれどころかクラスの半分くらいが馬締側ってのが気になるよね、
アイツよくエロ本とか普通に持って来てるしなんかいかがわしい物持っては
白峯さんに怒られているのにへらへらしてるよねえ。
「・・・何かきな臭い匂いが立ちこんでるな。」
キンジがそう呟くとヴェルカはどうしたのと聞いてきたのでキンジは
こう答えた。
「いやちょっとな、そう云やあ俺はヴェルカと同じクラスだけど基本的に
クラス内じゃあどうするんだ?」
キンジがそう聞くと上坂がこう答えた。
「簡単です、貴方はクラス内では期限付きの転校生扱いとなっています。」
「期限付き?」
何だそいつはと聞くと辻林がこう答えた。
「この一桜街ってさ、在校生が殆ど全員大会社の社長や上層部の子息女だったり
各国の在日領事館の子供だったりと或るんだけど海外から来た子達が多くいてさ。
その為か国の事情で帰国しなきゃならない時や任期満了だったりの時にいちいち
退学届けを出さないとここから出れないなんて非効率でしょ?
だからそういう生徒達は期限付きで入学することが出来るのよ。
ヴェルカなんてそれだもん。」
「ヴェルカもか?一体何でだ??」
キンジがそう聞くとヴェルカは(*´σー`)エヘヘと言ってこう答えた。
「私こう見えてパイロットでね、近々この日本で行われる
『レッドブル・エアレース』の予選に出場する為にここに来たのよ♪」
「・・・ロシアじゃやらねえのかよ?」
キンジがそう聞くとヴェルカはこう答えた。
「嫌ね、向こうだと私の父親の影響力とか権力とかで代表にされそう
だったから・・・私は自分の力だけで出場したいの、その為にこの国に
来たんだから。」
ヴェルカはキンジに向かって目を見てそう答えるとキンジはこう思っていた。
「(へえ、中々芯の強い奴じゃねえか、子供っぽいかと思いきや自分の力を
最大限に使うために家柄とか気にしないで自分の力・・・あれ?何かいたな
そう言う奴。)」
キンジはアリアの事を思い出していると辻林がこう続けた。
「まあその為には仲間募らなきゃいけないんだけどヴェルカちゃんってこんなにスタイル良いから男子勢から人気良すぎて然も性格が良いし見た目も
滅茶苦茶良いから女子ですら仲間にも出来ずに一人でご飯とか食べてるけどね♪」
「ちょっと辻林さん!それ言わないでよね!!」
ヴェルカはも~~と言いながら怒っているがキンジはこうも思っていた。
「(あ、やっぱりアリアに似てるわこいつ。)」
そう思いまさか奴隷とか言わないよなとそう思っていながら生徒会室に来ると
二狐崎が入るとそれじゃあと言ってキンジに向けてこう言った。
「武器とかの書類はここで書いてね、万が一偽装されない様に武器は
全て出す事。この部屋には入った時に金属探知機が仕込まれていてね、
誤魔化そうとしても入力するとその情報と探知機のデータから偽装かどうか
見極められるから嘘はなし。例え金属探知機に引っかからなかったとしても
Xスキャンも同時にしてあるからねえ♪」
「随分厳重って・・・まあここの価値とか考えたらそうだよな。」
キンジはそう呟きながら出された電子版に武器を記入して提出すると
二狐崎はこう言った。
「うん、出された資料に今書いた奴。探知機と今出されている武器と全て同じ、大丈夫。ようこそ一桜学園へ。」
そう言って登録するとそれじゃあと言ってこう続けた。
「もう直ぐ授業・・・今からなら二限目って所かな、白峯さん、
案内宜しくね。」
「はい生徒会長、こっちよ遠山キンジ君。」
白峯がそう言ってキンジとヴェルカを連れて出て行くのを見ると辻林は
それじゃあと言ってある物を手渡した。
「ナニコレ?」
「君が言ってたんだろ?遠山キンジ君のレポートだよ。」
「あああったねそんなの。」
「アンタ本当に一度でいいからぶん殴りたいわいやマジで・・・!!」
辻林はそう言いながら拳をグ―にしているが二狐崎はページを開いている中で
ある物を見てこう聞いた。
「ねえさ辻林ちゃん良いかな?」
「何よ?何か用かしら??」
辻林は不機嫌そうに聞くと二狐崎はこう聞いた。
「これなんだけどさ、チームメイトだっけ?君にそっくりって言うか趣味まで
同じとかマジ笑えるwwwwww」
「よしそこに座ってなさい殴ってやるから!」
どっせ―と言って殴りかかろうとして二狐崎はその腕を掴んで・・・ぽいと
投げ飛ばすが辻林は壁を蹴って着地するが二狐崎はそれを見ずにこう続けた。
「然し中々の面子だねえ、其れに活躍している事件も相応だしこれなら・・・
解決できるかもねエ。」
二狐崎はニヤニヤと笑っているのを見て辻林ははいそうですかと適当に言って
出て行くと二狐崎は窓の外を見てこう呟いた。
「さてと、この風は何処に流れ着くのやら。」
そう呟きながら外を眺めていた。
そして教室へ。