「然しこいつら全員のしたとしても残りが多いし俺一人だとできること
限られっちまうな。」
キンジはそう言いながら倒れているやくざ達を見ていた。
何せあのエイリアン達の技術で造られたであろうこの鎧は間違いなく
殺傷能力以前にある意味戦略級兵器に該当されるであろうオーバーテクノロジーを
ここで見せるわけにはいかないなと思っているとそういえばと思って彼らの
携帯電話を押収して調べようとすると仮面のデータ情報がアップロードされ始めた。
「こいつは・・・ハッキング能力か!それにしてもこのデータと発信から見て・・持っているこいつらの位置情報か、俺の武器を奪った奴の画面もあるのか・・・全く便利だな本当に。」
キンジはそう言いながら取りあえずと言って場所を特定して・・・行動するために体を透明化させた。
「誰もばれてねえか、全く本当に便利だなこの透明化は。」
キンジはそう言いながらあの時のことを・・・ジーサードを思い出していた。
「あいつ・・・大丈夫なのかな?腕斬られてたし。」
そう言いながらある部屋に到達した。
「ここは確か・・・ヴェルカ達ここにいるのかよ?!」
キンジはそう言って武器よりも人質救出だと考えて・・・キャノン砲を
展開して・・・扉を破壊した。
数分前
「大丈夫ですかヴェルカちゃん?」
「はい、茶山先輩。ごめんなさい・・・本当なら救出しなきゃ
いけなかったのに。」
「大丈夫よ、けどあの男随分と強引な手段を使ってきたわね。」
辻林がそう言っていると二狐埼が全員に向けてこう言った。
「とにかく今は脱出する手段を考えよう、遠山君が今どこにいるのかも
含めてね。」
そう言っていると白峯はとにかくと言ってこう続けた。
「今はとにかく私たちができることを考えましょう、何とかしてここから
脱出して彼の暴挙を食い止めなきゃ!」
そういうと嶋乃がですけどと言ってこう続けた。
「通信手段は無いし武器も奪われて・・・どうしたら。」
そういうと突如として扉が開いた。
「それで・・・どいつだっけ?」
「あそこの栗色長髪の女だ。」
「然しそれにしても全員別嬪だよなあ、畜生俺にもおこぼれほしいぜ。」
「なあに後であの女どもを食べれるんだからいいだろ?」
そう言いながら男たちは両腕を縛られてる白峯を掴んで立ち去るのを見て
ヴェルカがこう言った。
「ちょっとあんた達白峯さんをどこに連れていく気よ?!」
「ああ!?どうせお前も同じ場所に行くんだから黙ってろよ!」
「良いじゃねえか?どうせ全員同じなんだからそいつも連れて行こうぜ!」
そう言って茶山先輩達がヴェルカ達の名前を呼ぶがヴェルカはこう言った。
「大丈夫、直にキンジが助けに来てくれるから・・・それで君塚さんは
何処にいるの?」
ヴェルカは男たちに向けてそう聞くと男たちの一人がこう答えた。
「ああ、若様ならお前らが行っているところと同じ場所だよ。」
そしてキンジが二狐埼達が閉じ込められてる場所目がけて攻撃する30秒前。
「ようこそ僕の可愛い可愛い彼女たち。」
「貴方の彼女になった記憶はないわよ。」
白峯がそう言うが馬締ははははははと笑ってこう続けた。
「いや君たちはなるんだよ・・・こいつでね。」
そう言って自身のスマートフォンを見せつけるとそれが何なのかしらと
ヴェルカがそう聞くと馬締は笑いながらこう答えた。
「くくくく、これは僕が彼女たちやこいつらを僕の意のままに出来る
特殊な奴さ。こいつで僕はハーレムを作って世界に君臨するんだよ!!」
そう言って光が出る寸前に馬締はこう言った。
「ああこれはね、少し時間がかかるんだよ他人の男を知っていて
それが大切な人間だったらそれが邪魔してこの催眠アプリが
機能できにくくなるんだよねえ・・・君塚さんみたいにね。」
そう言って馬締はベッドの上で魘されている君塚を見ると君塚は
魘されながら・・・こう呟いた。
「・・・遠山・・・先輩。」
そして・・・現在
「うおりゃあ!」
キンジがそう言ってキャノン砲で扉を破壊するとそこにいた茶山先輩が
それを見てこう言った。
「だ・・・誰ですか貴方は?!」
茶山先輩がそう聞くとああそうだなと言ってキンジがこう答えた。
「お、俺ですキンジです!!」
「遠山キンジ?!何であんたがっていうか何その恰好・・・仮装大会にでも
出る気なの?」
キンジを見て辻林が何か言いたげであると同時に少しほっとしているのであろう涙目になっているとキンジはクローを展開して縄を斬りながらこう聞いた。
「済まない、この格好には理由があってな。それで・・・白峯さんと
ヴェルカは」
どこにいるんだと聞くと嶋乃がこう答えた。
「大変なんです!白峯先輩とヴェルカ先輩がどこに連れていかれて!!」
「どこかに・・・どんな奴が連れてったか分かるか?!」
そう聞くと茶山先輩がこう答えた。
「確か・・・一人はインテリア風の若い男性、もう一人はホスト風でした。
茶山先輩の言葉を聞いてその情報を基にして場所を推移してキンジは
こう言った。
「良し・・・俺が先導して」
「いや、私たちがこいつらと一緒にここに残るよ。あんたがちゃんと
来てくれるって知ってるからね。」
二狐埼がにひひと笑っているとこう続けた。
「それに・・・舐めないでもらうよ?私たちだって護身術
持ってるんだからさ・・・頑張って救ってね。」
二狐埼がそう言うとキンジは分かったと答えて出ていこうとすると茶山先輩と
嶋乃がキンジに対してこう言った。
「キンジさん・・・気を付けてください。」
「遠山先輩!ヴェルカ先輩たちの事!よろしくお願いします。」
それを聞いてキンジはこう答えた。
「・・・ああ、帰って皆で飯食って帰ろうぜ。」
そう言ってキンジは透明化してヴェルカ達のいる場所に・・・向かって行った。
救出作戦です。