あの後一桜学園警備部の面々がやってきて君塚組の組員を拘束したのち生徒たちを保護した。
馬締の性対象となっていた少女たち全員・・・妊娠が発覚して中には発狂したり
自殺未遂して堕胎してしまった者たちが多数現れた。
さらに言えば馬締の家に対して抗議が殆どあり馬締の会社はどうにかして
隠蔽しようとするも情報が何処からか・・・メディアによってそれが世間に
明らかになった。
日本中の企業・・・それも馬締の手にかけた少女たちの親の会社達は賠償責任を
訴えてさらに言えば誘拐まで発覚しヴェルカの家であるロシア国防司令部から大使館経由で、さらに言えば二狐埼や茶山、白峯、嶋乃や多くの企業によって訴訟が
起こされ馬締家は・・・事実上の経営倒産と自己破産を持って終了となった。
だが当の本人は・・・行方不明となっていた。
今どこなのかと被害者各家は裏事情に詳しい情報屋を使って捜索するも・・・
今現在どこにいるのかは分からなかった。
そしてキンジはと言うと・・・。
「と言うわけで君の護衛任務は先ほど向こうから解除するって事になっている
けどそれでいいかい遠山君?」
「ああ、それでいいぜ。」
そう、ヴェルカの父親から娘の救出に協力してくれたことから代金を
支払ったのち今回の依頼を終了することとなった。
「君の依頼金は既に口座に振り込んでいてさらに言えば・・・君に対して
ロシアにいる父親から話があるようだけどそれはヴェルカちゃん本人に
聞いたほうが速いだろうね。」
「?」
二狐埼の言葉にキンジは何だと思っているが二狐埼は更にこう続けた。
「それとだけど嶋乃ちゃんの家からはお礼として家から新型の自転車1台、
辻林ちゃんの家からは編集局経由で君のお兄さんに対する不評の取り消しと同時にネットの悪評の削除等に尽力、茶山ちゃんの実家からは最新作のお菓子を
送ってくれるってさ、そんで君塚ちゃんからは実家が潰れたらしいけど今回の事で海外、特に中国での移動や船舶等の使用については都合付けるって。」
そう言うとそれとと言ってこう続けた。
「私からは家はアミューズメントパークや健康ランドを中心にしているから・・来年の春からオープンする新型施設の無料招待券をプレゼントするから。」
ハイこれねと言って渡されたのは許可証であった。
「後で一緒に来る人たちもいるんだったら電話して、融通利かすから。」
そう言ってそう言うとこう締めくくった。
「後これは私用・・・皆を守てくれてありがとうね遠山君。」
本当にと言って頭を下げるのを見てキンジはこう返した。
「良いですよそんな!俺はただ自分の仕事をやっただけなんだから!」
そう言って頭を上げるようにと言うと二狐埼はこう言った。
「それでもさ、君には恩があるんだから。今後私たちも君には何かしらの便宜を図らせるから。」
これは只の私たちの勝手なお礼だからねと言ってキンジはこう返した。
「・・・分かった、何かあったら。特に日本にいるときは頼む。」
それを聞いてうんうんと言うと二狐埼はこう言った。
「話は以上、荷物はもう用意してあるんだよね?」
「ああ・・・今までありがとうな二狐埼生徒会長。」
「じゃあね・・・皆のヒーロー。」
それを聞いてそうかといって生徒会から立ち去って出ていくのを見て
二狐埼は部屋の中でこう呟いた。
「・・・じゃあね、私の・・・初恋さん。」
そう呟いて窓の外を二狐埼は只眺めていた。
「キンジ~~!こっちよ~~!!」
「ヴェルカ!?」
キンジは学園の前で待っていたヴェルカを見て何でだと思っているとヴェルカがこう答えた。
「何言ってんのよキンジ!貴方は私たちの恩人なんだから!!それに迎えは
私たちも同行するんだって二狐埼先輩に言ったんだから!」
キンジに向けてヴェルカは大声で詰め寄るとキンジは胸が当たってやばいと
感じているとキンジは意識をそらすために他を見て・・・白峯を見ると
白峯は近寄ってこう言った。
「ほら行くわよ!貴方には言わなきゃいけないことがあるんですから!」
そう言って白峯はキンジの右腕に・・・胸が挟まるかのように密着すると
ああ!と言って今度はヴェルカが左腕に密着すると茶山先輩と嶋乃が目を見開いてこう言った。
「何してるんですかもう!」
「せせせせ先輩!私だって!!」
そう言った瞬間に嶋乃が前に、茶山先輩が後ろに抱き着くとキンジは・・・内心こう思っていた。
「(ああああああああああああ!胸が!!胸が体中に密着して体温が!?
俺の体に柔らかいものがーー!!!)」
そう思いながらこう言った。
「お前らいい加減にしろ!歩きづらいだろうがーー!!」
そして車に乗るとそう言えばと言ってキンジは嶋乃と茶山先輩に向けて
こう言った。
「そう言えば俺のために色々と融通聞かせてくれたようだな、ありがとうな。」
「いいえそんな!」
「そうですよ先輩!私たちがそうしたいって思ってたんですから!!」
そう言うと今度はヴェルカと白峯がこう言った。
「それじゃあ私たちから貴方にプレゼントよ♪」
「プレゼント?」
キンジはヴェルカの言葉に耳を傾けることとなった。
次回はそのプレゼント。