そして時は過ぎてキンジ達チーム金龍はキャラバンⅡの目的地である
香港行きの飛行機・・・否、カイズマスが保有するチャーター機で
向かう事となった。
やはり金持ちだなとキンジ達はそう思いながら向かっていくと・・・とある少女に出会った。
背丈的に言えばカイズマスよりも少し背が高いくらいのモデルみたいな
高身長の少女であるが・・・凄い目立っていた。
何せ胸が・・・巨大すぎるのだ、バルンバルンと揺れるその胸は多くの男性たちの鼻を伸ばしたり凝視したりしているので少女は何やら居づらいような
感じになっていたがキンジはあれはと思って声をかけた。
「お前もしかして・・・翼か?」
「え・・・あ!遠山先輩!」
そう言って少女・・・君塚 翼が大きな荷物を持って近寄ってくるとキンジは
こう聞いた。
「お前何でここにいるんだ?一桜にいたはず。」
「はい、実は組が解散することとなりましたのでそれで姉のいる
中国の香港に行こうかと思いまして・・・そちらの方々は?」
翼がそう聞くとああなと言って紹介した。
「俺の武偵での仲間だよ。」
「天草 信一郎です。」
「松葉よ。」
「カイズマスだ。」
「詠と申します。」
「ミシェラ・J・ダルクだ。」
「ダイアナと申します。」
「あの・・・私・・・クリスって言います。」
「ポーナだよ、宜しくねえ。」
互いに自己紹介して自身も紹介した後にそう言えばとミシェラがこう言った。
「お前か、君塚会の次期後継者と呼ばれていた。」
「アハハ、今は一桜を辞めて姉のいる中国に厄介になろうと思いまして。」
「行先は何処なのだ?」
ミシェラがそう聞くと翼はこう答えた。
「香港です、姉はそこで組が使っていた薬物ルートを利用して
雑貨商売をしています。」
今でも中国中を飛び回ってますよと言うが・・・ルートが薬物と言うのには
武偵からしたら見過ごせないなあと思っているとカイズマスがこう言った。。
「我々も香港に行くところなのだ、どうだ翼殿。我々の飛行機に乗るか?
空きなど十二分にあるぞ!」
「ええええその・・・良いんでしょうか私も一緒で?」
仕事の迷惑じゃないんですかと聞くとキンジはアハハと言って・・・説明した。
「クリスマスの予定作りで修学旅行って・・・普通じゃありませんよね。」
「ああ、悲しいことにこれが武偵高等学校の現実だ。」
そう言っていると他の奴らはと聞いてええとと翼はこう答えた。
「ヴェルカさんは帰国しました、この間の大会で好成績修めてましたし
それにあんなことがありましたから。」
「ああな・・・確かに家族からしたら帰って来いって言いそうだな。」
キンジはそう言って馬締が起こしたあの事件の事を思い出した、
当の主犯格はランパンによって連れ去られ更に言えば家も潰されて家族は
バラバラになったと聞く。
「何でも大統領に頼み込んでスパイを使って操作しているって
噂らしいですよ。」
翼が耳打ちでそう言うがキンジはそれどころではなかった、その理由が・・・
これ。
「(胸が・・・胸が当たって色々と柔らかいのが・・・!!)」
今でも胸の谷間がこれでもかと見せつけるかのような服装を着ているのに
更に近づいたので人肌まで感じてやばいと思っているとそれじゃあ他はと聞くと
翼はこう続けた。
「嶋乃さんは今でも自転車部です、二狐埼生徒会長と辻林さん、白峯さんは
何時も通りで3人とも正月は向こうにいるそうです。それと茶山先輩は京都に
戻って実家のお手伝いをしているそうですよ。」
「そうか・・・皆無事でよかった。」
キンジがそう言っているとカイズマスが飛行場を見てこう言った。
「皆着いたぞ!」
そう言って目の前にあるのは大型の・・・ジャンボジェット機である。
「これが・・・お前のか?」
「そうだ!俺はこれで入国したしな!!」
ハハハハハと笑っているが全員がこう思っているだろう。
『(・・・流石金持ち。)』
「私でもセスナクラスで下よ。」
『(いやお前あるんかい!?)』
翼の言葉にマジかよと思っているとさあ乗れとカイズマスがそう言うと
全員が飛行機に入ると内装は・・・凄かった。
「・・・ホテルでしょうかここは?」
詠がそう呟くが無理はなかった、内装はまるで高級ホテルだからだ。
座席は10あれば良いところで大型テレビにチェアークッション、冷蔵庫、
カラオケ迄色々とあったからだ。
「皆座席についてくれ、後で食事としよう。今日の食事は中国に行く事から
洋食のフルコースが待っているぞ!」
ハハハハハと言うのを聞いてもうツッコムノやめようと思って座ると
キンジはあることを思っていた。
「(ランパンのアジトは確か中国にある、緋弾を取り戻さなきゃ神崎は
緋緋神になって世界を戦乱に包ませようとするって玉藻や八坂さんが言ってた・・今までは迎え撃つだったけど今度はこっちから来るんだな・・・問題は孫悟空・・あいつを何とかするには・・・こいつだよな。)」
キンジはそう思いながら竹刀袋に入っているそれを見ていた。
鎧竜剣を分割した双剣。
「(やるしかないな。)」
そう思っているとカイズマスがこう言った。
「全員離陸するぞ!」
そう言って飛行機は飛んで行った。
中国・・・そこで待ちかねているのは一体何なのか・・・未だ知るものは
誰もいない。
そう・・・誰もいない。
アリアですら。
そして着いて。