混弾のキンジ   作:caose

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 話し合います。


諸葛との対談

キンジとポーナはその後もう一つの棟にある建物に向かい内部に入って

諸葛の部屋を探そうとして・・・声が聞こえた。

 「やっと来たやっと来た、お前たち侵入者だろ?」

 「「!!」」

 その声を聴いてキンジとポーナは揃ってその声が聞こえた方向に目を向けると

そこで目にしたのは・・・孫悟空であった。

 「孫悟空・・・!!」

 「見えないようにしているようだが見える、殺気を感じるぞ?

もう少し気配消せ。」

 そう言いながら胸ポケットから小さな・・・爪楊枝の様なものを出すとそれを宙に飛ばした途端にどんどんと大きくなって・・・棒になった。

 

 「何・・・それ。」

 ポーナがそう呟くと孫悟空はにやにやと笑いながらこう続けた。

 「これ如意棒、私の武器。お前たち・・・倒す。」

 そう言って構えた瞬間に・・・新たに声が聞こえた。

 「駄目ですよ孫さん、このお方たちは私のお客さんなんです?」

 「「!?」」

 ここでまさかと思って視線を向けたその先にいたのは・・・諸葛であった。

 「何で・・・お前が」

 キンジがそう言った瞬間に諸葛はこう答えた。

 「ここは私が使っている棟ですので私がいることは当たり前ですよ?

それとですが・・・こんな所で立ち話も何ですから部屋に来ませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「・・・・・・は?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さあどうぞ、ゆっくり寛いでくださいね。孫さん、ケーキは如何ですか?」

 「食べる!」

 諸葛の言葉に孫悟空はにぱーっと笑いながらそう答えるのを聞いて

それではと言って諸葛はコーヒーメーカーを・・・何と自分で操作していたのだ。

 「私はコーヒーが好きなんです、最近では中国でも流行いたしまして甘めですが私はこれが好きなんです。」

 さあどうぞと言って手渡すとキンジは暫く考えて・・・飲むと確かに甘いなと思っていた。

 無論ポーナも最初は怪しんでいて少し口を含むところを見てニコニコと

諸葛は2人に向けてこう言った。

 「(・_・D フムフムお二方は中々注意深く行動しておりますね、ですが私は

ここ迄入られた以上は何も小細工はしませんので堂々と事の様子を見守ります。」

 諸葛はそう言いながら冷蔵庫からバウヒニアの花を模ったケーキを出してまるでパティシエみたいに更に盛り付けている中でキンジは諸葛に対する印象を

こう思っていた。

 「(随分ひ弱そうな体系、髭もないしお姉系じゃない声高めの男性。

それに服装や見た目にも気を配るところから見てファッションセンスは良し、

それに家事だって得意そうだな周りの資料もそうだけど物だってちゃんと

置かれているしそれにこいつ鼻歌歌いながら作業して・・・

比較的温厚なのか?)」

 そう考えていると諸葛はケーキを3人の前に出すと孫悟空は一目散に食べ始め

キンジは諸葛に向けてこう聞いた。

 「あんた、俺達を招待して・・・何がしたいんだ?」

 そう聞くと諸葛は暫くして・・・こう答えた。

 「遠山キンジさん、私は貴方にこの香港ランパオの未来を託したいのです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「未来・・・どういう意味だ?」

 キンジがそう聞くと諸葛はこう答えた。

 「今香港ランパオは次世代に必要な素養を持つ存在が欠落しております、

その欠落した人間を手に入れるという意味においてこの極東戦役は私からすれば

まさに天の祝福に他ならないのです。」

 「・・・何なのそれ?」

 ポーナがそう聞くと諸葛はこう返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「カリスマ性です、相性や金銭で決まるのは中間管理職程度。普段は

どの様な人物であれ 有事の際には人を導き、纏め、敵ですら味方に変えてしまう存在・・・それを遠山キンジさんは持っております。」

 「高く見すぎだ、そんなもんが俺にあるとでも」

 「貴方の武偵でのお仲間様は全員が強者、そしてジャンヌ、

そちらのポーナさん、クリスさん、ダイアナさん、メーヤさんと貴方は時には

敵として出会った出会った人間ですら今や味方となって戦う存在を多く

保有しております。これでカリスマ性がないとは言い切れませんしトップは

それだけの懐を持っていなければやっていけれません。中国共産党だってそういうカリスマ性の高いお方を頂点としております。」

 そう言ってはははと言いながらこう続けた。

 「貴方には多種多様な人種・思想を一つに纏め上げそして未来へと歩める存在、私といたしましては貴方方とは今は敵対関係ですが同盟を結んでほしいと

思っています、あらゆる集団が一つの奔流となれば争う必要性は無くなり

恒久和平への道筋が見えます。そしてその起点として私は貴方に

期待しているのですよ。」

 それを聞いてポーナはああねと言ってこう続けた。

 「それって中華思想って奴?だからこそ他国に対して色々とお金を渡して

有利に事を進めていたのね?全ては一つになって世界から争いを無くすという

願いの為に。」

 不可能じゃないのと聞くと諸葛は笑いながらこう答えた。

 「ハハハ、確かに不可能の様に聞こえますが我が一族は劉備玄徳から代々『主と仰いだその人の作る世界を見たい』と言う思いが受け継がれております。ですから私は決めたのです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・貴方の作る未来を香港ランパオの皆に見せてやってください。

お願いします。」




 その答え。
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